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なんでなの!?完璧主義なのにめんどくさがりな自分との付き合い方

完璧主義で、仕事・私生活問わず苦しくなることがある。その一方で、できていないこともけっこうあって「めんどくさがりでだらしないな」と自己嫌悪に陥ることもある。

この「完璧主義」と「めんどくさがり」の間で揺れていませんか?

一見正反対な要素ですが、実は共存しやすいもの。というよりも、実はどちらもないと成立しないものでもあります。

自分の中の二面性に苦しんでしまう人は「どっちもあって普通だ!」ということを、知ってほしいです。

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そもそも完璧主義とは「完璧にできる人のこと」ではありませんよ!

完璧主義という言葉は「完璧にできる人」という意味ではないのです。

  • 理想を高く設定する
  • 常に努力しようとする
  • 厳しい自己評価をする
  • 他人からの評価を気にする

このような性格や、精神状態のことを指すんです。

つまり「正解のない完璧を目指して、頑張っている」ということですね。人生において、これが完璧というものはありません。仕事の作業でミスをしないというわかりやすい完璧ではなく「何をもって完璧といえるかわからない」ことに対しても、一生懸命になりすぎるということなんです。

「完璧主義」と「めんどくさがり」の間で悩んでいる人、いっぱいいます!

完璧主義なのに、めんどくさがり。自分の中の矛盾に悩んでいる人は、かなり多いです。どんな悩みも「こんな性格自分だけだろう」「他の人はみんなうまくやっているのに」と思ってしまうことで、その悩みは必要以上に深くなってしまうものです。

めんどくさいことを、世の中の人はどうやって管理しているのか?

「めんどくさい」という感覚を覚えない人は、世の中にいません。基本的に毎日がめんどくさいことの繰り返しです。ときどき、なんでもきちんと完璧にこなし、何か作業をしていないと気が済まないという人もいますが、おそらく少数派です。

たとえば、地位のある人や一見しっかりしていそうな人だって、私生活では洗濯物を大量に溜めたり、何かの支払いを忘れたり、誰かに連絡をし忘れてしまったりすることがあります。

しかし地位のある人、お金をもっている人はそれなりに責任があります。同時にお金もあります。だから、めんどくさいことはお金を払って専門の業者や担当者を雇って、やりたくない作業や物理的に手が回らない作業を担ってもらっているんです。

しかし一般の人は、めんどくさい日々の細かな家事や用事もスケジュールの管理も全部自分でやらなければいけない。秘書やマネージャーをつけることができない人やつけたくない人の方が圧倒的に多いです。だから、めんどくさいこともなんとか自分で管理していくしかないんですよね。

お堅い役所の人も、その辺を歩いているおばさんも、5歳の子供も、あなたも、私もみんな同じめんどくさがりなんです

自分の中のギャップに、悩みやすい

完璧主義の人は「自分への期待値」が高いです。頑張ればもっとできるし、もっと自分に厳しくすれば完璧にできるはず。そう思っているんですね。でも、実際はそうじゃない。

めんどくさいなと思って、テーブルの端に寄せた書類が数ヶ月前の締め切りだったとか、公共料金の支払いを5日連続で忘れちゃうとか、お風呂の床の端っこにカビが生えているのに見てみぬふりしちゃうとか、仕事の連絡は即レスしなきゃいけないのに、めんどくさくてちょっと時間を開けちゃったり。

「自分は本当は完璧にできるのに、やっていないんだ」ということが、負い目になりさらに自分を苦しめているのではないでしょうか。

誰だって自分に厳しく、常に全力で、1秒の休みも気のゆるみもなく動き続ければ完璧になれます。でも、それを実際にやっていたら精神を病んで病気になってしまいます。そして、そんな自分を目指して精神を病んでしまう人が、現にたくさんいるのです。

他人の目も怖い

完璧主義の人は「他人からの評価」を怖がって、自分を奮い立たせている部分があります。

完璧になろうと頑張っているけど、どうしても日々の細かなところにボロが出る。そのボロがうっかり周囲にバレたり漏れてしまったときに、ものすごく凹みます

「うわぁ、だらしない」「この人しっかりしていそうに見えて、めんどくさがりなんだ」という風に、自分の中のギャップに気づかれてしまうことに恐怖を感じているのです。

この他人からの評価を恐れすぎることや、他人から批判されないように生きていることが「完璧主義とめんどくさがり」の間で悩む人のいちばんの問題かもしれませんね。

完璧主義なのに、めんどくさがりで自分が嫌になる……そう思っている人は、実は「できていないことにばかり目が行ってしまうだけ」なんです。誰にだってミスや失敗はあります。それがたとえ自分のめんどくさがりの性格からくるものだとしても、それが「人間として悪いこと」ではないですよね?

完璧主義な人は、できていることを小さく評価して、できていないことを大きく見積もるんです。だから結果的に「自分はめんどくさがりで、なんてダメなんだろう」と凹んでしまうんですね。

じゃぁ、今のあなたに必要なのは、めんどくさがりな自分を責めることではありません。もっと完璧になろうと奮闘することでもありません。

自分がめんどくさいことってどんなことか?」をはっきりさせ、「めんどくさいことをいかに楽して処理するか」ということだけ考えればいいんですよ!

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完璧主義なのにめんどくさがりな自分をうまくコントロールするには?

事務的なことや仕事は、しっかり管理する

完璧主義な人は、仕事関係では比較的きちんとしていることが多いです。他人からの評価に直結しやすいことや、お金をもらっているという責任感から「仕事ではきちんとする」というように偏ってしまう理由なのでは。

たとえば役所に提出する書類、免許の更新、住所変更、各支払いや手続き……こういうのは、ちゃんとやらないと自分が困ったり、場合によっては法的な手続きをとられてしまうこともあるんですね。

たとえば、起業家のホリエモンこと堀江貴文さんは、免許の更新がめんどくさくて、免許証の期限が切れているのに車に乗り2年間免停になったりしています。最近では、人気お笑い芸人のチュートリアル得意さんが、税金の申告をめんどうだからとしないままにして表舞台から姿を消してしまったりしました。

こういう事務的な手続きや、法的な手続きは、サボることで後から困るのは自分なんですね。だから、ちゃんとやったほうがいです。支払いを忘れがちなら、カード払いや口座引き落としにするとか、ネットを使った手続きなどの便利な方法に切り替えるとか、そういった事務作業は自分に厳しくやっていく他ありません

「だらしない」「ありえない」の批判は相手の問題

人から「だらしない」「ありえない」と批判されるのが怖い、という場合、それはある程度相手の問題だと割り切ることも大事です。

めんどくさがった結果として何か失態をおかしたとしても、関係のない他人に「それはバカでしょ」「ありえない」といわれる筋合いは全くないんです。その相手に迷惑をかけたなら話は別ですが、あなたのだらしなさが他人に何か迷惑をかけているでしょうか?

相手に迷惑をかけていないのなら、そんなに気にすることはありません。私だったら、誰かのだらしないエピソードを聞いたら「あぁ、自分だけじゃないんだ」と安心したり「この人でもそんなミスをすることがあるんだな」とホッとしたりします。

自分の「だらしない」は他人からみると小さな問題であることも

完璧主義な人にとっての「だらしない」は、他人からみるとすごく小さな問題であることも。

私は実際に「最近、〇〇が全然できていない」と漏らすと、人から「え!?私なんて、ずっとやってないよ!(笑)」と笑い飛ばされたりすることがあります。「〇〇していなくてすみません」と謝ると「あ~いいですよ、むしろ急かしちゃってすみませんね!」なんて言われたりする。こういうことが、けっこう多いんです。

完璧主義ではない人、自分の評価を厳しくしない人は、もしかするとあなたよりずーっとめんどくさがりのレベルが高い可能性があるんです。だから、あなたがちょっとくらい気を緩めて失敗しても「あぁ、大丈夫ですよ」って受け流してくれることもあります。

めんどくさいから後回しにしてしまうことは、本当に必要なことですか?

めんどくさいと思うことは、あなたにとって「あまり気の進まないこと」なんです。

事務手続きや支払いのようなことは頑張ってやるしかないので、この場合除きます。でも、他にもめんどうだから後回しにしちゃうことっていっぱいあるんですよね。

  • 掃除や片付け
  • 人との連絡
  • 食事や遊びの約束

物が多い部屋で、片付けを後回しにしていませんか。どうでもいい人付き合いの連絡に追われていませんか。本当に必要のないことだから、あとでいいかと思ってしまうようなことも、生活の中にはたくさんあります。これを機に、自分にとって必要のないことと必要なことを分けるのも視野に入れてみてほしい考え方です。

完璧主義な人ほど、先延ばし行動をしやすい!?

むやみに完璧を目指す人ほど、やるべきことを後回しにする「先延ばし行動」をしやすいという調査結果がでています。この場合「失敗するのが怖い」という不安や「自分がどんな行動をとればいいかわからない」といった疑念が、やるべきことを先延ばしにしてしまう原因になりやすいのです。(参考文献:大学生の完全主義傾向と先延ばし行動の関係について

つまり「怖い」「嫌だ」「わからない」「不安」といったストレスが、あなたのめんどくささの原因になっているのです

完璧主義というのは、なかなかすぐにやめられるものではなく、そういう自分ともなんとか折り合いをつけて付き合っていく方がいいと、私は考えています。だからこそ、めんどくさいことの裏側にあるストレスを、ひとつひとつちゃんと見て、しらみつぶししていくことが大事です。

完璧主義なあなたも、めんどくさがりなあなたもあっていい。できることから少しずつ変えていこう!

完璧主義とめんどくさがりは、どちらもあるから成立してしまっている部分があります。一方で、完璧主義なところがあるかた、あなたのめんどくさがりな部分がちゃんとカバーできているわけでもあるんですね。

別にどちらか一方に白黒つける必要などないのです。「これをめんどくさがっていては、ダメだな」と自覚するものは、ちゃんと対処していけばいいのです。そのめんどくささの先にあるものを、ちょっとだけ深く読み取ってみると解決策がもっとはっきりしてくるかもしれませんね。/Kandouya編集部

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