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「自分のいいところなんかない」とあなたが思っていても必ずある理由と10の具体的な例

「自分のいいところなんかあるのかな…?見つけられないなあ」と思うことはよくある。自分で自分のいいところを探し、見つめて、信じて喜ぶなんて簡単ではない。

だが、誰にでも「自分のいいところ」があると言える理由がちゃんとあるのでお伝えしたい。この記事では、

  1. 自己肯定感が下がってきている
  2. 自分のいいところが見えなくなってきている
  3. 自分のいいところを見つめる方法が知りたい
  4. 悪いところならすぐ言えるのに…と思っている

そんなあなたに「どんな人でも必ずいいところがある」と言える理由と、具体的な例をくわしくご紹介していこう。

「自分のいいところ」は必ずあると言える理由

あなたが思う短所は、誰かにとっては長所に見えている

自分のいいところなんて、探せと言われてもすぐには思い浮かばない。しかし、あなたが自分の事をきらいになってしまうような性格や癖、言動も、捉え方と捉える人によっては「長所」となる。

自分で思う自分と、他人から見た自分は、驚くほど違う。人からすればあなたが今「自分のいいところ見つけたい」と思っていることにすら「なんで!?たくさんあるのに」と目を丸くするかもしれない。

自分の中にある自分の視野で見るのではなく、もっと広く見ることをおすすめしたい。(それは後にくわしく紹介する)

人は必ずないものねだりをしてしまうもの

人は必ず、ないものねだりをしてしまう。自分にないものをうらやみ、そして輝いていると感じる。苦労して悩んで、納得をして選択をした道にいても、そこにある「もっといいもの」と比較してしまう。

これは防ぎようがないし、考えたってキリがない。ただ、ないものねだりをしてしまうだけで、あなた自身が何かに比べて劣っているとかダメだということは決してないのだ。本当はあなたも誰かにないものねだりの対象として見られている。「誰かを羨ましくなる」という心理は万人共通しているので、蓋をあければ誰にでも「いいところがある」と言える。

ささいなきっかけが足りないだけ

どんな人でも心の中でひっそりと「あの人はすごいな」「こんなところがいいよなあ」なんて思っているものだ。それなのに、何かきっかけがないと本人にそれを伝えなかったりする。実は憧れている人や本当は声をかけたいと思っているのに、それを伝えに行こう、と積極的にはなりにくい。

だから、いつか機会があれば伝えてみようとか、いざ機会が訪れてから「そういえば、前から○○でいいなっておもってました」なんて言ったりするから、卑屈な人は「お世辞だろ」「社交辞令だろ」と感じたりする。

日本人は心の扉が固い。だから基本的に受け身な人が多く、根底に「嫌われたらどうしよう」とか「引かれたらいやだから相手の様子を探ってからにしよう」と思いやすい。オープンな性格の人は心の扉が開きやすい人というだけで、思っていることはみな大体同じなのだ。ささいなきっかけや言葉が足りないから、「自分のいいところ」が見つけにくいだけだ。

自分のいいところを見つける具体的な10の例

では具体的に、あなたの短所が誰かにとってはどう見えているのかお話していこう。

あなたの「弱い」ところは、誰かにとっては「謙虚」

自分が弱いのだと感じる時は、自己嫌悪になりやすい時だ。どうしてもっと強くなれないのだろうかと、ため息をついたりもする。しかし、強ければいいというものでもない。誰かにとってはその弱さは、謙虚さにも映る。

とても精神的にタフで常に強い人を「すげえ」とは思っても、「でももうちょっと謙虚でもいいかもね」と思う人は多い。弱いところもあるけど、誰にでも腰が低くて礼儀正しい人は愛されやすい。謙虚さは意識して身につけようとしてもなかなかできない。

だからあなたの弱さは、「強すぎて傲慢に見られがち」な人からすると紛れもない長所なのだ。

あなたの「不愛想」なところは、誰かにとっては「媚びない人」

仮にあなたが愛想よくできないタイプで、「感じ悪い」と思われたことがあったとする。不愛想な人は嘘で笑うことが少ない。心から嬉しいと感じた時だけ本心での笑顔が出るものだ。

これは、誰にでも笑顔で常に愛想のいい人から見ると「自分を持っていて、媚びなくていいなぁ」「八方美人じゃないから、本当に好きな友達をちゃんと大事にしていそう」と思われていることもある。

実は愛想がとても良い人にも悩みがあり、言いたいことを我慢することが癖になっていることもあるのだ。不愛想だからといって、それが悪いとは決めつけられない。「心に正直だ」という媚びない魅力として長所だと感じる人は多い。恋人にも要らぬ心配をさせにくいので、誠実だと安心感を覚える人もいる。

あなたの「自信のなさ」は、誰かにとっての「純粋で育てがいがある」

自分に自信を持つということは、簡単ではない。自信を持って堂々としていたいと願うことは多いだろう。しかし、筆者の実体験だが、たとえば仕事において上司が可愛いと思うのは、必ずしも「自信満々で仕事をバリバリこなす人」だけではない。

過去に筆者の職場では、自信がなくて同じことを何度も確認し、逐一相談にくるような社員をとても可愛がっている上司がいた。その人に一度聞いたことがある。「最初から自信を振りかざして、私はできるのよ!というのが見え見えの子より、ちょっと自信がなくて一生懸命な子の方が純粋で育てがいがある」と言っていた。

のちにその「自信のない人」は成長し、徐々に自信を手に入れた。それを上司は、無言で微笑みながら見ていたのである。逆に「自信満々だった人」はささいなミスが悪目立ちしてしまったことで、ハードルを自ら上げてしまったことに気付いたのである。

あなたの「いじっぱり」は、誰かにとっては「愛おしい」

恋愛や日常で、素直になれない「いじっぱり」をしてしまう人もいるだろう。しかし、そのいじっぱりが人によっては「かわいい」「愛おしい」と感じることもある。

たとえば意地っ張りで「がんばるもん!」と無理をして、でもやっぱりうまくいかなくて泣いていたりする。そんな強がりが、異性の心をくすぐることは多い。素直なのもいいのだが、一度意地を張って必死になる頑張り屋な一面に「守ってやりたい」と感じたりするものだ。

何かあってはすぐに誰かに頼り、甘えてばかりの人にとっては「意地っ張りでも自分で頑張ろうとする人」という長所である。

あなたの「頑固さ」は誰かにとっては「芯がある」

自分は頭が固くて、柔軟に物事を考えることができない思ったことはないだろうか。「頑固だなぁ、もうちょっと肩の力を抜けば?」なんて言われたこともあるかもしれない。しかし、柔軟であればいいというものではない。柔軟性=優柔不断と紙一重とも言えなくないからだ。

あっちの人に強く言われればそうだと言ってしまい、こっちの人に強く言われればそうかもしれないと言ってしまう、柔軟過ぎて流されてしまう人もいるということだ。そんな人にとっては、頑固で譲れない何かを持っている人を「芯があっていいな」と思うこともある。筆者の経験としても、頑固さのある人は成功者に多い。

あなたの「感情的」は誰かとっての「素直」

なにかあると感情的になりやすい人は割と多い。特に女性であれば、感情的になってしまったことで失敗することもあるだろう。大人になればなるほど、感情的な人よりも建設的な話し合いができる人が好まれやすい。

しかし、いつも理論や理屈で淡々と対応することしかできない人にとって、感情を表に出せる人は魅力的に見えることもある。喜怒哀楽が大人になっても素直で、きちんと感情が伝わっていいな。と思う人もいるものだ。

大人になりきればいいというものでもない。時には感情的になって気持ちをぶつける相手がそばにいるというのも、相手がいない人からすれば羨ましいものである。感情的な人は意外と根がピュアな人が多い。

あなたの「コンプレックス」は誰かにとっての「好み」

わかりやすい例は「外見のコンプレックス」だ。顔のパーツかもしれないし、スタイルかもしれない。気にしていることを指摘されてひどく傷ついた経験もあるかもしれない。しかし、人の好みは果てしなく広いものだ。

たとえば世の中の全員が「石原さとみ」を好みだと言うとは限らない。「完璧だ」と称賛する人もいれば、「何が可愛いか全くわからない…」と何とも感じない人もいる。筆者の周りにもこういった人はかなりたくさんいる。「俺の彼女は自分の鼻が低いのがコンプレックスで、ずっと隠したりなんとかしようとしてる。けど俺はそんな風に思わないしカワイイ」と言っているのである。

コンプレックスは本人がとても気にしていて、執着しているものだ。しかし、誰かに取っては好みであることも知っておいてもらいたい。

あなたの「病んでる」は誰かにとって「陰のある魅力」

誰でも心に闇を隠し持っている。度合いは違うが、ほとんどの人が言えない「病み」の1つや2つ持っているだろう。しかし生きていると時々まったく闇要素が見えない人とも出会ったりするものだ。

すべてがオープン、社交的で明るくて、たくさんの人の中でまるで太陽のようだ。しかし、その中でふと物思いにふけっている女性がいたとしよう。人から2歩くらい離れて、静かに見ている。オープンに何かを語ることはないが、聞き上手だ。

こういった陰のある人は男女ともにモテる。「この人は普段、何をしているんだろう」「どんな人を好きになるのだろう」と興味が湧くからだ。少しくらいなら病んでいる方が魅力的だと感じる人も実はいる。明るければいいというものでもないのだ。

あなたの「怖がり」は誰かにとっての「丁寧」

何をやるにも怖がりで、なかなか前に進むことができない。だから何かをするときは慎重だし、よくよく考える。「ビビりじゃなければ、もっとやりたいこともできて、時間も有効に使えるのに…」と思うこともあるだろう。

しかし、その怖がりで慎重な姿勢を「自分にはできない」と感じる人もいる。こうと決めたら猪突猛進で、後先を考えずにガンガン進んで失敗してしまう…という人もいるのだ。「丁寧で慎重な計画が立てられない」と悩む人にとって、あなたの怖がりは一種の長所である。また、怖がりな人の仕事は細部まで確認されていて信頼できると感じる人も多い。

あなたの「図々しさ」は誰かにとっての「パワー」

図々しい一面を持っていて、物事をズバッと切り込むところがある人も悩んだりする。黙っておけばいいのに、気になると言わないと気が済まない。嘘をついてうわべのことしか言わない人に違和感を持ったりして、ある意味正義感も強いのかもしれない。そんなところを「冗談が通じない」「言わなくていいから」「空気読めない」と、嫌に思われてしまったこともあるかもしれない。

しかし、これが見る人によっては「潔い!」「はっきり言えてかっこいい」と感じることもある。

図々しいとは時に誰かのパワーとなり、それに引っ張られるように言いたいことが言える人もいるのだ。我慢して空気を読んで、人に一切迷惑をかけないだけですべてがうまくいくわけではない。時にある意味「図々しさ」を持っている人がいることで、言いたいことを言うことの大切さに気付く人がいる。

自分のいいところがないのではなく、自分では見えないだけ

ここまで見れば、もうお分かりいただけただろう。「自分のいいところ」というのは、自分では見えにくいものだ。しかし、自分にとっての短所さえも、誰かにとっては長所として映っているのだということを忘れずにいてほしい。

このことからわかるように、自分のいいところが見えなくなったら、付き合う人や環境を変えてみるのも一つの手だ。人や場所が変われば、あなたのいいところを存分に認めてくれる人との出会いも増える可能性が高い。

あなたは「自分のいいところ」をまだ知らないのかもしれない。誰かにとっては、すごく魅力的な人かもしれないのに。/kandouya編集部

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