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【自信とは】自分の意思で自分をコントロールしている実感がありますか?

自信とは「あればあるほどいい」ものでははいし、ぜんぜんなくていいものでもありません。形のないものであるため、どういう状態がベストなのか? ということもわかりにくいです。

「ここまでのレベルに達していないとダメ」とか「ここまで低いと危ないから改善しましょう」と診断できるものでもないですよね。自信があるようでない、とか自信があるときとないときの落差が激しいという人もいます。

だからこそあなたは「自信とは何か?」という疑問に辿り着いたのだと思います。

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自信とは「無理やりつけるべきもの」ではない!

自信をつけるのはとても難しいです。もともと自分を否定しやすい人は、自己暗示のように「自分すごい」「自分最高」を言い聞かせても、しばらくするとまた「やっぱり自分ってダメだ」と思って振り出しに戻った感じがすることも。

つまり自信は無理やりつけるべきものでもないし、無理やりつけられるものでもないということです。

「自分はすごい!」なんて簡単に思えないよね?

自信をつけるには「思い込み」の力を借りることが大事だとされています。

  • 毎日仕事に行くだけでもすごい
  • 朝起きられただけでも立派
  • 自分は毎日よくやっている
  • 自分には可能性や才能がある

このように、自分自身のできていることに目を向けて、自分に自信があるように暗示をかけていくことが効果的とされます。もちろん、思い込みの力や自分が自分自身に抱いている印象を、自分で変えていくというのは大事ですね。

しかし、忙しく流れていく日常の中で「自分すごい!」と思い続けるなんて、難しいじゃないですか? なるべく自分に対してポジティブな考え方をしようと心がけていても、ことあるごとに「あぁやっぱりダメかも」「また自信なくしそう」という考えが浮かんでしまうことの方が実際多いのではないでしょうか。

自分の中の「成長したい」気持ちと「現実」のギャップに、苦しんでしまうからこそ、自信をつけようと頑張る必要なんてないと私は感じます。

自信のあるときと、ないとき。このサイクルを繰り返すもの

常に自信にあふれていて、揺るがない。そういう人はごく少数なのではないか、とも感じます。

「最近自分調子いいな」「自分ってもしかしたら、けっこうイケてるかも」と思えるときと、「やっぱ自分ダメ」「もうこんな自分最悪」と思うとき……。このサイクルを繰り返すのが普通なのではないでしょうか。

人には、体調や周囲の環境や状況などが体にも心にも作用しています。「常に同じ状態であり続ける」なんてことはあり得ません。ロボットやAIではない、人間だからこそ自分に自信がない期間や、もう何もかも投げ出したくなるようなことがあるわけです。

常に自信たっぷりでいる必要なんてないし、それができることのほうが珍しい。それがわかるだけでも「自分を肯定する」ということにつながるのではないでしょうか。

自信とはつけるべきものではない?自分を肯定するさまざまな視点

自信はないよりあったほうがいいかもしれません。でも、実際は「自信がない人にこそある伸びしろ」や「自信のなさをバネにする力」というのも備わっています。

自信のない人ほど「自分をかえりみる」ということをする

自信のない人、自己肯定感の低い人は、ときに「自分をかえりみる」ということを繰り返して、人間的に成長していくことがあります

生きていく上で、自分を振り返ることや自分の欠点を見つめて改善していくということは非常に大事です。しかし、これは自分に自信がないからこそできるのではないでしょうか?

「自分大好き」「自分最高」「私はデキる人」なんて常に思っていると、慢心してしまい自分の行いを振り返ったり、改善点に目を向けたりすることも減るのです。

自信がないと「一生謙虚」でいることができる

人の謙虚さは、人間関係や仕事関係においてとても大事ですよね。

自分に自信がないのは、裏を返せば「謙虚である」ということにもなります。成功している人や、周囲から褒められる人も、実はその人自身の心の中は「自分なんてまだまだ」「自信なんて未だにないですよ」と話す人がとても多いです。

「自分なんか何をやってもダメ」というレべルからは脱却する必要がありますが、「自分なんて、そこまですごくないよ」というレベルなら、全然それでOKなのです。

ただ、本当は自分に自信がないのに、それを周囲に見せたくないため、虚勢を張ったり人にマウントをとったりしてしまうこともまたよくあること。

だからこそ「自分に自信がないのはダメなこと」という硬い考えをやめる方が、よっぽど意味があると私は考えます。

「自分に価値がない」「何をやってもダメ」という卑下する考えだけは捨てよう

自信にあふれ、キラキラした人になる必要はありませんが「自分に価値なんかない」「何をしてもダメな人間」という極端な考え方からは脱却しなければなりません。

価値のない人間や、誰にも影響を与えず孤立無援で生活している人はいません。そこにいるだけで、小さな仕事をするだけで、昨日よりちょっと違うことをしただけで、あなたには価値が生まれています。

昔よりマシ、去年よりマシ、先週よりマシ、昨日よりマシ……。他の誰でもない、以前の自分と比べてちょっとでもいい方に変化していると思ったら、それでOKとしてみませんか。

結論:自信とは、自分のことを自分でコントロールする力

自信とは何か? それをはっきり言葉にして表すなら、私は「自分のことを自分自身でコントロールして生きる力」だと考えています。

自分はこう思うから、こうする。自分はこれが嫌だから、これをやめる。自分にはこれが合っているから、これをやってみる。

そうやって、自分のことを自分の気持ちや直感で決めていく力、それが結局は「自信」のようにみえたり感じたりするのではないでしょうか。

それが、誰かの目を気にしてしまったり、人から批判されることを怖がったりして「自分はどうしたらいいのかわからない」とか「自分の力ではどうすることもできない」というようにマイナス思考になってしまうことが、生きているとすごく多いですよね。

結局「自分の人生を自分でコントロールできる」という気持ちや、その現状のレベルがどのくらいか、というのが自信に直結してくるのではないかと感じます。

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他人の物差しで生きれば生きるほど、自信をなくす

生活の中で、あなたはどれくらい「自分の物差し」で物事を判断していますか?

  • 一般的にはこうするものだ
  • こういう考えは批判されそうだ
  • 人と同じように行動しなければ
  • もっと優秀で褒められる存在にならなければ
  • 誰にでも人当たりよく思われないといけない
  • 頑張って「優秀ですばらしい人」を演じなければならない

このように、他人からどう思われるか、多くの人に「いいひと」と思われるために行動していると、どうしても自信をなくします。

他人は、すべて違う価値観や感受性をもった、バラバラな人たちです。それに対して、自分はひとり。自分ひとりが、多種多様な人に合わせて言動することになるので「できない」「どうしよう」「間違えた」が増えますよね。

他人の意見や視点を重視して行動するのがよくないのは、「誰からも好かれるのは絶対に無理だから」なんです。それに気づかないと、できないことやうまくいかないこと、しんどいことが増えるので必然的に「自分ってダメだな」の考え方になってしまいます。

ときどきは、他人の意見や評価が「自己コントロール力」を手助けする

では、すべて自分で決め、すべて自分の意思だけで生きていけることが「自信がある」ということになるのか? そうではないですよね。

ときどきは他人の意見や評価によって自分の行動を変えていくこともあるはずです。

誰かが「あなたは、〇〇が上手だからやってみたら?」と言ってくれたから、やってみることにした。「あなたは、〇〇よりも△△の方が向いているんじゃない?」と言われて、自分の適性に気がつくこともある。

自分では全然できていないと思っていたのに、周囲から「すごいね」と言われたり「もっと自信もちなよ」と言われたり……こういうことも、ちゃんと自分の選択の材料としていきましょう。

そのときも、決して「人が言うからそうする」のではなく「自分の心が動かされた」とか「衝撃的な発見だった」というように「その言葉を信じてみたい」と思えるかどうかを大事にしてみてください。褒め言葉でも、嬉しくない言葉、心に響かない言葉はあまり気にしなくていいのです。

それでも、人からの言葉はやっぱり自分が周囲に認められている感覚や、ここにちゃんと存在している価値を感じられることもあるはずです。

自信は目に見えないし、測れるものではない

自信がないときもあれば、ちょっと自信をもてるときもある。また、昔は自信があったけど今はない。昔はなかったけど、今は少しある。

自信はこんな風に時と場合によって変化するものであり、決して「こういう状態になるのがいちばんいいです!」という形などないのです。血圧や血糖値のように、数値化して良い悪いを決められるものではありません。自信100%ってじゃあ、どういう人のことを言うのかなんて、正直誰もわからないのではないでしょうか。

それを一生懸命追いかけていると「自分に自信をもちたい」「自信をつけるにはどうしたらいいのか」という方法論にばかり目が行くのです。

方法論ばかりを追うと、それをやっているだけで満足してしまったり、自分っぽさを見失って後から失速したりすることもあります。

そして、努力したことに対してはっきりと「数値化」した自信なんて見ることができない。結果が出たのかどうかも、あまりわからない。だからこそ、自信とは何かや、自信をつけようと躍起になることは、それほど重要ではないのかもしれません。

自信を無理につけるより、毎日の快適さ、楽しい・嬉しいという感覚を大事に。

自信は、いかに自分が自然な姿で生きられるかということなのではないでしょうか。もちろん、自然に生きるとか、自分を自分でコントロールするというのも、常に安定的にできるようになることなんてありません。

ひとりで、誰にも会わず、何も行動せず、じっとして生きているわけではありませんよね。人や環境の中に溶け込みながら生きているのですから、上手くいったりいかなかったりの繰り返しなのは当たり前なのです。

その都度「自信がない」「自分はダメだ」という考えをしてしまうと、疲れてしまいますよね。だから、日常の中でできるだけ自分が快適に過ごすこと、好きなことや嬉しいことに目を向けることが大事です。

自信は測ったり、目の前に大きさとして表したりすることができるものではない。だからこそ「自分の中で、自分がいいと思えるように生きる」ということがいちばん大事なのではないでしょうか。/Kandouya編集部


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