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自意識過剰とは何?ナルシストとは違うの?「自信がない」「人の評価が気になる」人へ

自意識過剰というと「ナルシスト」「自己主張の強い人」というようなイメージをもつ人もいるのではないでしょうか。

ナルシストは「自分を愛し、自分に陶酔する様子」を表す言葉です。外見を異様に気にしたり、自分を大きく派手に見せたいタイプの自意識過剰です。

しかし一方で「自分に自信がない」「人の目が怖い」「嫌われたくない」などの、気の小さいタイプの人も自意識過剰の部類に入ります

決して「自分に自信がないのは自意識過剰のせいだ!」とあざ笑いたいわけではありません。自業自得などと批判したいわけでもありません。これを書く筆者もまた、自意識過剰であることが確かなので、同じ仲間としての考察をシェアしていきますね。

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自意識過剰とは何か?

自意識過剰とは、自分に意識が向きすぎた状態のことをいいます。

自分はこれでいいのか」「自分とはなにか」「自分はおかしいのではないか」「自分はダメな人間なのではないか

このように「自分とは何か?」という、内に向かって考え過ぎてしまうことにより、日常の仕事や恋愛、人間関係、子育てなどいろいろなことが上手くいかなくなるケースは少なくありません。

「自分を好きかどうか」と「自意識過剰かどうか」は一見異なるようですが、その根底には確かに自分を愛したい、自分を自分で肯定したいという思いが隠されていると思っています。

自意識過剰だと、なぜ自信がなくなるのか?

自意識過剰には「ナルシストタイプで自分が好き、自分の欲求に素直に従える人」と「自分が嫌いで、自分の欲求よりも他者の評価に従う人」がいます。

もちろん、完全に2つに分けられるものではありませんが、大きく分けると真逆のタイプになるんですね。筆者は後者の「自分が嫌いで、自分の欲求よりも他者の評価や欲求に従う人」でした。

他人の評価を気にする価値観が根付いている

自意識過剰なのに自信がない人の心には「人からの評価を基準に、自分の行動を選ぶ」という価値観が染み込んでいます。

これは日本の社会的背景や、育った家庭環境や親子関係、学校生活でのできごとなど、いろいろな原因があります。どんな原因にせよ、自分と他人は違うことや、人の評価よりも自分の気持ちを優先していいという考えに変えていくことで少しずつ変わっていくでしょう。

他人の評価を気にしなくなるためには「自分は、そのままでOKである」という自己肯定感を養っていくことが解決につながりやすいです。

自分が嫌いなのに、自意識過剰ってどういうこと?

自分が嫌い……と感じることはありませんか? 自意識過剰は、自分を愛する心が強くなりすぎることによって起こります。それなのに自分が嫌いと感じるのは矛盾しているようにも見えます。

自意識過剰なのに自分が嫌いな場合、他者から認められることや、褒められること、その場の波風を立てないことをなどを優先し自分を守っている状態です。

つまり、心の根底では自分を愛しているし、自分が大好きなのです。だから、守ってあげたい。それは当然の心理的反応なのかもしれません。

日本人は自意識過剰になりやすい

日本人は自意識過剰になりやすい人種です。

島国であることや、人と足並みをそろえることで戦後を乗り越えてきた社会的背景など、さまざまな要因によって人々の意識が内側に向きやすくなっています。しかし、自分の内側に意識が向きやすいことは悪いことではありません。

  • 職人文化
  • おもてなし精神
  • 高度な機械技術
  • 治安のよさ
  • 街の衛生面

これらの日本の文化や特徴、産業などはすべて世界でもトップレベル。日本の文化は「自分たちが自分の中で納得できる美しさや素晴らしさ」を追及している、自意識の賜物なのです。

だから、自分の内側に意識が向くこと自体を「やめるべき!」と言いたいわけではありません。ただ、それによってあなたが苦しんでしまうのはもったいないので、少しずつ改善していけるといいですね。続いて、対処法と自己分析方法を見ていきましょう。

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自意識過剰で自信がなくなる人は、どう対処していく?

自意識に気持ちが向きすぎることで、自信がなくなったり、ネガティブ思考に陥ったりしてしまう人は、こんな方法で対処していくことで少しずつ楽になります。

ものごとを深く考えすぎないようにする

自意識過剰により自信がなくなりやすい人は、考え過ぎるクセ がついてしまっていることがあります。自意識に心が向きすぎると、正解のない問題や考えても答えの出ないことを延々と考えて疲れてしまうのです

考え過ぎるのは、もともと持っている気質が原因していることもあります。1つの情報に対して、さまざまなパターンや最悪の事態を想定してしまうことも。

ただ、思考のクセは、意識的にやめる、ストップさせることで改善していくので大丈夫です。根気がいるかもしれませんが「あ、またいつもの悪い方に考えるクセが出ているな」とか「自意識に気持ちが奪われているな」と気付いたら、他のことをしたり、気分を切り替えるように工夫するなどしてみましょう。

自他境界をしっかり引いて自意識過剰を防ぐ

自意識過剰で自信がなくなる人は、自分の言動によって人が自分をどう思うか、どう評価するかを気にしすぎています。

ということは、自分と他人の境目が曖昧になっており、いろいろなことを自分に関連付けてしまっているとも言えるのです

  • 自分がこれを言うと、人に嫌われるのでは
  • あの人の機嫌が悪いのは自分のせいでは
  • あの人に嫌われたら自分はおしまいだ

あくまでも一例ですが、人の機嫌や好き嫌いというのはその人の問題です。あなたがどれだけ人に親切に愛想よくしても、あなたのことを嫌いになる人もいるし、好きになってくれる人もいます。また、あなたが何をどう考えて行動しているかなんて、まったく気にしていない人もいます。(まったく気にしていない人の割合の方が格段に多いです)

何事にも自分を関連付けてしまうことがないよう、自分と他人の境界線をしっかり引くということをやってみると、楽になることがあります。

自己肯定感を養う

自己肯定感とは「自分はここにいていいのだ」「そのままの自分で大丈夫なのだ」と思える気持ちのことです。

人の目を気にしたり、自意識過剰になって「自分ってどうなんだろう」「自分は劣っている」「自分とは何なんだ」というループにい陥ったとき。そこには必ず「〇〇でない自分に価値はない」と思ってしまう心があると思うんです。もしかしたら、無意識のところで「〇〇でなければいけない「〇〇であるべき」という考えに支配されているのかもしれません。

自己肯定感を正しく養い「どんな自分でもOK」「そのまんまで大丈夫」と感じられるようになると、他人の目ももちろん気にしなくなります。だらしない自分も、カッコ悪い自分も、ナルシストな自分も、なんでもOKだと思える。よって、悩んだり、自信をなくして自責するようなこともなくなっていきます。

自意識過剰な自分を責めないで。一歩ずつ変化していこう

「自意識過剰」という言葉は、ちょっと悪いイメージがついてしまっています。「自分に自信がないことで既に凹んでいるのに、さらにその原因は自意識過剰だなんて……」と落ち込んでしまう人もいるはず。

でも、自意識過剰な自分を責めないでほしいです。心の仕組みや、人との関わりで大事なことをしっかり知り、日常で実践していくことで、毎日は少しずつ変化していくはずです。/Kandouya編集部

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