彼氏はいらない!?そんな女性の理由とは…
近年彼氏はいらない、とめんどくさくなってしまう女性が増えているみたい。
女性はみんな恋が楽しくて、彼氏がほしいもの。そんな風に女性を総まとめするのはちょっと時代遅れなのかもしれません。
しかし常に365日「1人でいたい」わけでは絶対にないはずですよね。
今回は「彼氏なんていらない」と言ったり、本当に彼氏を作らない女性の心理とその理由に迫ります。
「彼氏はいらない」と思ってしまう理由
毎回付き合う相手がややこしくて疲れた
そんなつもりはないのに、付き合うたびに束縛だったり、メンタルの弱い人、依存など「ややこしいタイプ」につかまっている自分に気付いてしまうと「もうしばらく彼氏はいらない」と思うもの。
今度は全然違う人と…と思っているのに、いざ付き合うようになると元彼と同じようになっていく…。
彼氏がいると毎日の生活は楽しくもなりますが、その反面しんどいことが起こると生活全体のモチベーションが下がったり、影響が出たりするものでもあります。自分でもどうして「普通の人」に好かれないのか?と疲れているのがひとつの理由です。
「どうせ浮気する」「うまくいかない」と思うから
彼氏がいらないや…というところまで到達する女性は、これまでの恋愛で傷ついている傾向があるでしょう。信じていた人なのに浮気されたり、どんなに頑張っても結局は別れてしまう…
そんな”繰り返し”に疲れているから、もう男性をまっすぐに信頼することがむずかしくなるのです。
ましてや今では結婚しても多くの離婚が発生している時代。彼氏はいらない、と思う女性そのものが母子家庭で育っていたり、なんらかの理由で両親が不仲であるなどの環境もめずらしいことではありません。
信じてもどうせうまくいかないなら、いっそ彼氏はいらないし、好きなことをしている方がいいと感じるのです。
恋愛以外のことがとても充実している
人を好きになったり、強く思われたり思ったりすることは、幸せでもありそれなりに時間を犠牲にもします。
恋愛しながら今やりたいことに力を注ぐのがむずかしい人だっているでしょう。これまで付き合ってきた人と別れ、自分の夢や目標がうまく進んでいたり、もっとこうなりたいと向上心が高まっているタイミングだと「今は彼氏はいらない」となることもあります。
想像してみると、彼氏ができれば多少なりとも縛られる部分があり、好きな時に好きなことができないのは明らかです。
今は恋愛に縛られたくない、自分の時間だけを大切にしたい!という心境なのかもしれません。
彼氏はいらないと思う人の奥底にある心理
情が深く優しい性格だから尽くしてしまう
「彼氏はいらない」とだけ聞くと「ちょっと冷たいのかな」と思うかもしれませんが、本当はその逆。
彼氏ができるとなんだかんだで深く情が湧き、結局は尽くしてあげるタイプだからこそ「いらない」となるのです。
色々なことをちゃんと考え、何かとお世話をしてあげたくなるくらい大切にしてしまうから、一つの恋が終わるたびに燃え尽きた感があり疲れやすいのですね。
ちゃんと「愛されたい」と誰よりも思っている
元々人とまっすぐに向き合い、一途で一生懸命な女性ほど、彼氏に対しても誠実さを期待します。自分だけを見てくれて、つらいときは支え合って、自分もそうしたいというまじめな恋愛観があります。
そのため彼氏に傷つけられたり嘘をつかれたり、裏切られたりすると、簡単に次の恋へいくことはできません。
ありのままを理解してくれる人がほしい
男女の間の感情は複雑で、簡単ではないもの。お互いのダメなところもいいところも受け入れ、お互いのやりたいこと、好きなことを尊重しながら、無理をしなくても分かってくれる「理解者」のような彼氏がいればいいのに…
そんな願望はあるものの、現実の恋は、そううまくいかないですよね。
言葉だけ並べてみると「都合のいい彼氏がほしい」と言っているみたいなのもちょっぴり嫌だな、と感じる女性もいるでしょう。口では「彼氏はいらない」と言っているけれど、それは「自分らしくいられない彼氏はいらない」という意味なのです。
「彼氏はいらない」と言う女性が望むものとは?
好きの前にちゃんと自分を知って欲しい
あなたが男性で、好きな女性や彼女に「今はもう彼氏はいらないの」と言われて振られたとします。そんなときは決して焦らずに、ゆっくりじっくりと信頼関係を築いてあげてほしいと思います。
「好き」や「付き合って」の前に、一人の人として、女性としてどんな人なのかを知ろうとすることが大事なんです。
やみくもに距離を縮めるのではなく、気づいたら一番近くにいる「理解者」としてそばにいるようにしてみて。なんでも素直に言える関係を作り、女性が心を開いてくれるまでは遠回りでも「友達」でいることをおすすめします。
つかず離れずの「大人な恋愛」がしたい
「彼氏はいらない」と言う女性がどの理由に当てはまっているとしても、こう感じている女性は精神年齢の幼い恋は、もうしんどくてできないのかもしれません。
たとえばいつも毎日連絡を取り合う、休みの日には必ず会う、異性関係をすぐ疑う…といえばわかりやすいでしょうか。
そんな関係は少しドライにも思えたり付き合ってる意味あるの?と思う人もいるでしょう。そう思ってしまう人は、恋愛するのがしんどい相手ということです。ベタベタとしなくてもお互いに自由にし、会いたいときにふらっと会って癒される、そんな余裕のある恋愛って悪くないですよ。
付き合うなら「結婚したい」と思える人がいい
女性にとって結婚は人生を大きく左右する大事なことですが、年齢を重ねていくと、どんなにドキドキして魅力的な男性であっても「危うい恋に時間はかけていられない」と思うようになっていくのです。
将来をイメージできる男性は第一にとても穏やかで、包容力のある人。仕事を真面目に頑張り、感情的にならず、一緒にいてほっとすることのできる相手なのです。
彼氏はいらないと思う背景には「もうどうせ別れちゃう彼氏は作りたくない」という本音も隠されているでしょう。これは冷たいわけではなく、現実的にそう思わずにはいられない女性心理なのです。
彼氏はいらない、でも「理解者」となら付き合いたい
「彼氏はいらない」と思う女性は、もしかしたら今後も増えてくるかも。
ですが本音としては「なかなか理解してくれる人がいないから」「誠実な人と出会えない」などのトラウマや、臆病になってしまった経緯があるのかもしれませんね。
女性が自立する割合も多くなってきている現代。男性はそんな女性をどう思い、どういう愛情の形を作っていくのでしょうか。
正直なところ、彼氏はいらないのではなく「信頼できない人はしんどい」と言い換えると分かりやすくなります。一概にこうだと言い切ることはできませんが、彼氏はいらないと言わせない男性が現れてくれるといいなと思います。
男性も女性も、どちらが問題だと決めつけずに、お互いを尊重しあう関係性を作っていけるといいですよね。