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学校が嫌いすぎてもう行きたくない…!そんな時は何を考えればいい?

学校が嫌い、学校に行きたくない。でも親はわかってくれそうにない…。こんな気持ちの若い世代の子たちは、言える子も言えない子も含め、たくさんいるだろうと思う。具体的に「これが嫌」ということがある子もいれば、とにかくわからないけど全部が嫌いで、好きになれないとしか言えない子もいる。

大抵の場合は、「そんなことを言っているようじゃ立派な社会人にはなれない」「親にお金を出してもらって通学しているうちから文句を言うな」と言われることが多いはずだ。それでも学校が嫌いで嫌いでしかたないあなたに、メッセージをおくりたい。

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「学校が嫌い」というあなたは、おかしくなんかない

「学校が嫌い」とかなんとか言うと、「当たり前に学校に行くもの」という見方から言えば「どうしたのか」「そう感じるのは何か問題がある」と言われてしまう。確かに”子供”は学校に行くもの、義務だから当然。というのが、いわゆるごく普通の考えだ。

でも、だからといって「学校が嫌い」と感じることを、誰にも否定なんてできない。あなたの心は、あなたのものだ。あなたが「嫌い」「好きになれない」と思うことを、間違っているとか、おかしいなんて思うことはない。

世間一般の常識にとらわれなくてもいいし、「みんなと同じことを思わないといけない」なんてルールもない。しかし、世の中の「普通」というのは、なかなか「はいそうですか」とはいかないと思う。だから、1人でつらさを抱え込んじゃったりするよね。繰り返すけれど、あなたはおかしくなんてない。

「学校に行きたくない」とき、立ちふさがる”親の壁”

そうではない人もいるかもしれないけれど、親の目線で見ると、わが子が「学校に行きたくない」なんて言い出そうものなら大事件である。

それはなぜかというと、不登校になったらどうしよう→将来自立できなかったらどうしよう→世間の目が気になる→子供をなんとかして学校にいかせなくちゃ、という流れが頭の中に出来上がるからだ。

ここで親は3つの種類に分かれる。

1. どうにかして「学校に行かせたい」と子供に言い聞かせたり、説得したりする親

2.なぜ「学校に行きたくない」か子供に聞き、問題を解決しようとする親

3.「学校に行く事がすべてじゃない」と休ませようとする親

これは1→2→3の順番に数が少なくなる。つまり、1番の親が、圧倒的に多いということだ。

学校が嫌いで行きたくないとき、あなたが考えるべきこと

学校が嫌い!と思う理由は、はっきりしてる?

たとえばあなたが学校嫌いなのは、「部活がしんどすぎる」「友達とうまくいかない」「授業がつまらない」「先生と合わない」などといった、「○○が嫌」という内容を自覚しているかどうかだ。原因があなたの中ではっきりと分かっているなら、その”原因”をなんらかの形で解消するなり、取り払うなり、対処すれば、少しは行きやすくなるかもしれない。

それなのに誰にも言えなくて、親にも言えなくて、1人で苦しんでいるのだとしたら、それはあなたがその年齢なりの精いっぱいの力で、たくさんのことを考え、気を遣っているのだと思う。親が困るのではないか、学校に親が出てくると余計にいづらくなるのが嫌だ、自分が我慢すればいい……そんなことを思っているのかもしれない。

けれど、「子供でいていいんだよ」ということも忘れないでほしい。子供はワガママでいいし、親を困らせていいし、時には泣いて駄々をこねてもう嫌だと泣いていいんだ。最近は、大人より大人な子供が増えている。蓋を開けてみれば、子供の方がよほどたくさんのことに気を遣い、気を張って、自分の親にさえ言いたいことが言えなかったりする。しかしあなたは子どもでいいんだ。「これが嫌だ」と言ってみることは、たとえ満足な答えを得られなくても、声にすること自体に意味がある。

本気でもう「学校にいくのをやめたい」のかどうか

学校が嫌いでも、「できれば行きたい」と思っているのか「本当はもう学校に行きたくない」と思っているかで話が変わってくる。行きたいとは思うけれど、嫌なことが多すぎて行きたくないのなら、嫌なことを減らせるように考えてみるのも悪くない。

もう不登校になってもいいから、学校に行くのをやめたいのなら、本音を隠し通すには限界があることを知ろう。今は親の支配下にどうしてもいるのだ。何も言わずにただ「登校拒否」するのには、いずれ限界がやってくる。あなたは今、どっちの心境だろうか。いずれにしても、こんなに悩んでいる現状は、ほっておくわけにはいかない。答えを出すのには時間がかかってもいい。

でも、いつかは自分の意思で、「どうしたいのか」を本心で親に話す勇気が大切になってくる。

現実問題、今は1人ではいられないことを受け入れる

人とは少し違った感性を持っているあなたは、周りが思っているよりも頭がいいだろう。だからこそ色々考えを巡らせているはずだ。本当は自分で手にできるお金があって、住む場所があって、なんでもあなたが自分でできれば誰にも文句など言わせないで済む。けれど、学生のうちはどうしても無理だ。状況的に無理だから、事実、生活を支えてくれている人を前に、わがままを言えないのだろう。

それは、「仕方ない」と受け入れてしまおう。どう抗っても、今は無理なのだ。だから親や周りの大人が色々言うのも、ある意味仕方ない部分はある。嫌な顔をされたり、文句を言われるかもしれないけれど、それでも「嫌なものは嫌だ」と言い続けるしかない。

そして、できるだけ早く自立することだ。その最短ルートを、自分なりに考える必要があるんだ。

  • バイトをしてみる
  • 在宅ワークをしてみる
  • 信頼できる人間関係を増やす
  • 得意を売る

経済的にも、やり方によっては昔より早く自立できる(足しにできる)こともある。ここは前向きに探していこう。

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学校に行かない選択をするなら、これだけは忘れないで

できれば何かを極めるといい

少し現実的な話もしよう。学校に行かないという選択を選ぶのなら、「学歴に変える強み」を手に入れることが理想だ。たとえば中学校へ行かなくても高校へは行った、とか、高校は結局行かなくなったけど将来どうしようとか、色々パターンが予測できるのだけれど、学校に行かなくても、何かを極めてみることをおすすめしたい。

それはどんなことだっていいんだ。学校は嫌いだけど絵を描くことが好き、学校は行かないけどパソコンいじりが好きで得意、ゲームが頭ひとつとびでるほどうまい、集団は無理だけど1人トークはうまい、などなど、なんだっていい。何かたったひとつ、あなたの得意を極めることを考えて欲しいと思う。

現代だと、中学、高校を出たけれど働かずに、ライブ配信で人気者になって生きていく人さえいる。それはひとつの「生き方」にすぎない。だから、きっちりきっちりと「普通」の道を行く事がすべてではないと言える。どこかが抜けていても、極めているものがあれば、それを経済力に変えることのできる可能性がゴロゴロ転がっている。悲しいけれど、まだまだ世の中は「学歴社会」だ。それに匹敵するあなたの「強み」を今から育ててほしいと筆者は考える。

強い意思を持つこと

「学校に行かない」というのは、一般的には「違う人」という形になる。受け取り方、受け取る人の感じ方にもよるけれど、それが現実だ。それでも「自分の人生を必ず行くんだ」という強い意思を持ってほしい。これはとてもむずかしいことだし、簡単ではない。苦しむこともあるかもしれないし、心が折れそうになることもあるかもしれない。それでも、強い意思を持ち続ける人間を止めることができる人は、徐々にいなくなる。

あなたの人生がどんなものか、それが定まる前は少し揺れ動いたっていい。いつか必ず自分の道が見えてくる。そのとき、誰かに左右されることのない意思を持って生きて欲しいんだ。「何が正しいか」「何があなたのためか」というのは、親や周囲の人が決めるものではない。あなたが自分で決定することなのだ。堂々としていたもん勝ち、というところは、あるんだ。

学校以外の場所で活動すること

学校というのは、ひとつのコミュニティーにすぎない。ひとつの「活動の場」だということだ。ここへ行かないからといって、あなたの活動する場所、活動していい場所がなくなるわけではない。学校が嫌いなら、学校ではない場所で活動して、活躍すればたくさんの経験や新しい出会いがある。「学校に行っていないから、家に引きこもっていなくてはならない」という考えには、どうかならないで。

ただこれをするのにも、人目はどうしてもあると思う。たとえば同級生にそのへんでバッタリ会うのが気まずいとか、そういうことだ。だからこそ、さっき言った「強い意思」が必要になってくる。

これを書いている私は、中学校に行くのをやめて、音楽に明け暮れていたんだ。毎日ギターを弾いて、曲を作って、駅前で歌ったりライブしたりしていた。そうすることで、家に閉じこもるのをやめて、色々な価値観を持っている人と出会えた。それがきっかけで、働くこともできるくらいの強さを得られた。「学校に行かない=引きこもり」ではない!ということを、忘れないでほしい。

「学校が嫌い」「行きたくない」と子供に言われた方へ

子供が学校に行きたくないと言って来たら、まず戸惑う事でしょう。もしかしていじめられているのではないか?なんて心配することもあると思います。そして、世間的な「普通」の状態からはみ出ることが、怖くなるかもしれません。

しかし、最初に一般論を横に置いて、ただそこにいるお子さんだけを見つめてほしいのです。あなたのお子さんは、苦しんでいます。世の中のこともまだ知らない子供が、何を言っているんだ?なんて、間違ってもお子さんにぶつけないであげてください。(育ててあげてるのに、お金を払っているのに、も禁句です)

困っているのは、親ではなく、お子さんの方です。あなたから見てそうではなくても、ワガママを言っているだけ、甘えているだけに見えても、その心の中はもっと複雑で、驚くほどたくさんのことを考えているものです。

まずはじめに、「聞く耳」を持ってあげてください。そして、親として「正しい道を示すべきだ」という思考を持たないであげてほしいと思います。

子供にとって、親に「学校に行きたくない」と告げることは、とても勇気のいる行動です。きちんと言えたところから、褒めてあげてもいいくらいのことでもあります。そして、きちんと伝えてきたということは、親であるあなたを「信頼して、一歩を踏み出した」ということ。ここで全否定でもされれば、お子さんの心はもっと苦しくなり、二度と本音が言えなくなるかもしれません。

子供の感性や受け止め方は、千差万別です。親が生きてきた価値観ではおさまりきらない「個性」を持っています。上から言うのではなく、となりに立って、一緒にお子さんの気持ちについて、共に考える味方であってほしいと思います。

まだまだ始まったばかりのお子さんの人生です。常識にとらわれ、笑顔を奪うことが親の役目ではありません。この子にとって何が今必要か」が重要であり、「親にとってこうであってもらわなくては困る」ということが重要なのではありません。

ムリヤリに常識というレールに乗せられた多くのお子さんが、不登校になり心のつらさを抱えていることも事実です一番つらいときに、きちんと人格を認め、感性を受け止めてもらえたお子さんは、特別なことをしなくても自分の道をしっかりと歩んでいく力を持っているのです。

どうかお子さんを信じて、どう歩んでいく事が”子供にとって最善の道か”を一緒に模索してあげてほしいと思います。そして、今は心の休息をとれるようにしてあげてみてはいかがでしょうか。

同じ親として、また子供時代に不登校になったことがある者として、しんどい状態のときこそ、信じてあげられる親世代が増えてくれることを切に願っています。/kandouya編集部

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