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悩みは甘えなの?解決する前に向き合いたい4つのステップ

人に悩みを話せず、ひとりで抱え込ん自滅してしまう人の多くが「悩みは甘えだ」と考えています。

人に頼ったり、気持ちを吐き出すのが苦手な人は、小さな悩みをどんどん貯めこんでがまんし、最終的にその小さな悩みが膨大に膨れあがり、心身のバランスを崩しがち。

この記事では、自分の悩みなんて甘えなのではないか……と感じて、さらに袋小路に迷い込んでいる人に向けてお話をしたいと思います。

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悩みは甘えではなく「壁」や「問題点」

結論から言って、悩みは甘えではありません。

「そんな小さな悩みは、甘えだ」といって無視してしまうのは非常に危険なことです。なぜなら、悩みはあなたにとっての壁や問題点が浮き彫りになったものだからです

たとえば「自分は、いつも似たような悩みを抱えやすい」とか「いつも同じようなことで躓いている」と感じたりすることもありますよね。もしくは「こんな風にすぐに悩む自分は、精神が弱いからだ」「気合が足りない、怠けているんだ」などと、その悩みをきっかけに自分の評価をさらに下げてしまうこともあります。

こうなってしまうと立ち直ることが困難になり、さらにこの先の人生でも、悩みが出現するたびに自分の評価を下げてしまうようになります。

最初のステップで大切なのは、悩みを甘えだと思うことではなく、自分の問題点やどうにか超えたい壁であることを自覚することなのです。

悩みは甘えではない!悩みを解決するまえに向き合うこととは?

あなたの悩みは、甘えではありません。ただ、それを何とか解決したいと思っているのは確かだと思います。それでは「自分の悩みなんて、甘えなのではないか?」と不安になっているときに考えたいプロセスをみていきましょう。

1.「こんな悩みは甘え」という考えは解決の障害になる

「こんな悩みは甘えかもしれない」と思うことは自分に厳しく、立派になろうとしているように見える反面で、悩みの解決を妨げる原因になっていることがあります。

たとえば、スポーツを例にとって考えてみましょう。

スポーツの試合や大会でいい結果が出ない時、苦手なプレーがある時は、何をするでしょうか? ただやみくもに突き進むでしょうか? 気合で何とかするでしょうか。

自分の技術が上がらない原因を特定するためには、使用する道具や靴、ウエアを見直したり、フォームを一から改善したり、コーチやチームメイトと一緒に話合ったりと、何かしらの「検討」「改善」をすると思います

人の心の悩みも実は同じで「こんな悩みは甘えだから、考えないようにして突き進もう」としても、いい結果につながらないのです。だからこそ、悩みをしっかり見つめることやどうしてこのような状態に陥っているのかを、考える時間、向き合う時間というのは非常に大切です。

2.悩みから起こることのイメージで、頭がいっぱいになっている

今悩んでいることに対してあなたは、悪いイメージをもっていると思います。

  • 失敗したとき
  • 周囲に迷惑をかけたとき
  • それによって自分が悪い評価をつけられること
  • 上記の状態に陥ったときの心理状態

あなたは悩んでいる時点で、頭の中が「最悪のイメージ」で埋め尽くされてしまっているおそれがあります

こうなると、ここから抜け出しにくくなり、抜け出し方のイメージもつかめなくなってしまいがちです。「悩みは甘えだ」と感じている今も、きっと甘えていてダメになっていく自分や、甘えている自分が周囲にもたらす影響などのイメージがどんどん膨らんで、そのイメージに自分という人間が押しつぶされているのでは。

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3.いったん、めいっぱい落ち込む

自分の悩みなんて甘えなんじゃないか、そう思うときは、あれこれ考えたり行動を起こそうと焦ってしまいやすいですよね。しかし、ここで一度「めいっぱい落ち込む」という時間を作ってください

問題は、わずかな時間で解決することばかりではなく、実際は長い時間をかけて解決することが大半です。そのため「今すぐ変わらなくてはいけない」「すぐに何とかしたい!」と焦ってしまうことも、悩みを大きくしてしまう原因になります。

  • 悩みを解決するための方法がわからない
  • すぐに気持ちを切り替えられない
  • 焦って余計なことをしてしまう
  • 焦りの行動から、悪循環に陥る

このように、焦って解決しようとしてもできないため、さらに「自分はできない」「無能」といった考えが浮かんでしまいます。「今すぐ何ができるか?」「早く行動を起こさないと」と焦ってしまうと、頭の中がその悩みのことでいっぱいになり、ああでもないこうでもない、と脳の中は大混乱。今すべきことの判断もできず、さらに自分を責めたくなり心理が働くのです。

悩んでいたり落ち込んでいたりする不安定な段階のときは、行動を起こしてはいけません。まずは、休養することや、誰かに気持ちを吐露して落ち着くという時間をもつことが大切です。 「考えている」という状態と「悩んでいる」という状態は違っていて、何か大きな問題に直面したときはまずいったん落ち着く、じっくり落ち込むというような時間も必要です。

4.自分の頭の中を整理するには、誰かに話すことが大切

悩みがあるときは、人に話すことが非常に大切です。

というのも、悩んでいる段階では「自分が何に不安を感じているか」ということも、わかっていないことが多いためです。自分の心は、意外に自分でよく理解できていないことが多いため、人に話すことで「あ、実は自分はここがよくないのかもしれない」とか「これが苦手と思っている原因は、本当はそこじゃなかったんだ!」と気づくことがあると思います。

第三者に話を聞いてもらうというのは、その自分でも気づいていない問題点や不安の原因を引き出してもらうために必要なことなのです

家族や友人など一般の人に悩みを相談する場合、相手の主観が入りやすいです。できれば専門のカウンセラーや、悩み相談窓口を利用することをおすすめします。カウンセラーは、人の話を聞くことや、その人自身が本当の解決策を自分で気付けるように引き出すための専門知識を学んでいます。だからこそ「この悩みは、甘えなのでしょうか?」と聞いてみてもいいし「自分が正しいのか、間違っているのかわからない」といった今の状況に、客観的な視点で気づきを与えてくれます。

また、人に頼るのが苦手な人や、身近な人に迷惑をかけたくないと思ってしまう人は、専門家に相談する方が得策である場合も多いです。

悩みは甘えではない!適切な順番とステップで問題克服に向き合おう

ときには「甘えないで、もっと頑張ろう!」と思うことも必要です。「ここは甘えてはいけないところだ」とか「これって単純に逃げたいだけかも?」なんて思うこともありますよね。

それは自分の中で「ここは逃げずに立ち向かうところだな」ということがわかっているときだし、甘えるべきではないとわかっているときかのかもしれません。世間一般論で「悩みは甘え」とすることはけっしてできません。

そのためにも、第三者の視点を取り入れることや、自分の悩みを整理することも必要でしょう。また、今は少し落ち込んでいて足元がフラフラしてしまっている状態ならば、少し休養してじっくり落ち込んで、また浮き上がってくるのを待つという時間も大事になりますよ。/Kandouya編集部

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