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HSPが在宅で仕事をするために、本当に本当に大事なことを伝えたい!

HSP(繊細・敏感な気質)の人は、在宅での仕事が向いているといわれます。

近年在宅ワークや起業の間口は大きく開かれるようになり、実際に「HSPで、在宅の仕事をもっています」と公言する方も増え始めていますね。

しかし、今現在外で通勤型の仕事をしている人、また求職中の人が「在宅で、自分にもできる仕事って……そんなのないよ。」と落胆してしまうことも多いはずなんですね

また「好きなことを仕事にすることで、人生が楽しく、悩みがなくなった!」という意見もあります。誰でも得意なことをもっているはずですが「これをお金に換えるなんて、どうやるの?」「お金になったとしても、食べていけるだけの収入を得るのは無理」と思ってしまうこともありますよね。

HSPに限らず、在宅で仕事をするということ、また自分の得意なことを仕事にするというのは、一体どういうことなのか? というお話を、実体験を踏まえつつお話していきますね。

HSPの私が、どうやって在宅で仕事ができるようになったのか?

具体的なお話に入る前に、HSP気質をもつ私自身がどうやって好きなことや得意なことを仕事に繋げたのかをお話しようと思います。ちょっとだけ、お付き合いくださいね。

私は、完全在宅で文章を書く仕事をしています。いわゆるWEBライターという仕事がメインです。夫がいるため、収入は不要の範囲内に抑えており、平均して月収は8万円前後です。時間的に言うと、クライアントさんからもらうお仕事をしている時間というのは、1日3時間程度。他は、作品を書いたりブログやnoteなどの、個人的な創作に充てたり子育てや家事をしたりしています。

ちなみに私は、通信制高校卒業はアルバイト程度の職歴しかありません。カウンセラー資格をもっていますが、それは数年前に通信講座で取得したもので、もともと備えていたスキルでもなんでもありません。何も、ありませんでした。

ただ、私は文章を書くことや調べ物をすること、パソコンの基礎的な操作はできました。「これしかない」というものが、結果的に今の仕事につながったのです。

始めた当初は、本当にお小遣い程度のお金しか稼げず、妊婦健診のお金や子どものミルク代としてすぐに消えてしまう程度しかもらえていませんでした。

スキルも経験も資格もない場合、最初は小銭程度しか稼ぐことができない、というのは確かなのではないかと考えています。

私のように何もない人間が、今在宅で仕事をすることができる。ということは、既に何かしらの社会経験や、大学での専攻科目などがある場合、もっと仕事につなげやすくなります。

ただ、ここでほとんどの方の頭の中で起こってしまうのは、心理的なブロックなのではないかと私は考えています。 すぐにできる仕事があるか無いか……という以前に、 心が怖くなって足踏みしてしまったり「まとまった金額を稼げないとダメ」という固定観念がそれを阻止したりするんですね。

HSPが在宅で仕事ができない本当の理由は?

在宅での仕事、自分の好きなこと、得意なことを仕事にできない理由のほとんどは、技術的なことではありません。

自分では気づかないところに「心のブロック」があるからだと私は考えています。

在宅ワーク求人を見ても「できない」と思ってしまう

HSPの方で、今の仕事や将来について悩まれている方の中には「在宅の仕事なんて、自分には無理だ」と信じ込んでいるところがあります。

たとえば「在宅 仕事」とか「在宅ワーク 職業」などと検索すると出てくるのは……

  • ライター
  • ブログラマー
  • WEBデザイナー
  • コンサルタント
  • SNS運用
  • イラストレーター
  • 占い師
  • カウンセラー

このような感じが多いと思うんですね。しかし、今まで特に資格や手に職をもたない職業をしてきた人にとっては、この中にどれだけ「できそう」と思える仕事があるでしょうか

私の場合はたまたま文章を書くのが好きだったこと、パソコンがある程度使えたことから「ライター」という世界に足を踏み入れたわけですが、そうでもないと正直「無理だ……」と検索画面を閉じるしかなかったりすることもあるはずなんですね。

「自分には、在宅の仕事はできない」「自分にできる仕事はネット上にはない」

そう、完全に深層心理で思ってしまっている人も、実際かなり多いと思うのです。

収入を生みだす仕組みがわからない

在宅や、インターネットで収入を得るためには、インターネットの仕組みやお金の流通の仕組みを知っておくことが必要不可欠だと感じます

私も、あまり稼ぎが多くなかった頃は、とりあえずやるしかないのでやっていただけで、ネットでのお金の動きや、どのようにして収入が発生するのかを知らなかったのです。なので「〇〇について記事を書いてください」と言われ、その通りに言われたことをやるという作業をしていましたし、「素人同然の私が文章を書いて、一体何に使うのだろう?」と思っていた時期もあったんですね。

しかし、いったん「なぜネット上では文章が必要で、どんな仕組みを経て、どのような経緯で収益が発生するのか」を理解したとたんに、収入は右肩上がりになっていきました。

すると不思議なことに「では、こういうものを書いたらいいのは?」とか「こういう仕事は効率がよくないからやめておこう」とか、「ここはこんな風に工夫すれば、収益アップにつながるのではないか?」というように、アイデアが止まらなくなってくるんです。

インターネットの仕組みや、お金が流れる仕組みを理解すると、たとえそれが依頼されて作業する仕事であっても、このようなアイデアや工夫を活かすことができるようになります。

結果的には「なるほど、そういうことか! じゃあ自分で収入を得る仕組みを作ることもできそうだな?」という風に、思考が発展していきます。

これが「ない仕事を作る」「自分にしかできない仕事を生み出す」ということの、始まりなのです。

HSPは、在宅の仕事で金を生み出すことに向いています

HSPは、在宅でお金を生み出す仕事をするのに確かに向いています。

それは、静かな環境で自分のペースで仕事ができるというのも理由のひとつ。ただ、これだけではないのです。

HSPは、ひとつの物事をより深く、先を読んで考えられる傾向にあります。また、想像することや人の気持ちを考えることも非常に得意だとされていますよね。

それは、インターネットという無限の可能性をどうやって利用するか? ということをしっかり考える力があるということでもあると私は思っています。また、在宅という「相手の顔が見えない」という状況にも非常に強いです

  • 商品を購入する人の気持ち
  • 文章を読む人の気持ち
  • デザインを目にする人の気持ち
  • サービスを利用する人の気持ち
  • この情報を知りたいと思う人の気持ち

インターネットを使った仕事やビジネスのほとんどは「人の気持ち」を動かして、収入を得ます。HSPの場合それが、なんとなくわかってしまうとか、論理的に考えなくても「だいたいわかる」というのは、強みでしかないと私は考えているのです。

HSPが在宅で仕事をするための方法・手順は?

在宅で仕事をするためには、とにかくやってみることに尽きるわけですが、より具体的にイメージできるようにちょっとレクチャーをしてみますね。

ちょっとでも「できそう」と思ったら、やる

HSPであってもなくても、在宅で仕事をするためにはまず「ちょっとでもできそうなこと」に手を出すことです。

そこで「自分にはできないかも」「応募しても受からないだろう」という心のブロック、恐怖心が邪魔するんです。そこさえ乗り切れば、あとは大丈夫ですよ。私もそうでしたからね。

やってみて、無理だったらやめていいのですよ。途中で辞めることが悪いこと、という感覚は今すぐ捨て欲しいです!

私はライターさんにフィードバックやご連絡を入れる業務をしていますが、実際連絡なしで音信不通になる方もいますし(ダメですよ)家庭の事情や、仕事が向いていないといった理由で辞める方も少なくありません。それでも、基本的に先方は「使えない」「なんだと!?」なんて思いませんし、言いません。やってみて無理そうだと判断することはけっして恥ずかしいことでも悪いことでもないのです。ただの、自分の人生の選択のひとつです

お金の仕組みや、ビジネスの仕組みを知る

たとえ、業務を委託されて決められた作業をこなすだけの仕事でも「この仕事は、どうやってお金を産んでいるのか?」ということや「どうなると、収益が増えるのか?」ということを知っておくと、かなり前進するのが早いと思います。

私は「在宅でお金がもらえるなら、なんでもいいや」と思っていたりとか、子育てが忙しかったりとか、そういった言い訳をしつつお金の流れやビジネスの流れを調べなかった時期が長かったんですね。あれは、正直もったいない時間でした。

でも、ちゃんと仕組みを理解して「こうしてみてはどうだろう?」「もしかして、こういうことなのかも!?」という発見を繰り返していくと、それは必ず自分の仕事につかえます。もしくは、新しく仕事をつかむチャンスを得ることにつながったりします。

HSPは考える力もしっかりとありますし、じっくり調べたり、想像してアイデアを膨らませるのも比較的得意であることが多いので、ぜひビジネスの勉強をはじめてみてください。

理想を高く持たない、自己評価を低くしない

在宅で仕事をする上で、これもかなり重要になります。

「自分には何もない」「何もできない」と思っていると、どう逆立ちしても仕事がないんです。私もそんな時期がありました。

資格もスキルもない、経験も学歴も何もない。でも、世間には資格や学歴を活かしてバリバリかっこいいフリーランスとして働いている人が、きらびやかでかっこよくて、目立つんですね。SNSを見ているとそれが顕著に表れると思います。

でも、実際にはそんなカッコいい人ばかりではありませんし、泥臭い仕事を毎日必死でこなしているフリーランスの方が多かったりもします。そして私もそのうちのひとりです。

最初から最後まで、理想を高く持ちすぎないでほしいのです。完璧な仕事ができる自分でないと、やってはいけないのではないか。手に職のない自分なんかが、在宅ワークを始めてはいけないのではないか。そんな風に、自己評価を下げてしまうとまたまたここで心のブロックが出現。立ちはだかって先に進めなくなります。

もう一度言いますが、私は学歴も職歴も資格もない、ただの19歳だったころにはじめてライター報酬を得ました。そこから、地味でかっこよくもない、誰にも気づかれない仕事をしていたんです。私が在宅ワークをはじめたころに比べたら、今はネット業界が急速に発展しています。確実に時代が進んでいるので、在宅ワークの広がりや伸びしろが比べ物にならないくらいあると思います。それだけは信じてほしいなと思います。

HSPが在宅で仕事をするには、スキルよりメンタルや意識に注目するといい

HSP気質に悩み、在宅で仕事をしてみたいと思うとき、大事にしたいのは手に職でもスキルでも宣伝力でもありません。

  • 自己評価を下げない
  • 理想を上げない
  • 心のブロックを超える

このような、メンタルや意識の部分がいちばんの鍵になるのかもしれないと私は考えています。

在宅の仕事は、人との接触がない分、人間関係で悩むことも少ないです(ときどきはあります)。人の顔色や距離感に気をもむこともありませんし、自分のペースで仕事ができるのがやはりとても大きな強みです。ただ、そのかわり自分で学ぶ、調べる、考える、繋げるという作業が必須なんですね。個人差はあれど、この部分はHSPにとって、得意分野であることも多いと考えています。

先のことを考えるときが遠くなってしまうので、とりあえず、自分がちょっとでもできそうと思ったことをやってみてください。そして、お金が発生する仕組みを少しずつ知っていきましょう。サービス、商品を手にする人、作品を目にする人の気持ちを考えてやってみてください。HSPのあなたならきっとできると、自分を自分で信じてください。/夏野 新

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