HSS型HSPは超有能!好奇心と努力の達人が世界を変える

近年、HSPという「繊細な感性をもち、刺激に対して敏感な気質」が注目されています。

繊細過ぎる、敏感過ぎるというワードが目立つ中で、アクティブな外向型の特性をもつ「HSS型HSP」というタイプの人がいることもまた知られはじめています。

アクティブなのに繊細? 外向型なのに、内向的?

一見すると理解が難しいように思える、HSS型HSPについて、この記事では深く追求していきます。

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HSS型HSPと、一般的なHSPとの違いは?

HSPも、HSS型HSPも基本的には同じ脳の特性をもっています。

大きなグループは「HSP」ですが、その中には外向型の特徴をもった人がいるのです。

おさらい!外向型と内向型の違い

外向型と内向型には、一般的なイメージとしてこのような違いがあります。

外向型

  • 複数の人の輪の中に入ることができる
  • 仕切ったり、会話を盛り上げたりと中心人物として活躍できる
  • 好奇心旺盛で新しいことにチャレンジする
  • 自分のことを話すのが得意
  • 環境の変化を恐れない
  • 感情表現が豊か
  • コミュニケーションやスキンシップがとれる
  • アウトドアを好む
  • 外部とのかかわりを重視する

内向型

  • 人前で話したり注目されるのは苦手
  • 空想や哲学的なことを好む
  • 変化せず現状維持を好む
  • 何かを作ったり、組み立てたりするクリエイティブな作業を好む
  • 感情の表現や起伏が少ない
  • スキンシップは苦手
  • 部屋で静かに過ごすことを好む
  • 自分の内面や自意識に注目している

外向型・内向型はざっくり分けるとこのような違いがあります。

外向型は文字通り「外」に目を向けた言動が多く、内向型は自分の「内」に目を向けることが多くなります。

もちろん、環境や周囲の人からの影響によって、2つの特徴は変化します。「基本的には外向型だけど、内向型の側面もある」とか「仕事中は外向型としてふるまっているけど、オフになると内向型として生活している」という人もいるでしょう。

時と場合によって行動パターンを変えることができるため、完全に外向型と内向型をはっきり区別できるわけではありません。ただし、ひとつの目安としてこのような特徴があるということを知っておくとよいのでは。

HSS型HSPは人口の約6%しかいない貴重な存在

外向型の特徴を持ちながら、HSPの繊細さや敏感な気質をもっているのは、実は人口の約6%程度だといわれています。

HSP自体は人口の約15~20%です。そのHSP全体のうち、70%は内向型。残り30%が外向型というデータがあります。(出典元:ささいなことにもすぐ、動揺してしまうあなたへ/エレイン・N・アーロン著)

HSP自体がごく少数派であり、HSS型HSPはさらにその少数派の中の少数派……非常に希少な特徴をもつ人々ということになります。

実は、私は「HSS型HSPこそ最強の人材だ」と考えています。それは単純に、数が少なくて貴重だということではありません。

外向型のいいところ、そして内向型のいいところ、すべて持っている優秀な人材だといえるからです。

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HSS型HSP特有の悩みとは?

「外向型人間の特徴をもっているんだから、生きづらさとは無縁じゃないの?」そんな風に思う方もいるのではないでしょうか。

HSS型HSPは、自分の中にふたつの傾向をもっていることから、悩みやすくなったり、自分らしさがわからなくなったりすることがあります。ここでは、HSS型HSP特有の悩みをいくつか例にとって紹介します。

HSP的な要素があるのに、人からはそう見えない

HSPの特徴である、繊細な感受性や、ささいな刺激への察知など……日々感じとっているものや、それに対するストレスがあります。

しかし、HSS型HSPは「しっかりして見せる」ことや「場を盛り上げたり、人と人との橋渡しをする」のが得意です。これは、外向型の「外」に意識を向けた言動ですね。

意識しなくても、その場に適した行動ができてしまうし、自分でも「無理してやっている」という感覚はないのです。

でも、脳がキャッチしている情報量や、その情報を処理する過程は、HSPと同じ構造です。

周囲からは常に楽観的で器用な人に見られるのに対し、HSS型HSPの心や脳は、本当はひといちばい疲れているのです

自分の特性を活かして努力しているのに、人からはそう見えない

HSS型HSPは、何事もそつなく器用にこなす一面があります。

これはHSPの「深い情報処理」や「些細な変化を察知する」などの特徴を生かし、外向型の特徴である「新しいことにチャレンジする」「思い立ったらすぐに行動に移す」などの特徴を使いこなします。なんでも器用にできてしまうのは、無意識の工夫や努力を重ねた結果であることもしばしば。

自分の持っている長所を、知らず知らずのうちに活かしながら応用する力がとても高いのです。

しかし、外から見ると「器用な人はいいよね」「何でもきでてうらやましい」と妬まれる原因になったり「あの人に任せておけばいい」と責任や作業を押しつけられたりするということもあります

努力する事や工夫することを「頑張ってやっている」と思わない。ただ自然に生きているだけで、非HSPの人からすると信じられないような努力や挑戦を繰り返しているのです。しかし、外部からはそれがなかなか見えないので「あの人は少し変わっている」「自分達とは違う」と壁を作られてしまうこともあり、孤独になりやすいともいえます。

HSS型HSPはこれからの社会を担っていく人

HSPであってもなくても、生きている人はすべて価値があり、素晴らしい人材です。

ただ、HSS型HSPは、これからの世の中を担っていくような素質があると考えています

成功する人の特徴として、よく挙げられるもの

  • 努力を努力と思わない
  • 一匹狼でいることを覚悟している
  • 人の心理を理解している
  • 自分の長所を自然に活かしている
  • 謙虚である

これはすべてHSS型HSPに当てはまります。

まず、自分の長所を自然と理解し、活かすことができます。そんなことをしていると、前項で挙げたような「人から理解されない悩み」をもつようになります。するとどうしても「一匹狼」でいることは避けられないと、悟るようになるのです。

また、そうした周囲の無理解に対しても目くじらを立てることはありません。HSPは人の気持ちがよくわかる上に、情報処理に長けています。なぜ人はそう判断するのか、なぜ自分は人と違うのか……こうした、自分と他人の心理の違いも、自然とわかるのでむやみに人を憎んだりすることも少ないのです。

そして言動の多くは「自分が評価されるため」の行動や考えではないので、必要以上に威張ったり、自分を大きく見せるということもありません。結果的にそうした「脳の特性に従って生きる」ことが謙虚さとして評価され、愛される成功者になる……という理屈が通るのです。

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HSS型HSPがもっと生きやすくなるためのマインドとは?

あなたが、自分はHSS型HSPであると自覚したなら、これからこのような点を意識しながら生きていくことをおすすめします。必要なこと、必要のないことがあると思いますので、自分に適したところだけを抽出して活用してくださいね。

少数の「理解者」を大事にする

HSS型HSPは、本当の自分と「周りから見える姿」に大きなギャップがあります。

そのために、理解されない悩みを抱えやすいです。仕事や表面的な人間関係では、あなたの良さはほんの数%程度しか伝わらないでしょう。

そこで、少数の「理解者」を作ってその人たちだけに理解されればいいと、高を括ることが必要です。HSS型HSPの特性を、全ての人に理解してもらおう、みんなに好かれよう、上手くやろうとすると失敗します。

必要以上の人やものごとに力を注ぐことで、あなたの才能や特性の「可能性」が狭められてしまうからです

例えば、庭に花の種を植えるとします。あなたは、2~3つの花の種だけを植え、自分が植えた種だけに水や肥料をやり、手入れをするのがもっとも効率的です。あなたがその2~3つの種に全力を注げば、最高に美しい花が咲き乱れます。これが、10も20もの種類の種を植えたら、あなたの手は行き届きません。

抱えるものが多すぎて、結局すべてを放り投げたくなることもあるでしょう。

たった少しの種類の種でも、それらに全力を注いで愛すれば、その種はやがて大量の花畑になって、多くの人を魅了したり、感動させたりすることになります。

理解者とは、恋人やパートナー、友達でも構いません。仕事の仲間でも、どんな人でも構いません。

自他の境界をはっきりさせる

HSS型HSPは、その器用さや人望の厚さから、さまざまな人から頼られたり、当てにされやすいです

このときに、自分と他人の間の境界線をしっかり意識するようにしましょう。HSPは、人の気持ちがわかり過ぎてしまうので「自分が何とかしてあげたい」「自分がこうしてもらったら嬉しいから」といった理由で、人に関わり過ぎたり、必要以上の責任をとってしまうことがあります。

もちろん、どんな経験も必要な経験です。誰かのためにと奔走することも、ときにはよい経験になるのですが、それをしすぎないように自分でコントロールしていくことを意識しましょう。

自分の人生は、自分自身と、自分が目指す目標のためにあります。誰かの気持ちに深入りしすぎず、自分と他人の間の境界線を常に意識しておくと、安定した人間関係を続けることができます。

HSPの側面を大事にする

HSS型……というワードがたくさん登場しましたが、あなたは基本的には「HSP」です。

外向型の特性を活かそうとするあまり、HSPであることを忘れて疲れたり消耗したりしないように気をつけましょう

たくさんの人に会う機会や、大勢の人の前に出る大仕事をしたあとは、人よりも多くの休養を設けましょう。仕事で体や脳を駆使するのなら、休日は思い切り内向型として過ごしてみます。

また、神経の高ぶりを調整するために、体を温めてリラックスさせ、さまざまな情報を遮断して静かな空間で過ごす時間も忘れずに。自分自身を大切にする時間は、あなたが次に活動をするときの「ひらめき」「勘」「直感」を鋭くします。外部からの情報を経って、自分の内なる声に耳を貸す時間も、HSS型HSPにとってとても重要なものになります。

あなたの直感を信じる

あなたの直感は、正しいです。

あなたのひらめきや勘、なんとなく感じることはだいたい正しいと思って構いません。それは、あなたの脳はさまざまな情報をしっかりとした理屈で繋げているからです。

自分としては「なんとなくそんな気がするんだよね」という程度のことも、実は脳内でちゃんとした理屈を経て導きだされた答えなのです。けっして、テキトーでもなければ、でたらめでもない。だから、あなたは自分の直感を信じて行動してよいのです。

周囲はさまざまな言葉を掛け、あなたの成功を阻止しようとするかもしれません。

  • そんなわけないだろう
  • 思い過ごしだ
  • 気にしすぎだ
  • できるわけがない

日常の中ではそんな言葉を耳にすることもあるでしょうけれど、あなたは人口のうち6%しかいない逸材です。あなたの直感を信じて、思うとおりに生きていってほしいです。

人生の課題を探す

人生の課題……というと少しオーバーに感じるかもしれません。

でもこれは、あなたが「真剣に取り組みたい」と思うことならなんでもいいのです。

  • 受験勉強
  • 仕事での成功
  • 子育て
  • 趣味を極めること
  • 個人で発信をすること

自分の人生において、これは重要だと感じることや、使命感に駆られるようなことを突き詰めてみてほしいです。自分が心から楽しい!と思うことは、きっとあなたの人生の課題なのではないでしょうか。そして人生の課題は、そのときどきで変化して時代と共に形がかわってくるものだということも忘れてはなりません。

人生に課題やテーマをもつHSPは強いといわれています。あなたは、あなただけの才能を活かしてどんな場所でも活躍することができるのです。

HSS型HSPは、才能を秘めた逸材です!そのことに気づいて

決して、HSS型HSPだけが優秀だと言いたいわけではありません。

しかし、確実に優秀な素質をもっていて、成功のために必要な考え方や行動ができる人です。

世界を変える、社会を担うという言葉を使いましたが、それは「あなたは世界で活躍すべき」などと大それたことを勧めているのではありません。

あなた自身が自分の才能や素晴らしさに気づき、それを自分の人生の中で最大現に活かして欲しいのです

HSS型HSPがそれに気づき、実践することで、かならず世の中に影響をもたらします。影響力というのは幻想のような言葉。あなたの知名度や活動、SNSのフォロワー数などはまったく関係ありません。だって、あなたがただそこに生きているだけで、物や人に影響を与えているから。

すべての人が「自分の価値」を自覚して、意識的に活用していくことで各々の人生が輝きます。そして、その周辺にいる人にも必ずよい影響が与えられます。

最後に、HSS型HSPのみなさん、もっと人生を楽しんでください!/夏野 新

HSPの生きづらさ攻略本 繊細さ・敏感さは武器になる!

HSS型HSPは、好奇心と繊細さの間で揺れ動いているひと。
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