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その洋服、本当に好き…?他人目線のファッションを捨てたら解放感がすごい!

「他人目線のファッション」という言葉に、思い当たる節はありませんか?

他人目線のファッションとは「どう見られたいか」という視点で選んだ服のことです。

ファッションって意外に心のと関係が深いものです。あなたが好きだと思っているファッションやクローゼットの中に入っている服は、あなたの深層心理に関わっているかもしれません。

この記事では「本当に好きな服以外を捨てる」ことで、驚くほど心の解放感を得ることができる……というお話をしていきます。

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ファッションを選ぶ基準を「どう見られるべきか」で選んでない?

あなたが普段、洋服を選ぶときの基準はなんですか?

  • トレンド感
  • 街で着ている人が多い服
  • お洒落な友人がもっているアイテム
  • インスタや雑誌でよくみかけるアイテム
  • 「旬」な感じのするスタイル

いろいろあると思います。

では、上に挙げたような洋服を選ぶのはどうしてでしょうか?

トレンドだから?みんなが着ているから?

「おしゃれ」とされる人が着ている服だから?

雑誌やSNSでよく見かけるから?

どこにも「自分が好きだから」が入っていないのです。

「トレンドだから好き」というのはあり得ない

流行・トレンドのファッションをすることが悪いわけではありません。でも、そこに「あなたの心からの好き」ってあるのでしょうか?

ワンシーズンごとに新しい形の服が流行ります。そのたびに、新しい服を買いそろえて昨年モデルの形は捨てたり部屋着になったりします。特徴的だけど、今の流行じゃない服は中古でも売りにくくなります。「もうこういう服を着ている人はいないから」という理由で、人気がなくなっていきます。

どんどん移り変わっていく流行のアイテムの形や色、柄、テイスト、あなたは本当に「好き」ですか?

流行っているけど、これは好きじゃない。流行っているけど、自分には似合わない……こういうファッション自己分析ってものすごく大事です。

ファッションで、自分を無意識に「枠」に当てはめていることも

あなたは、職業や肩書き、性別、立場で洋服のジャンルを選んでいませんか。

もちろん、TPOを弁えることや周囲との調和をある程度保つことは大事です。ビジネスシーンではある程度着られる洋服ジャンルが固定されていますので、仕事中のファッションはここでは除きます。

でも「私は〇〇だから、それっぽく見える服装をしなければいけない」という無意識の固定観念はありませんか。

もともとそこまでファッションに興味やこだわりがない人ほど、こうした「他人目線のファッション」を選んでしまいやすいです。それなりに見えて、目立たなくて、そこそこおしゃれっぽく見えればいい……

そんな基準で洋服を消費するから「ファストファッション」が大流行し、みんな同じようなファッションの女性で溢れかえってしまうわけです。

本当に好きな服と、一般的だから着る服

あなたのクローゼットの中を見てみてください。その服の中に「大好きな服」と「なんとなく買った服」のどちらの割合が多いですか?

そして大好きな服は、どんなところがどう好きですか? 反対に、なんとなく買った服について、どこがどう素敵かを説明できますか?

なんとなく買った服を、なんとなく周りに合わせて着て、なんとなく流行が去って……

もちろん、流行を追ったりトレンドの服をうまく着こなすために努力する期間も大事です。周囲から「すてきだね」「おしゃれだね」と評価されることで自分の中の「認められたい欲求」が満たされていきます。

でも、この認められたい欲求の段階にずっといると、今度は「自分らしさってなに?」ということがわからなくなって、収拾がつかなくなってしまうのです。

あなたは、自分のファッションを自分の「好き」で選ぶ段階にきているかもしれません。

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ファストファッションを捨てよう!ファッションは「洋服」のことだけではない

ファストファッションブランドが大流行していますが、あなたはファストファッションが好きですか?

手ごろな価格で、それなりの見栄えで、トレンド感がある。それで十分という人もいますが、ファストファッションを追いかけていると、すごく苦しくなってしまうことがあります。

ファッションとは、洋服のことだけを指すのではなく、アクセサリー・靴・バッグ・髪型・表情・姿勢……このように、あなたという人間トータルの外見を「ファッション」と呼びます。

いくらトレンドの洋服を着ていても、髪型が垢抜けなかったり、小物の使い方が下手だったりすると、トレンドの洋服もあまり意味がないんですよね。つまり、その都度その都度で、流行のものだけを取り入れても、統一感がなく一貫性がない。すると全体的なファッションもかっこうつかず、足りないアイテムばかりになります。

今度はあの靴が欲しい。今度はこの靴に合うバッグがないから買わなきゃ。美容院に行かなきゃ。あぁ、美容代と被服代がかかりすぎる……お金がないからやっぱりまたファストファッションしか買えないなぁ。

自分の好きではなく「トレンド」だけで洋服を選んでいると、おそらく一生このループなんです。

ファッションは、あなたの「アイデンティティ」です。自分とは何か、自分らしさとはなんだろうか。そこが非常に重要であり、はっきり追及してみませんか? きっと今よりもっと自由な感覚が得られるし、よい意味でファッションへの執着がなくなり楽になります。

好きな服、着たい服だけ残したら、毎日がどう変化する?

では、いざクローゼットの断捨離開始!となったときは、とにかく「大好き」な服だけ残す。これは断捨離の鉄則です。高かったから、ブランドだから、思い出があるから……という理由は一切なし。好きか・そうでもないか、の2択で思い切って決めてみましょう。

ファストファッションに興味がなくなる

自分の好きなファッションの系統がわかり始めると、好きなブランドができてくると思いますし、すでに好きなブランドがある人も多いはず。同じブランドや似た系統のブランドに絞っていくことで、ファッションアイテムのバラつきがなくなります。

その都度目についたもの、ピンときたものを適当にそろえていると、どうしても組み合わせができなくて「着ない服」「着方が難しい服」ができてしまうんですね。でも、同じ系統のブランドで統一することで、その組み合わせの難しさが解消されます。

色も、形も、テイストも似ていれば、どれとどれを組み合わせてもある程度かっこよく決まるものです。

買い物の時間も減るし、疲れない

自分の「好きな服」がはっきりしていない人は、ただただウィンドーショッピングで時間をつぶしてしまうことがあります。ショッピングモールやデパートの上から下まで全部回り、膨大な選択肢の中から気に入るものを買う……

これってかなり時間のムダだし、疲れますよね。だから結局「トレンドでそこそこ可愛いものが安く手に入るファストファッションでいっか!」という風に、なっていってしまうのですね。

でも、自分の「これ好き!」という感覚に従っていれば、服を選ぶお店だって限定できますし、その店だけを見ることもできます。また「ここのブランドのものは信頼できる」という確信や、メーカーごとのサイズ感がわかれば、ネット通販で買い物にかける時間を節約することもできます。

毎日の着替えは、たったの3分

同じ系統のブランド、同じテイストの服しか持たない。そして、やたらにたくさんのアイテムをもつのではなく、好きなものだけをほどほどに持つ。これを徹底すれば、あなたの頭の中にもっている洋服のデータがすべて入ってしまいます。

頭の中に洋服のデータがあるので、毎日の着替えはたったの3分で済みます。歯を磨きながら、スマホでニュースを見ながら、コーヒーを入れながらでも、コーディネートを頭の中で考えることができるから。

雑多なトレンドアイテムをバラバラに持っていると、実際に着てみないとかっこよく決まるかどうかがわかりません。だから、毎日のコーデに悩んでしまうんです。

自分が大好きな特定のブランドと、同じテイストの服だけに絞れば、どれとどれを組み合わせてもだいたい様になる。頭の中で組んでおいたコーディネートをただ着るだけでいいのですから、時間は3分もあればじゅうぶんなのではないでしょうか。

「今日はこの服だから人に会えない」がなくなる

服をやたらに持っていると「今日は勝負服!」という日と「今日はイマイチな服」という日が出てしまいます。これは、大好きな服だけでなく「仕方ないから着る」「もったいないから着る」という服があるからです。

そういう「仕方ないから着ているファッションの日」って、誰かに合う気もしないし、ましてや好きな人の急な誘いに乗るなんてもっての外……ってこともありますよね。「もっとちゃんとした服を着てくるんだった……」なんて後悔することにもなるわけです。

大好きな服だけ着る。特別な日も、そうじゃない日も。特に、派手なファッションをするということではなくて、あなたが心から「自分らしい服」「居心地のいい服」と思えるものを身につけてみてほしいのです。

好きな服以外捨てる。それは常に自分軸であることと同じです。

好きな服とは、値段も、トレンドも、ブランドのランクも関係ありません。

今回この記事では「ブランド」という言葉を多用しましたが、ブランドを選ぶ基準も「自分の好き」を大事にしてほしいのです。これをもっていることがステイタスである、みんなに人気のブランドだから、という理由で選んだらまた同じことになるので意味がありません。

「自分が、自分の中で、勝手に満足できるもの」を身につける必要があります。それ以外の、しょうがないから着る服や「〇〇っぽく見られたいから着る服」を、思い切って断捨離してみませんか?

ファッションは、単純な飾りじゃないんです。あなた自身であり、ファッションに自分らしさを取り入れるだけで、あなたはきっと解放感と幸福感を得ることができます。

誰の目も気にしなくていい、自分が「これがいい」と思うものをもっと大事にしてほしい。そのためには、むやみにファストファッションを買いあさることや、トレンドアイテムを適当に集めるような洋服えらびからはもう、卒業してみませんか。/Kandouya編集部

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