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私、かまってちゃんかも?自信がもてないかまちょの心理とは

「かまってちゃん」とは、誰かにかまって欲しいという欲求から行動を起こし、他人に迷惑をかけたり不快な思いをさせたり、または他人から悪い印象をもたれてしまう人のことをいいます。最近では「かまちょ」なんて言葉もあります。

たとえば、SNS上でケガをした写真をアップして「痛~い!」なんてわざわざつぶやいてみたり、普通にかわいらしい自撮り写真をアップして「めっちゃブサイクで凹む」なんて裏腹な書き込みを添えたりとか。

また「死にたい……」「もう人生嫌になった……」などと、意味深なLINEやSNS投稿をして、誰かに問いかけてもらうことを待っているような様子も「かまってちゃん」と呼ばれることがありますね。

目立ちたがり屋、マウント、寂しがり屋、甘えん坊などいろいろなかまってちゃんがあるわけですが、これらすべて一緒くたにして考えるのはちょっと違います

人は誰しも寂しさや、誰かと話したい欲求をもっているはず。それなのに、人を不快にさせずにやりとりができる人と、「かまってちゃん、うざい!」と言われてしまう人がいる、この違いはどこにあるのでしょうか。

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そもそも、かまってちゃんとは何か?

誰でも、人と話したい、誰かにさみしさを埋めてほしいという願望をもっているはずです。若い世代なら特に、寂しがりやで孤立したくないという気持ちを強く感じることが多いはず。では、かまってちゃんになってしまうのはなぜなのかを深堀して考えてみましょう。

かまってちゃんは計算している

かまってちゃんと思われてしまう人は、計算している部分があります。

計算高い、あざといなどというイメージも、かまってちゃんな人の特徴によく似ています。

「寂しい!」「誰か話そうよ!」と、真っ向から素直に表現するのは、かまってちゃんとは言えませんね。でも、自分がどういう言動をすれば人が寄ってくるか、人の気を惹けるかというのをわかっていて、計算しながら言動するタイプの人はかまってちゃんと思われやすいです。

かまってちゃんの計算は、無意識であることも

かまってちゃんは、自分がどういう言動をすると人が動くかということを考えていますが、それが「無意識の行動」であることも多いです。

かまってちゃん、という言葉はどうしても否定的なニュアンスを含みます。だから、自分自身で「私はかまってちゃんだ!」と自信満々に言える人は少ないはずなんですね。

でも、自分を客観視できていなかったり、幼いころから人の気を惹くために自分の言動を操作するクセがついている場合など、無意識にかまってちゃん化していることも、少なくありません。

かまってちゃんは、人に迷惑をかける

人にかまって欲しいと思うことはまったく悪いことではありませんし、みんなが持っている欲求です。でも、それにより人に迷惑をかけたり、人を振り回すようなことは避けたいものです。

人に迷惑をかけてしまったり、嫌な気持ちにさせてしまうと、その印象を修復するのが難しいので注意が必要です。

  • 夜中や早朝などにLINEや電話を頻繁にする
  • 誰かに対して、一方的に感情を吐き出す
  • 「今から死にます」のようなの重大なうそをつくこと
  • 自分が目立つために人を蹴落とすような行為

いろいろとありますが、自分に注目を集めるために、他人への迷惑をかえりみないことや、嘘をつくこと、誰かを傷つけるような言動は人としてやめるべきですね。

その他の「自分かわいいでしょ?」「俺ってすごいでしょ?」というような遠まわしなアピールは、特に他人を傷つけているわけでも、迷惑行為をしているわけでもないので「やめましょう!」などというべきことではないと感じます。

また、周囲の受け取り方の問題でもあるので、適度に自分を客観的に見るクセをつけていくことがまず大事なのでは

「私を見て!」と素直にアピールするのは、かまってちゃんじゃない?

「私を見て!」「俺ってすごくない?」

こんな風に、ストレートに自分のことをアピールしたり、自慢したりするのはかまってちゃんなのでしょうか?

かまってちゃんというのは「計算しつつ、人の気を惹こうとする」ものなので、自慢っぽい人やぶりっ子な女の子などは、かまってちゃんというニュアンスとは違うように感じます。

正直なところいちばん厄介だなと感じるのは「深く付き合わないとわからない」タイプの人です。周囲の人から見ると、良い人だし普通っぽい。でも、深く付き合うようになったり、恋仲になったとたんにかまってちゃん度が強くなって、その支配下に置かれることで身動きがとれなくなるケースです。真意がわかりにくい人、というのはどんなシーンでも厄介な存在です。

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これってかまってちゃん? 不安な人が知っておきたい「承認欲求」と「自己顕示欲」

誰にでも当てはまり易いかまってちゃんと、人に迷惑をかけてしまうかまってちゃんは分けて考えなければなりません。そこで、両者の違いはどんなところにあるのかさらに細分化していきましょう。

かまってちゃんと、承認欲求

かまってちゃんの人は承認欲求が強い……などとよく言われますがそうとは言えません。

承認欲求とは、他者から認められたいと思う心、そして自分に価値を感じたいという欲求です。これは、どんな人にもあるものです。

自分に自信をもちたいので、私を評価してほしい、という欲求が承認欲求になります。なので、たとえばちょっとした自慢や自己アピールが強いというのは、承認欲求からきている自然なものということになりますね。

かまってちゃんと自己顕示欲

自己顕示欲とは、周囲の人に注目されたい欲求のことです。

承認欲求は「自分に価値を感じたい」という目的なのですが、自己顕示欲は「自分に注目してほしい」という欲求なので目的がまったく異なります。

この自己顕示欲が強すぎてしまうと、自分に注目さえしてくれればどんな方法でもいい……ということになるわけですね

SNS上で迷惑行為や犯罪行為をアップするような行動、人に迷惑をかける行動をしてしまうのは、自分の価値を逆に下げてしまいます。注目さえされれば何でもいい、というようなかまってちゃんは危険です。

だからこそ「自分に自信をもちたいかまってちゃん」と「他人に迷惑をかけるかまってちゃん」は分けて考えるほうがいいのです。

迷惑なかまってちゃんにならないためには?

かまってちゃんという言葉が浸透したことによって、承認欲求を満たす目的でも、注目されたいだけの目的でも、同じ「かまってちゃん」とみなされてしまうことも多いですよね。

自分に価値を感じて、自信をもちたいのは誰でも同じなんです。では、それによって「かまってちゃんだ、うざい!」と人に言われないためにはどうしたらよいでしょうか?

自分の欲求を、ねじ曲げないこと

自分を評価してほしい、と思うなら、それを捻じ曲げないでなるべくストレートに出す方がよいです。

たとえば、自分がかわいく映った自撮り写真をSNSに投稿して「ブサイクで落ち込む……」というコメントを添えている場合の心理を例にとってみましょう。

この場合「かわいい!」と褒められたいという欲求が、心の奥にはあります。でも、それをストレートに「私をかわいいって褒めて!」と言ってしまう勇気がない、という状況が想像できます。

だったら素直に「今日は、〇〇でランチしてます!」のような状況報告と共に、自分の可愛く映った写真を投稿したほうが、人からの印象は格段にいいはずです。

相手に「自分が何を言って欲しいか察してもらおう」とするのは逆効果です。欲求をそのまま表現するくせをつけていくことが大事ですね

身近な人との間で欲求を満たす

先に「注目されたいだけ」で、その先の評価につながらないかまってちゃんは危険だというお話をしました。

注目を集めたいという自己顕示欲も、承認欲求の中のひとつであり仲間です。

なので、まずは自分の日常生活の中で信頼できる人を見つけて、社会的な欲求を満たしていくこともとても大切になります。

恋人や親友、家族、仕事関係などで「あなたはすごい!」「あなたのことは本当に大好き!」と言ってくれる人がいる場合、かまってちゃんにはなりにくいです。わざわざ、めんどくさい計算をしてまで「かまってアピール」をしなくてもいいですし、自分の評価を下げてまで人に注目される意味がない、ということも自然とわかってきます。

しかし、現実世界に自分を無条件で受け入れてくれる人や、他人に求められる環境がない人は、それ以外のところで無意識のかまってアピールをしてしまうことが増えます。社会的な欲求が満たされないため、他のところで自分の欲求を満たそうと、試行錯誤するようになってしまうのです。

まずは「目の前の生活を丁寧にすること」や「信頼できる人を大事にする」ということをやっていくといいでしょう。

自分をコントロールできない、誰かに注目されたいという欲求が高まりすぎていると感じたときは、その気持ちを整理するために誰かに話したり、カウンセリングを受けるといったことも視野に入れていきましょう。

人に迷惑をかけてしまうことや、誰かを巻き込むようなことを一度してしまうと、取り返しのつかないことになる場合もあります。自分自身を適切にコントロールしていけるように、客観視する練習を少しずつしていけると良いですね。

「自分ってかまってちゃんかも?」そう思ったら、じっくり深堀していこう

このように、かまってちゃんの成り立ちを深堀して考えることで、どこが問題か、どんな工夫をしていけばいいかよりわかりやすくなります。

人は誰しも「誰かに見てもらいたい」「ここに自分がいるということを知って欲しい」「気持ちをわかってほしい」という気持ちをもっています。それをどんなふうに表現するか、そして人に伝わりやすい表現方法とはなにかを考えていけるとよいのではないでしょうか。/Kandouya編集部

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