月曜日の朝だけ、会社なくならないかな…月曜日のゆううつ、つらいよね。
月曜日の朝のアラームは、いつもよりうるさく感じる。まるで工事現場。
1回目のアラームは家を出る2時間前に、2回目は1時間半くらい前に。「あと5分くらいならいいか…」「あと3分だけ」と布団にくるまって、少しでも出たくない朝。足をムズムズと動かして、自分の中の”いやいやムシ”と格闘すること10分。嫌々アラームを止めたら、もう準備にとりかからなくちゃいけない時間。
「あぁ、また、1週間が始まってしまった……」なかなかエンジンもかからないし、なんとなく頭も痛いし、気持ちもソワソワするし、月曜日ってどうも好きになれない。月曜日だけ、会社がなくなればいいのに。それが無理でも、午前中だけ休みになんないかな。
ありもしない「月曜日だけ都合いい会社」を想像してみたりして。
月曜日の朝がしんどい「ブルーマンデー」。仕事なんだから仕方ないけれど、とてもつらい。「メンタル弱いなあ」なんて、自分でも分かってるからお願いだから言わないで。だったら月曜日がくる前に、ブルーマンデーに備えてちょっとした対策、してみませんか?
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月曜日に会社に行くのがつらいのはどうして?
ブルーマンデー症候群とも言われますが、別名「サザエさん症候群」と言われます。
当日の朝もしんどいですが、大体は日曜日の夜にさしかかるあたりから「明日からまた現実に戻るのかぁ……」と思い始めますよね。
サザエさんは、日曜日夜の放送。早ければ、もう夕飯時ですね。この時間と、翌日月曜日のことを考えて心がざわつく時間がリンクしていることから、そう呼ばれています。
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もっと休んでたいよね
月曜日がゆううつな人は、平日働いて、土日が休みというスタイル。1番、ブルーマンデーになりやすい人です。でも、これは主婦のひとでも同じこと。土日で子供たちと遊んだら、月曜日からまた怒涛の毎日が始まります。これもブルーマンデー。
アルバイトをしていて、接客業やサービス業に就いていれば、土日でも出勤の人もいますよね。この場合は「ブルーチューズデー」になるかもしれないし、「ブルーサタデー」かもしれません。
それでも基本は同じです。「もっと、もっと、休んでたい」ですよね。人間だもの、休みがほしい。1日や2日じゃ足りない。けれど、十分リフレッシュできていないと感じているのに、容赦なく始まる日常。休んでたいですね。
甘えてしまうと、気が抜ける
たとえば休日に、いつもは頑張って自炊しているところを外食にしたり。大好きな人に会ってずっと一緒にいられたり。お子さんを預けて少しお昼寝できるママさんもいるでしょう。ゴロゴロ寝続けるのも同じ。
なのに、気を張っているときの方がなんとかなるってことありませんか?
ちなみに私は「土日が休み」の典型的なブルマンデーですが、金曜日の夜は元気になり(2日休みがある!という嬉しさです)、それなのになぜか土日になると頭がズキズキしたりします。気が抜けて、溜まった疲れがどっときているのです。
時には手を抜いて甘える事ってとっても大事。ガス欠を起こす前の回避術でもあります。でも、どうしても甘えてしまうと、そっちに逃げたくなるのですよね。わかるなあ、その気持ち…。
そんなあなたに前夜から対策してみてほしい。
誘惑に負けずに、早く眠ること
「明日から仕事だー!」って、わかっていても、休みの流れでちょっと睡眠サイクルがおかしくなっています。頭の中では「明日から仕事、明日からスタート」と分かっていても、うっかりベッドの中でスマホをポチポチ…「もう23時!?」なんてことありませんか。
この時思うのは、「まあ、今日は朝起きるのがゆっくりだったし、大丈夫だろう」ということ。ちょっと寝るのが遅くなっても、いつもより朝は寝てるんだからプラマイゼロ、と思ってしまいがちなのです。けれど、それが落とし穴。
たとえ眠気が浅くても、早くおふとんに入って、身体をリセットしてください。これが「できそうでできないことNo1」かも。
休日の余韻を断捨離しよう
休みの日に溜め込んだもの、それも簡単なものをすっきり捨てておくこと。たとえば買い物のレシート、片づけていない購入品、家の中にあるごみをまとめる。部屋中に「休日でした」という空気が残っていると、どうしてもやる気が復活しません。
遅くまでうっかり遊んでいて、翌日バタバタと準備をすることで、追い込まれているとより一層感じるのです。追い込まれていると、女性の場合は仕事スイッチでもある「メイク」がうまくいかなかったりして、スタートがうまくできません。
日曜日の夜のうちに、できる範囲で断捨離をしておくことで心がスッキリします。
月曜日の準備をある程度しておく
たとえば子供を抱えてお仕事をしているママの場合、月曜日の準備はたくさんあると思います。お着替えの用意、給食セット、お昼寝のおふとん、ぞうきん……簡単に思えて、意外としんどいですよね。
家族でお出かけしていて、もうクタクタ…ということもあるでしょう。それでも、準備は前日にしておくと心にゆとりが生まれます。夜だとしんどいなら、前日の朝にすでにセットしておく手もありますね。
休み明けがしんどいのは「普通のこと」と考えて
「休み明けの月曜日がつらい」なんて弱音を吐いている自分は、根性がないなぁなんて、自分を責めていませんか?大丈夫、ブルーマンデーは起こっても不思議なことではないし、たくさんの人が経験しています。
社会人になってすぐの人は、精神的にもピリピリしているため、休みがくるととてもホッとして月曜日が怖くなるのも普通です。それくらい、毎日を頑張っているということ。自分を追い込んでしまうと、余計につらい気持ちが増すだけですので、「仕方がない」と自分自身を認めてあげてくださいね。
会社に「行くまで」がしんどいだけ
月曜日はとてもしんどいですが、身体や心が言うことを聞かない午前中をなんとか超えれば、あとはなんとかなります。エンジンのかかり方には個人差があり、丸1日しんどい人もいれば、午前中だけしんどい人もいるものです。
HSP(疲れやすい気質)の持ち主の人であれば、通常のペースを取り戻すまでに2日ほどかかる人もいます。最初は強引に押し出されるように月曜日に飲まれていても、数時間、数日で元に戻るはずです。
片づけでも出かける準備でも、「やりたいけど、やるまでがしんどい」ってありますよね。仕事も同じです。
月曜日の朝はつらいけど、走り出せばなんとかなる!
多くの人が月曜日が近づくとイライラ、ソワソワしてしまう「ブルーマンデー」。
人それぞれに「休み明けのつらい気持ち」が存在しています。社会人1年目の人、働くお母さん、嫌な上司にも耐えているサラリーマンの方、ストレスが溜まりやすい職場。そのどれもが、「がんばっているからブルーマンデーになる」人たち。
走り出すまでが少しくらい遅れたってなるようになります。なんとかなる!とリラックスして、月曜日の朝は少し余裕を持てるように対策してくださいね。そして、もっと深刻に体調が悪くなるようなら、無理をせずに休息をとることも大切ですよ。/kandouya編集部