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飲み会の後ってなんか凹まない?今日から《飲み会クライシス》って呼ぶことに決定。

飲み会後に落ち込む、1人反省会しちゃう……

あなたは「飲み会の翌日の強い嫌悪感」に悩んだ経験はありませんか?

お酒は割と好き。むしろ大好きという人もいるでしょう。

飲みの席の雰囲気も好きだし、やっぱり外で美味しい物を食べながら誰かと他愛もない話をするのは楽しいものです。

でも、なぜか翌日目が覚めてみると、昨日の自分の言動を振り返って後悔したり、人に嫌われるような要素がなかったか不安になったりする。

特に羽目を外しすぎたというわけでもなく、失敗をしたり、潰れてしまったというわけでもない。

それなのに、なぜか不安になり、自己嫌悪感でいっぱいになってしまう……

これが【飲み会クライシス】です!

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飲み会は楽しいけど、翌日の落ち込みが怖い

飲み会後の激しい気分の落ち込み、実は非常に多くの方が感じています。

筆者も、飲み会後の激しい落ち込みに悩んだことがありました。私は、お酒への耐性が強く、深酒をしてもそれほど記憶や体調への変化はありません。

しかし気を遣う飲みの席や、親しくない間柄の人との飲み会の後は、必ず激しい自己嫌悪に陥ります。気の置けない楽しい会だったとしても、いい気分に酔えば酔うほど気持ちの反動を感じました。

飲み会後の自己嫌悪は、お酒の強さとは関係がないということです。

酷いときは、飲んで眠ってから数時間後に目が覚め、恐怖感で再び眠れなくなったり、1週間くらいずっと飲み会のことが頭から離れないことも。

こんな気持ちになるくらいなら、飲みになんて行かなければよかった思ったこともあります。

程度の差こそありますが、飲み会の後の気分の落ち込みは、多くの人に自覚があるものなんです

しかし「私この間の飲み会で、変じゃなかった?」なんて自ら墓穴を掘る勇気なんてない。「あぁ、意外と〇〇なんだね。」なんて言われた日にはもう、消えてなくなってしまいたいくらい恥ずかしい。

ただこの悩みを知人に相談しても「そう? 不安になったことなんて一度もないよ?」「気にしすぎじゃない?」とあっさりスルーされてしまうことも多いんですよね。

だからこそ誰にも話せないし、共感してもらうのも難しく、モヤモヤを抱えたままになるというわけなんです。

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飲み会後の落ち込み、飲み会クライシスのメカニズムってあるの?

飲み会後の気分の落ち込み、いわゆる飲み会クライシスは生理現象の可能性があります。

  • カリウム不足による疲労感
  • 飲酒によるセロトニンの分泌低下
  • アルコール処理による体力低下

飲み会後の不安感と、お酒の成分や影響が必ず影響しているとは言い切れません。二日酔いを経験した方なら分かると思いますが、アルコールの摂取量が多いとかなりの疲労感と脱力感に見舞われます。

体と心は必ず連動しているため、体の急激な疲労は当然精神面にも影響するのです。

お酒を飲み過ぎた場合、メンタルも疲れていつも以上に消耗してしまう。

これが、あの不安感や自己嫌悪感などの、いわば「抑うつ状態」にも似た状態なのです

飲み会クライシス、英国では「ハングザイエティー」と呼ばれている

英国では、飲み会の後の気分の落ち込みや不安感を「ハングザイエイティー」と呼んでいます。

二日酔いを「ハングオーバー」と心配の意である「アングザイエティ」をミックスさせた造語で、医学用語ではありません。

ただし、イギリスの飲酒セラピストは「ストレスホルモンと飲酒後の気分の落ち込みには関係がある」と示しています。明確な原因がわかっているわけではありませんが、セラピーに訪れる女性の中でも大多数の人が飲酒後の気分の落ち込みで悩んでいるのです。

日ごろのストレスを飲酒の高揚感によって解放し、酔いがさめたあとにその反動が一気にくるというわけで、決して不思議なことではないということ。ある種の生理現象のようなものですが、性格が内向的で内に秘めやすい人ほど、飲み会後の落ち込みが強い傾向もあります。

飲み会後の落ち込みは、当日のメンバーによっても変わる

好きな仲間、気の置けない友人とだけ、お酒を飲めればいいですよね。しかし実際は、楽しい飲み会だけではないはずです。

  • 職場の飲み会
  • 歓送迎会
  • 忘年会 新年会
  • 接待飲み会
  • 自治会の飲み会
  • PTAの飲み会
  • 保護者会の飲み会
  • ママ友の飲み会

距離感のある人や、気を遣わざるを得ない飲み会のほうがむしろ多いかもしれません。

また、合コンやオフ会など、楽しいイベントだったとしても、普段から人に気を遣いやすい人はその分体力や気力を消耗します。例えその場の雰囲気が楽しかったとしても、緊張やプレッシャーが全くないということはありません。

気付かないうちに消耗していた神経の疲れが、就寝後や翌日にドッと出てきたとしても、決して不思議ではないんですよね。

また、緊張している飲み会や、気を遣う相手との飲み会は料理が食べられない」という問題も。

緊張すると食欲が落ちるため、空きっ腹にお酒を飲むことになります。緊張をごまかすためにお酒のペースがドンドン早まって、いつも以上に飲み過ぎてしまうということも。

つまり、飲む相手やその飲み会の雰囲気、関係性なども飲み会クライシスの一因となっているわけなんですね。

さらに、お酒を飲んでいないときでも、人との会話や接し方を振り返って不安になったり、気にしすぎてしまう気質の人もいます。

元々繊細で敏感な性格である場合、お酒の席の反省はひといちばい強くなるのでは。

ただ、実体験からいえることは、どんなに自分が落ち込んでいても、周囲の人はほとんど何も気にしていな場合が多いです。

「ちゃんと飲んでた? 楽しんでた?」なんて、拍子抜けしてしまうような言葉をかけられることもあります。

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飲み会クライシスとの付き合い方

まず、カリウムやセロトニン不足におちいり、生理現象的に起こっている場合もあるため、それを補う食べ物を食べたり、生活習慣に注意したりすればすぐに立ち直ることもあります。

そして飲酒量をコントロールすることもある程度は必要ですね。ストレスをお酒や飲み会の席で解消しようとすると、必ず反動が起こります。

何度も繰り返す飲み会クライシスを克服するには、やはり意識して思考を切り替えていくことも必要ではないでしょうか。

自分は特別な失態をおかしたわけではない、と自分に言い聞かせることできちんと改善します。

本当にあり得ない失態や言動をする人ほど、そうやって後から反省したり、後悔したりしないことも多いもの。過去を振り返って自己嫌悪に陥るのは、客観視できる能力が高く、物事を俯瞰できる素質を持っているということ。人間性にも、伸びしろがある人なのかもしれませんね。

落ち込むのが嫌なら、飲み会になんて行かなきゃいいし、行っても酒を飲まなければいい。そういう意見も一定数ありますが、それは解決策ではなく、単なる予防線でしかありません。

飲みの席は、誰かと深い話をするきっかけになったり、親密度を高めたり、非日常のひとときを味わったりする意義のあるものです。

だからこそ「落ち込むなら飲まなきゃいい」という単純な話ではないんですね。

若いうちからそうして予防線を張り、人との関わりを経って、好きなお酒もやめてしまうっていうのは少々もったいないように思います。

多くの人が感じることであり、自分だけが恥を感じて落ち込んでいるわけじゃない。

もしかしたら、昨日の飲み会に参加したあの人も、あの人も、家で同じように頭を抱えているかもしれないんですよ。

だから「あー今日は飲み過ぎたから、明日は絶対飲み会クライシスだわ」なんて具合に、覚悟しておくとか、笑って受け流すことも必要ですね。

ちょっと気重な飲み会の空気も、飲み会のあとの憂鬱も、あなただけが感じているわけじゃない。

みんな大なり小なり自己嫌悪を感じて「あぁ、消えたい」って思いながらもまた、お酒を飲んでいるのかもしれないですね。/夏野 新

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