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子育ては後悔ばかり。でも、後悔は前向きな「教訓」でもあるのです。

初めての子育てでは当然のこと、2人目も3人目と、子育ての経験がいくら増えても「なんで出来ないんだろう」「あの時こうしておけば良かった」と、悩みとともに後悔が溢れてきませんか?

実際、筆者もそうでしたし、ついこの間もそう感じました。

どうすればその後悔はやり直せたり、見つめ直すことができるのか

この記事では、4人の子供を育てる筆者の経験をもとに「子育ての後悔を教訓に変える」というお話します。

子育てに後悔ばかり…子どもたちに「ごめんね」と思ってしまう瞬間

筆者が実際に子育てをしていて後悔したできごとや、罪悪感を抱いてしまう瞬間。たとえばこんなときが多いのではないでしょうか。

自分の感情に任せて怒鳴ってしまった時

自分の感情にゆとりがもてず、強く怒鳴ってしまったときには激しい後悔の念に駆られます。

筆者の場合、1番上の子が2歳半くらいの時に2番目の子が生まれました。当時は初めての2人育児に戸惑っていたのは事実。

1人目の子育ての経験をしていた時は、仕事もしていなかったので子どもと1対1でじっくり接することができていました。

「十分な相手をしてあげられている」「すぐに抱っこしてあげられている」という気持ちの余裕もありました。

しかし2人目からは、自分の想像や経験を超えるような日常がはじまりました。

初めて目の当たりにした子供同士のおもちゃの取り合い、折り合いがつかない子ども達、そしてそれにきちんと対応してあげる余裕のない自分にも苛立ちました。

想定外の連続で、過度に怒ってしまった経験もあります。そのときにはひどく後悔や反省をし、夜子供たちの寝顔を見る度に「ごめんね。」と涙する事もありました。

女の子だからという理由で叱ってしまった時

子どもを叱る時「女の子だから」という性別を理由にしてしまったことも、とても後悔していることです

筆者の義理の母親は男の子を望んでいました。義理の実家に遊びにいくと、義母は子どもたちに「女の子なのにお行儀をよくしないと」「男の子じゃないんだから」と伝えていたことがありました。

その言葉にプレッシャーに感じていた筆者は、

「女の子なんだからお片付けしなさい。」

「女の子なんだから綺麗に物を使いなさい。」

そういった言葉を使い、叱るようになりました。また、子どもたちも一度では聞いてくれず……落ち込むことが多い日々でした。

今思えば、子供にこのような事情を察することなど無理な話です。

教えて、教えて少しずつ出来ていくのが成長なのです。

自分の気持ちをうまくコントロールし、落ち着いて話を聞いたり、叱りかたも工夫してあげられたらよかったのですが、当時の筆者にはできませんでした。

勉強や遊びに付き合ってあげられなかった時

忙しい生活の中では、子供の遊びや勉強に付き合ってあげることもままならないことがあります。

1番上の子が小学生に上がってからは、小学校と保育園の行事ごとや保育園の送迎、仕事のことなど、考えることがたくさんあって時間に追われてしまっています。

また、子供たちの通っている保育園の諸費は高く、仕事の量を少なくすることも出来ません。

上の子たちは下の子に合わせて遊んでくれるため助かる部分もありますが、小さな子に合わせてばかりではなく、自分たちの好きな遊びもしたいはずです。

ただ、自宅で仕事をしている筆者はなかなか相手をしてあげられず、宿題や参考書もなかなか見ることができません。

平日の子供たちは、私が家事をしている時間に勉強をしていることが多くなります。すると、宿題の答え合わせをしたりや音読を聞くのがやっとな現状です。

母親が仕事をしなければいけないことは、子ども達も理解をしてくれています。でも、子どもは子どもです。仕事をしていても用事があれば呼ばれるし、喧嘩をしたら声を掛けにきます。

そんな時も、筆者は相槌を打つのがやっと。なかなかきちんと向かい合って話を聞けず、片手間にしてしまいます。

構ってあげれらないと罪悪感が出てきて、その気持ちをなくそうと晴れの日には公園へ行きます。ですが、子ども達任せにしてしまって構ってあげることができず、結局は、遊具で遊んでいるのを見ていることがほとんどです。

日常の忙しさに追われ、自分の理想通りの接し方や、時間の作り方ができないのです。子ども達が寝たあとに後悔と反省がでてきます。

子育ては、後悔するだけでなく「教訓」を積んでいく!

ただ、子育てをする中で、まったく後悔することなく完璧にこなせる親はひとりもいません。

後悔は言い方を変えれば「反省点」です。その反省点を踏まえて今後の育児をどう変えていけばいいか?どんな教訓が得られたか?という視点で考え直してみることが大事なのではないでしょうか。

教訓1. 怒りがこみあげてきたら深呼吸する

感情的に叱りたくなったとき、カッとして叩いてしまった時には、深呼吸をひとつするようにしました。とてもシンプルな方法ですが、少しだけ落ち着くことができます。

深呼吸は感情をコントロールしやすくなる効果が認められており、アンガーマネジメントなどでも推奨されている方法です。本当に自分の気持ちのとらえ方次第ですが、お母さんだって1人の人間です。気持ちに余裕がないときがあるのは当然です。

教訓2. 親自身の葛藤を言葉で伝える

親の後悔や反省の気持ちを言葉で伝えることも必要だと感じています

たとえば、叩いてしまったときはお互いの気持ちが落ち着いてから「ごめんね」と伝えてみる。感情任せに叱ってしまったときは、自分の気持ちと子供の気持ちの答え合わせをしてから話をしてみます。

また、感情がぶつかったり叱りすぎたりしたあとは、自分にとって子どもたちが大切な存在であることををわかりやすく伝えるフォローも必要です。

筆者は、落ち着いてから「言い過ぎたね、ごめんね。」と先に伝えています。

子供が落ち着きを取り戻した時や、親の話を理解した時などは、頭をなでたりハグをしたりスキンシップをとってみるのもよい方法です。それと同時に、自分の思いを伝えてみるといいかもしれません。

負の感情が生まれることが悪いのではなく、それも大事な感情として親子ともに経験する必要があります。最後に「よい感情」で終われるよう心がけることが大事だと考えています。

教訓3. 何か1つ「毎日の決まりごと」を作る

忙しい毎日の中では、自分の理想通りの子育てができないシーンばかり。

しかしそんな中でも「日々、これだけは意識しよう」という自分なりの決め事をつくってみてください。筆者は、子どもたちとお風呂に一緒に入る時間を大事にしています。

お風呂に入っている時は、家事や仕事から解放されるので、子供たちにゆっくり向き合うことができました。叱ったあとは特にそうです。一緒に考える時間を作っています。

日常の中で何を意識するか、何を決めごとにするかは人それぞれでOKです。

お母さんの気持ちが落ち着くことや、それぞれの親子が納得しやすいことが一番大切。自分を大切にすることで、子どもへの愛情表現も大きく変化するのではないでしょうか。

まとめ:後悔ばかりしながら、それでも子どもと向き合うのが「子育て」

子どもたちも毎日、人生について学んでいるように、私たち親も学び続けているのです。

育児が後悔ばかりで大変だという人でも、その中に楽しさをゆっくり見つけていきましょう。親も1人の人間でいていいのです。子育ては本当に大変で、1人の人間を育てるのは簡単ではありません。

育児は育自、とも考えることができます

これは「子どもを育ててゆく過程の中で、私たち親も自分自身を育てていこう」

という意味ではないでしょうか。

完璧な人間がいないように、子育てには正解も存在しないため、もちろんたまには間違いもあっていいのです。後悔ばかりだと悔やむことも、親の成長へと繋がっていきます。

迷いや後悔、罪悪感もひっくるめてそれは、何よりの「子どもに向き合っている証拠」といえるということです。

1歩ずつ、後悔ばかりの日々に「子どもと笑顔になれる瞬間」を見つけていきましょう。

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