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「いじめの後遺症」から抜け出せない…HSP・仕事・トラウマのお悩み

こんにちは。Kandouya編集部です。

読者様からのお悩み投稿をいただきましたので、お答えさせていただきます。とっても深い悩みを共有していただいたので、きっと多くの方にヒントになることがあると感じます。

HPS(繊細な気質)。いじめ後遺症のフラッシュバック

私は生まれつき繊細な気質(HPS)で、また性格は、純粋で、共感性が高い一方、しっかりしすぎて、おかしなことに瞬時に気が付いたり、心配性だったり、傷つきやすかったりというストレスの溜まりやすいタイプです。

そういう私だから、いじめにあった後、後遺症になりやすかったんだと思います。いじめが終わってから何年も経つのに、心の傷が癒えず、ほぼ毎日フラッシュバックするのが生き辛いです。

また、HPS(繊細な気質)で疲れやすく傷つきやすい私にも、できる仕事が地方のために少なく、未だ仕事を始められていないことでも、心が参ってきてしまっています。住宅ワークも調べましたが、地方のために皆無。就活の後にどっと疲れが出て、落ちたショックで半年ほど立ち直れないという経験から、就活恐怖症(対人恐怖症?)になり、足が進まなくなりました。

ほとんど今の悩みを吐き出すような文となってしまいました( .. )

投稿者(さらさん)

HSPは、傷が残りやすい?

今回はHSPの気質をお持ちの方からのお悩みでした。

私もHSP気質であり、さらにトラウマ体験をもっているので、お気持ちとってもよくわかります。

さらさんは、HSPがいじめの後遺症を強めてしまったのではないか? と思われているんですよね。その可能性は高いですし、そう感じるのであれば、まずそれをしっかりと認めてあげてOKだと思います。

私の場合なんですが「いつまでも過去のトラウマに捕らわれている自分が嫌」と思っている節がありましたし、実は今もちょっとあります。

もう大人なんだし……

あれから何年も経っているんだし……

だからもう、思い出してはいけないんだ。

そんな風に無理やり蓋をして動こうとすると、逆効果だったりしますよね。

そして「こんなに長い時間引きずるということは、HSPという繊細な気質だからダメージが大きかったのではないか」なんてことを、私も考えたんです。もちろんこれも事実です。HSPはごく普通に生きているだけでもストレスを抱えやすいので、トラウマになり得るような大きなつらい経験をした場合、それを強く引きずったり、メンタル疾患に陥ってしまうこともあります。

ただ、HSPという自分の気質とこれからも生きていくためには、まず今抱えている「トラウマ」をしっかり解していくことが先決ではないかなっと感じています。

トラウマに関してはこちらの記事でも詳しく解説しているので、お時間のある時に読んでみてくださいね。

仕事がないという悩みは、固定観念を解してみる

今現在求職中で、この先もできる仕事があるのか不安とのこと。このように、仕事がないという悩みは「仕事をどう探すか」ということよりも「なぜ仕事を早く探さなければいけないのか」を考えてみると、少し楽になるんじゃないかなっと思います。

今、仕事はしていないけど、さらさんは生きているんです。「生きられている」という事実、ここに、ちゃんと意識を向けてみると考え方が少し変わるかもしれません。

よく実家に住んでいて、親に養ってもらっていることを「ダメなこと」と思っている人がいます。専業主婦で、旦那さんに養ってもらうばかりでお金を稼いでいないことに劣等感を持つ人もいます。生活保護受給者を「底辺の人間」と言う人がいます。そんな「誰かに食べさせてもらうのがダメ」「自立できないとダメ」「お金を稼げないとダメ」と感じてしまう……それは、誰かが作った価値観で、正しいものではないんです。間違っているわけでもないし、正しいわけでもない。人それぞれです。

もちろん「自立して欲しい」「早く出ていきなさい」と扶養してくれる人に言われてしまうと、それは確かにしんどいですよね。でも、もし相手が受け入れてくれるのであれば、ひとまず今は養ってもらう選択をするのは全然悪いことではないんです。それも「生きる術」のひとつです。

ただそこで「申し訳ない」「社会人としてダメ」「ニートになるなんて恥ずかしい」という、社会的なレッテルや、自分の中の「こうあるべき思考」が邪魔する場合、「早く仕事を探さなくちゃ」「仕事がない、どうしよう」という複雑な心理状況を生み出すこともあるんですね。「仕事なんかしなくていいや」と思える人は、仕事がないことを悩んだりはしないですもんね。向上したい気持ち、伸びしろがあるからこそ悩んでしまうし、今上手くいっていないだけなんだとも、思います。

だから、さらさんにとって今大事にしたいことは「仕事を探すこと」ではないのかもしれないな、なんて思います。いじめを経験しながらも、ここまでいろいろなことを潜り抜け、頑張ってきたんですから、少し休憩してもいいのかもしれないと思います。

頑張りすぎる人は、どうしても「頑張らない」「焦らない」が苦手なので、ちょっと難しいかもしれないのですが、私はそんなことを感じました。

「今がつらいと一生つらい」と思ってしまう

私も割とそうなんですが「現状が一生続くような気がしてしまう」ことがあるんですね。

今、お金を稼げない。今、心身のバランスが悪い。今、自分に自信がない。

今感じていることや、今の状態、今の環境がこの先もずっと続くような錯覚をしてしまうことがあります。すると、不安や罪悪感が大きくなって、やがて「焦り」に変わるんです。

焦ると「早く変わらなきゃ!」「早く忘れなきゃ!」「早く結果を出さなきゃ!」と全部、早く早く!と急かしてしまうので、本当に今何を考えたらいいのかとか、今大切にすべきことは何かっていうことも、わからなくなってしまうんですね。そして、自分が今何に一番困っているのかや、いちばん不安なことはなにかも、わからなくなります。

今の自分は「そんな状態」というだけで、今の心と体と状況が、このまま一生続くということはありえないんです。世の中の動きやそれに伴う人々の動きにも、流れがあり、変化があります。それと同じく、さらさん自身も日々変化していきます。たとえ「今日は何もできなかった」という日があっても、必ず何かが変わっているはずなので、なるべくならば焦らないでほしいんですね。

これと言った解決策を提示できず心苦しいですが、このKandouyaに悩みをこぼしてくださったこと、お話聞かせてくださったこと、大変感謝します。私たちも日々悩んで、葛藤して、奮闘している最中です。いっしょに、少しずつ前進していきましょうね。/Kandouya編集部 夏野 新

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