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【バタフライ効果】「自分なんてどうせちっぽけな存在」って思うなら聞いて。蝶になればいいんだよ。

0.01の変化があなたと世界を変えるかも?

“こんなことやっても意味ないだろう”

“今更やっても遅いに決まっている”

こんな風に、行動を起こすのをやめてしまうことはないだろうか。人間はリスクを冒す恐怖心や、損得勘定で動いてしまうこともある。

しかし、ちょっとした行動や変化によって、後々大きな影響を及ぼすことがある。決してきれいごとではない。ほんのちょっとの努力でも、やるのとやらないのとでは大違い。0と1は天と地ほどの差。

これを力学では「バタフライ効果」という。

別名カオス理論とも言われ、予測不可能な未来を意味しているのだ。

あなたが今、目の前の課題を「やるかやらないか」で迷っているとしたら、勇気を出して一歩踏み出してほしい。その理由を早速、紐解いていこうではないか。

バタフライ効果の 例え話 と 実例

“ブラジルで蝶が羽ばたくと、テキサスで竜巻が起こる”

これはバタフライ効果を分かりやすく表した、例え話だ。
ブラジルにいる蝶が羽ばたき風速が微妙に変化することによって、遠く離れたテキサスで竜巻が起こる可能性もある…ということである。

エドワード・ローレンツという気象学者が提唱した理論。気象に限らず世の中のすべてのことは、常にささいな変化を繰り返していて、予測不可能だ。

「気象学や力学の知識もないし、難しい話はよく分からない」と思うかもしれないが、これは世の中のすべての人に関係の深い話である。

よく、小さな行動を積み重ねれば結果が出るとか、ちょとした心がけで大きな変化が起こるという話を聞くだろう。
これは、きれいごとや夢のような話ではなく、物理現象として認められているのもなのだ。

日本語だと

“風が吹けば桶屋が儲かる”
“塵も積もれば山となる”
“一円を笑うものは一円に泣く”

こんな言葉も、バタフライ効果と通ずる部分がある。
桶屋というのは、棺桶屋のことで「強い風が吹くと、火災事故や遭難などが起きて死者が増える」という例え話。
冗談や、落語の大喜利などでよく使われる例え話だ。

 

どんな人でも一度は

「あのとき〇〇しておいてよかった!」

「なぜあのとき〇〇に行かなかったんだろう…」

そう、思うことがあるはず。

 

逆に

「あのとき〇〇しておいて助かった!」

「あのとき〇〇に行って正解だった!」

というポジティブとネガティブ、どちらの経験もあるだろう。

バタフライ効果というのは、ほんの少しの動きや変化によって未来に大きな変化や効果をもたらすことを意味している

バタフライ効果は、ネガティブにも働く

ポジティな効果ばかりではないバタフライ効果。

ここで一つ、誰でも知っている有名な人物の実例を挙げてみよう。

あるひとりの青年は、幼いころから絵描きになることを夢見ていた。
その青年は700点もの絵画を書き、水彩画は5,000点をも超える作品を毎日書き続けた。
しかしその青年は、念願だった美術学校の入試に失敗。
彼は美術学校に入れなかった挫折感を、文筆活動や政治活動にぶつけるようになってしまった。

そしていつしか彼は「ナチス党」を結成することになる。

そう、これはかの有名なアドルフ・ヒトラーの話。

彼が美術学校に受かっていれば、あの歴史的な虐殺事件も起こらなかったかもしれない。彼が挫折の苦しみをプラスに捉えていれば、命が失われることはなかったかもしれない。こんな風に、巡り巡ってネガティブな結果を引き起こすこともあるのだ。

ヒトラーの場合、ネガティブな感情である怒り・悔しさ・不信感などが影響している。

ポジティブな言動を意識すれば、それは巡り巡っていい結果へとつながる可能性が高くなる。

逆にネガティブな言動ばかりしていると、それもネガティブな方向へと作用する。

私たちが生きているこの世界は、誰かに作られたものなんかではなく、私たちが日々思っていること、感じていることで建設されている最中だということなのだ。

バタフライ効果は、今のあなたにも起こっている


私が、ライターの仕事を本格的に極めるようになったのは、夫が原因不明の病気をしたからだ。夫がいつ働けなくなっても良いように、この仕事を真剣にやりはじめた。
私がライターでなければ、このメディアで執筆などするはずがない。そしてこの記事は世界のどこにもない。
そして、あなたがこの記事を読むこともなかっただろう。

たったひとつの出来事やハプニング、行動、思考…。
全てが予測できない未来につながっていると思うと、本当に世の中は不思議で満ち溢れていることが分かるだろう。

日々のちょっとした行動、自分の思考、発言、すべてが今後の未来を操作している。
バタフライ効果、というものが力学的に広く知られていることが分かると、世界の見方が変わっていくのではないだろうか。
自分という小さな存在が、ほんの些細な行動をするだけで、ここから先の結果は180度変わると思えるようになるのだ。

すると、今まで面倒だからやらなかったこと、そんなの無理だよってあきらめていたこと、自分にはできないと引き下がっていたこと…全部が、もったいないとさえ思えるようになる。

そして、行動してみた結果、例え思い描いた通りのが出なくても、実践した過程のできことは自分の経験として必ず積み重なっていくもの。仕事・恋愛・結婚・子育て・家事・人間関係…すべてのことに、0.01の小さな変化を加えるだけで、結果は変わる。

ポジティブに捉え、物事をプラスの方向に動かしていけば、必ず満たされた未来に繋がる。逆に、全てのことをネガティブに捉えて行動していれば、状況は良い方向に運ばない。ヒトラーのようにはなりたくない。

ポジティブシンキングがよいとされるのには、ちゃんとした理由がある。どんなことも意味づけをして、自分にとってプラスに捉えていくことの意味は、今まであったいいことも、悪いことも、すべてが一つの線で繋がる感覚を知るためだ。

バタフライ効果は、毎日実感できる

たった1匹の蝶が羽ばたく風力によって、気象は大きく変化する。そしてそれは、人間の頭脳はおろかコンピューターでの観測でも予測ができないのだ。

私たち人間の力は、蝶の羽ばたきよりもきっと大きいものだ。毎日のちょっとした行動の変化、思考や発想の転換を実践していったら、どれだけの効果があるだろうか?

意識的に行動すれば、3日でも1週間でも1年でも、どんな短い期間でも「成長」を感じることができるものだ。

そんなに大それたことをする必要はない。周りがびっくりするような偉業を成し遂げろというわけではない。ほんの0.01の勇気をふり絞っていく、その積み重ねである。

  • ずっと行きたいと思っていた喫茶店に入ってみる
  • いつも素直に言えないことを、率直に言ってみる
  • 気が進まない誘いを、勇気を出して断る

こんなささいな変化でも、自分がしたいことを実行するのとしないのとで、結果は180度変わるはずだ。

すると、自分が本当は何を求めているのか、自分ってどんな人間なのかがはっきりと見えてくる。ささいな行動・思考の変化によって本当の自分を見つけてあげることができる。自分と向き合うことができる人は、他人に優しく接することができ、信頼できる人に囲まれていく。

あなたの人生は、0.01の積み重ねでもっと楽しいものになるはずである。

もし、あなたが行動に迷う場面があったら、このバタフライ効果のことを思い出してみてほしい。

 

(ライター・夏野新)

 

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