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「疲れた」「具合悪い」が言えないのは、心のストッパーのせいかも

なぜか「具合悪い」のひとことが言えない!疲れや疲労を口にできないことで悩んでいませんか

疲れていて、もう動きたくない。なんだか朝から具合が悪い。ホルモンバランスのせいで軽くうつ状態。理由はいろいろありますが、なぜかそれを言葉にしたり、誰かに伝えることができずに無理してしまうことはありませんか?

誰でも、ネガティブなことを口にするのはよくないと感じたり、言いにくくなったりするものです。でも、この積み重ねが長期的に続くのは、あなたの心と体を追い詰めます。さらに、この悩みを持っている人は、もしかすると自分では気が付いていないところにも「言えない」状況に苦しんでいる部分があるかもしれません。

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「疲れた」「具合悪い」と言えない人へ3つの質問

体調不良や疲れを、どうしても口にできないあなたには、こんな心理がありませんか?

体調不良や疲れを無視していませんか?

普段から、少しくらいの不調や睡眠不足などを無視して頑張りすぎていませんか?頭では「あぁ、何だか疲れている」「あんまり具合よくないな」と自覚できているのに、行動を止めたり休んだりするという判断には至りません。

疲れたら休む。具合が悪いときは無理せず寝る。とても単純なことなのに、これができない人はとても多いです。むしろ、無理して頑張っているのに、仕事に集中できないことや、体調不良でイライラして自己嫌悪することもあります。

結果的に「もう無理……限界!」と思うところまできてやっと、自分は休んだ方がいいのかもしれないと気付きます。

家族や恋人、病院でも言えないことはありませんか?

家族や恋人など、親しい人にさえ「疲れた」「具合が悪い」と言えません。例えば、学校の先生や職場の上司などに「具合がよくないので休ませてほしい」と申し出るのは、誰でも言いにくいものです。しかしもっともつらいのは、家族や信頼できる人にも、自分の体の不調を話せないということ。

人によっては、病院に行っても医師に本当のことを話せないこともあります。自分が感じていることを、そのまま言葉にするのがどうしてもうまくいかないのです。頭の中にセリフまで浮かんでいたり、事前に何を言うか考えておいても、実際人を目の前にすると頭が真っ白になったり、言葉が出てこなくなることがあります。

気づいてくれた人にも「大丈夫」と言っていませんか?

鋭い人は、あなたが調子がよくなさそうだと感じ取って「大丈夫?」「疲れてる?」と聞いてくれる場合もありますよね。それでも、あなたは「大丈夫」「ちょっとね……」なんて具合に強がったり、言葉を濁したりしてしまうことはないでしょうか。

冷静になって考えてみると「そうなんだよ、最近ちょっと忙しくて疲れ気味でさ。」と話すのは、全然おかしなことではないし、むしろ自然な会話の流れです。でも、実際に自分がその状況に立たされると、言葉が出なかったり、思考が停止してしまうような感覚になります。

頭では理解しているのに、いざ言おうとすると言葉に詰まりませんか?

人間なんだから疲れることがあるし、体調不良でつらいときもある。最近では、女性はホルモンバランスの影響で心身ともに調子を崩してしまうことがあると、多くの人が認知するようになりました。それを、あなた自身も理解しているはずです。

しかし、どうしてもその状況になると何も言えず、言葉に詰まってしまう。本当は、今すぐベッドにもぐりこんで何もかも放り投げて寝たい。でも、どうしても体がそれを許さないのです。つまり「体」が拒否反応を示しているのです。

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体調不良や疲れたことを言えないのは「心のストッパー」のせいかも

言葉が出ない、頭が真っ白になる……これは、あなたの心にストッパーがかかっている状態です。そして、心にかかったストッパーは、あなたの行動を制限します。すると、心に抱える不安が体を制御してしまうことになるのです。

あなたは、何かしらの原因によって心身にストッパーがかかっているのかもしれません。

過去に具合が悪いことを責められた経験がある

あなたは過去に、具合が悪いときや疲れているとき、その事実を責められたことはありませんか?直接責められなくても、迷惑がられたり、人に面倒をかけてしまったと思ったことはないでしょうか。

例えば、親や先生など身近な大人に「また具合が悪いのか?」「そんなことで疲れるなんて」などと責められた経験はないでしょうか。もしくは、あなたが体調を崩したことを迷惑がられたり、面倒くさそうに対処されてしまった経験も、原因となっているかもしれません。

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「体調管理も仕事のうち」と言われる風潮が強い

社会の中では、ときどき「体調管理も仕事のうち」「体調を崩すのは自己管理が甘いからだ」という厳しい意見を投げつけられることがあります。もちろん、この言葉は本来、仕事や生活に支障が出るような不摂生をしないようにしよう、という意味でいわれはじめたものです。しかし、私たちは人間ですから、仮に自分の不摂生が原因で体調を崩してしまうことだってあります。いつも完璧に、仕事や生活に支障が出ないよう、きちんと暮らせている人の方が少ないのではないか、とも感じます。

「そんなことで」と言われるのが怖い

本当に具合が悪くても、誰かにそれを言うと「そんなことで?」「私なんてもっとしんどいよ?」などと、マウントをとられるのを恐れることもあります。例え実際にそう言われなくても「相手だって私と同じくらい疲れているのに」「あの人ならきっと、この程度の不調があっても頑張れるだろう」というように、他人を軸にしてものを考えてしまうことがあります。

こうなると、あなたの感じていることやあなたの体のことは、完全にないがしろです。体調が悪いことや疲れていることに加えて「自分はダメだ」という心理的ストレスも加わっていることになります。

人に心配をかけたり、楽しい空気を壊したくない

人に心配されることや、その場の雰囲気が自分の都合で壊れてしまう不安から、言い出せなくなることも多いです。

  • せっかくの休日なのに自分の体調不良で遊べないなんて申し訳ない
  • 疲れていることで、相手に心配をかけたくない
  • 必要以上に世話を焼かれたり、心配の言葉をかけられると恐縮してしまう

このように、自分が人に影響を与えてしまうことが怖かったり、申し訳ないと感じて何も言えなくなったりしている場合があります。これも、他人軸で考えてしまっているため自分の心も体もないがしろです。

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心と体は連動している!

ここであなたに知ってほしいのは、心と体は連動しているということです。心で感じた不安は、体にそのまま表れます。心のストッパーの強さによって、体への制限が強くかかるということです。

うまく言えない、言葉がでないのは、あなたの不安や過去の経験を体が思い出しているからなのです。体が覚えているというのは、わかりやすく言うと「息をする」「歩く」「自転車に乗る」といったような、体で覚えている動作と同じ原理です。体で覚えていることは無意識の反応として出てしまうので、いくら頭で理解しようと思ってもなかなかうまくいきません。

「疲れた」「具合が悪い」と伝えるにはどうしたらいい?

体の疲れ、体調不調は早い段階で言葉にして、休息の時間を設けなければなりません。どうしても言えない、言葉にできないという人は、段階を追って改善したり、今できる他の方法を考えてみましょう。

LINEやメールで伝える

声に出して伝えること、言葉にすることにストッパーがかかってしまう人は、文章にして人に伝えましょう。LINEやメールで送信するのがいちばん簡単な方法です。事前に頭で考えて文を組み立てておき、あとは勇気を出して送信ボタンを押すだけです。

もし、欠勤や欠席の連絡など、LINEやメールという手段をとれない場合は、紙に書き出して整理しておき、ほとんど読み上げる状態にしておくのも有効です。この方法は、決して疲れや体調不良を伝えるときだけに使える方法ではありません。人に言いにくい意見や要望、相談など日常のあらゆる場面にある「言いにくいこと」「とっさの一言が出てこないとき」に使えます。

身近な人にこの悩みを話しておく

家族や恋人など、親密な間柄の人には、あなたのこうした悩みを事前に打ち明けておくことも必要ですね。

個人的に関係を良好に保っていきたい人には、あなたのちょっとした悩みや些細な心配ごとを少しずつ打ち明けていきましょう。本当にあなたのことを思ってくれる人なら「そうなんだ、話してくれてよかったよ」「わかった、覚えておくよ」と承知してくれるはずです。

逆の立場で考えてみる

逆の立場で考えるのはとても大きな気づきを得ます。あなたがもし誰かの疲れや体調不良を聞いたら、きっと否定しないはずです。「大丈夫だよ、少し休みなよ」「そっかそっか、最近忙しかったよね」と、優しく言葉をかけるのではありませんか?

あなたが人に話したときも、そう言ってもらえる可能性の方が高いのです。「具合が悪いなんて甘えだ!」「こっちだって疲れているのに!」と否定してくるのはパワハラです。確かにこのようなひどい人もいますが、実際少数派です。過去にそう否定されてしまった経験があっても、そのときと今の状況は違います。これを、少しずつ認識して記憶を書き換えていけるとよいですね。

心のストッパーを自覚して、記憶を書き換えていく

あなたは、いつも完璧でなければならず、弱音を吐いてはいけないという固定観念に縛られてしまっているかもしれませんね。自分はどんな経験によって、心にストッパーがかかってしまったのか考えてみることも必要です。そして、少しずつ「今はちがう」「自分の感じたことを話していい」と、意識していきましょう。いきなり改善できるものではありませんが、コツコツ積み重ねて、自分の心や体の不調を言葉にできるようにしていけるといいですね。

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弱音を吐けない人は、他の部分でもがまんしている?

この記事では「疲れや体調不良を人に言えない」ということを題材にお話してきました。ただ、このような悩みを持っている人は、おそらく他の部分でもがまんしていて、他人の視点で行動してしまうクセがついているでしょう。

がまんすることがよいこと、という考えはもう捨ててもいいのです。がまん強い人が愛されるのではありません。ときには子供のように正直に「もうやだぁー!」「あー疲れた疲れた!」と投げ出してダラける人の方が、愛されます。見ている人にとっても、あなた自身も、ホッとした気持ちになれるものです。

人は人、自分は自分を意識すること

あなたは、あなたの感じたことを言っていいということを、常に念頭に置きましょう。例え、あなたが吐いた弱音を批判する人がいても、それはその人の勝手です。あなたには何の責任もないし、あなたは何も悪くありません。

疲れや体調不良は、早い段階で対処しなければならないもの。疲労やストレスは、うつ病やその他体の病気の引き金になるということを、あなた自身も知っているはずです。まずは、自分の心にはストッパーがかかっていて、それが体をコントロールしているということを知りましょう。言いたいのに言えない、言葉にならない、という悩みは全て、ここに通じているといっても過言ではないかもしれません。

人は人、自分は自分、という言葉は昔からよく聞く言葉ですが、まさにその通り。あなたには、あなたの心と体をもっとよく見てあげてほしいです。/Kandouya編集部

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