愛情表現なしの彼氏…なんだか寂しい。
「好き」とか「かわいい」とか、もっと彼がストレートな愛情を言葉にしてくれたらな……と、思っていませんか。
確かに、言葉は大切です。思っていることは言葉にして初めて、現実のものとなります。だからこそ、もっと彼氏に愛の言葉をささやいて欲しい!と思ってしまいがち。
しかし、実のところ愛情表現の苦手な彼氏は、とっても愛情深く、人間的な成熟度が高い可能性があります。
この記事では「言葉だけの愛情」ではなく、その心の奥に眠る深い愛情を見極める方法をお伝えしていきます。
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愛情表現を言葉でしない彼氏の気持ちってなんなの?
好きだったら好きと言葉にしてほしい。もっと褒めたり、甘い恋愛ドラマのような会話がしてみたい!そんな理想はいったん置いておきましょう。あなたの彼は、なぜ愛情表現ができないのでしょうか?そしてそれは、本当にダメなことなのでしょうか。
言葉にするのが照れ臭い
男性は、女性のように感情や心のイメージを言葉にすることができません。これは、脳の発達が女性と男性で大きく異なるためです。女性は感情表現豊かで、言葉にできない思いや心の微妙な揺れ動き方を、上手に言葉や表情にのせて伝える才能を持っているのです。
しかし、男性は性質的にそのような「表現」が苦手な人が多いです。もちろん気質や人格は、生まれ持ったものと生育環境などによって多な個人差があります。つまり、同じ男性でも上手に愛情表現できる人とできない人がいる、ということです。
「わかるだろ」と自己完結してる
あなたにとって、愛情を言葉にすることは「当たり前のこと」と思っているかもしれませんね。その一方で男性は「いわなくてもわかるだろう」という考えが、当たり前になっていることもよくあります。
もちろん、言わないと伝わらないことはたくさんあるし、言葉の重要性は無視できません。しかし、あなたと彼氏の「当たり前」の尺度が違うという事実も見逃してはいけません。
また「わかってくれているだろう」という気持ちは、絶対的な信頼感の現れでもあり、むしろいいことであると考えることもできます。
行動で見せたいと思っている
あなたの彼は、言葉で愛情を示さない代わりに、行動で示してくれることはありませんか?
- 浮気をしない
- 隠し事をしない
- 困ったときは助けてくれる
- あなたの気持ちに配慮してくれる
- 忙しい合間を縫って会いに来てくれる
言葉もなく、態度も冷たい……そうであれば不安になっても当然なのですが、このように行動や態度で示してくれるのであれば大丈夫。ただ単に口下手なだけか、表現が苦手な「ザ・日本男児」なのかもしれません。
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好き好き言うのは子どもっぽい…
男性にとって「好き」を連発したり、甘い言葉をささやくのは子どもっぽい恋愛と感じられることがあります。言葉にしなくても伝わる思いや、心の深いところで繋がる感覚を大事にしていることも。
男性の感覚と女性の感覚は、とても大きな差があるということを知りましょう。そして同じ男性でも、それぞれの感性や感覚には個人差が大きいものです。表現の仕方と、愛情の大きさは決して比例しないということを知ってください。
女性が求める愛情表現と、男性の愛情表現の違い
男性と女性は、脳の発達や感受性の違いなどがあることを前提に、どんな違いがあるのかを考えてみましょう。あなたにとっては「それが愛情表現なの?」と思う様なささいなことも、彼にとっては大事な表現方法であるかもしれません。
男性は付き合っていることそのものが「愛情」
男性は「恋人」という存在そのものが愛情の表現につながっています。もしあなたへの愛情が薄い、あなたをどうでもいい存在だと思っていたら、さまざまな制約のつく「恋人関係」になろうとはしません。
男性は本来、本能の赴くままに女性を追いかける性質をもっています。その性質を抑えて、あなただけを「特別な存在」として扱っているだけでも、最大限の愛情がそこにあるともいえるでしょう。
休みの日に出かけるのも「愛情」
仕事で疲れていても、同僚や友人との誘いを断ってでもあなたとの時間を確保している。その時間さえも、男性にとっては大きな「愛情」の表し方です。
デートの時間を確保することも、あなたと一緒にでかける場所を選ぶことも、あなたが好きだからこそできることです。貴重な休みや、自分の時間を好きでもない人と一緒に過ごしたい人なんていません。もしもあなたのことが好きではなかったら、都合が悪い・体調が悪いなどと予定をずらそうとしたり、口実を作って逃げているはず。
眠くても電話で話すだけでも「愛情」
夜遅くても、眠くても彼があなたに電話をかけてくれるのは、愛情の現れです。また、あなたからかけた電話でも、ちゃんと出て会話ができるということは、あなたのことを大事に思っている証です。
自分の場合に置き換えて考えてみましょう。
あなたのところに、夜遅く、疲れて眠くなっているときに、好きでもなんでもない人から電話がかかってきたらどうでしょうか?面倒だなと思って出なかったり、出てもすぐに切り上げようとするのではありませんか。
例え他愛もない話、どうでもいい話でもあなたのとの会話を求めていることに気づきましょう。仮に電話で話すことがなくても、あなたの気配を感じて安心していることに気づいてみてください。
愛情表現なしの彼氏、素敵なポイントがこんなにあった!
あまり愛情表現をしない男性は、こんなに素敵なポイントがあります。あなたの彼の良さは、あなたがいちばんよく知っているはず。もう一度、彼の良さを再確認してみましょう。
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内面が成熟している
言葉の少ない男性、無口な男性は内面が成熟している傾向にあります。
「寡黙な男」という表現があるように、言葉数の少ない男性は思慮が深く、洞察力があることが多いもの。内面的にも大人で、成熟しているのです。
このような男性は、本当に必要なことしか言わなかったり、自分の考えを一から十まで全て説明することはありません。要所要所で大切なポイントだけを選び、的確に言葉を発していることがあります。
不器用なので他に目が行かない
女性に対してやたらに愛だの恋だのを語る男性は、言い換えると女たらしということになります。マメで感情を言葉にできる器用な男性は女性にモテます。表面的にはとてもうまくこなすために、女性からの人気も高くなっていきます。すると、浮気をすることもあるし、一夜の過ちを犯すことだってあるでしょう。
言葉が少なく不器用な男性は、こんな心配がありません。仮に他の女性が寄ってくることがあっても、おそらくうまくいかないことが大半なのではないでしょうか。
言葉と行動にズレがないので信頼できる
口で甘い言葉をささやくのは、実はとても簡単です。その場で「好き」「愛している」と言うよりも、行動で示すことのほうがとても難しくて男気の要ることなのです。
まず先に行動があって、そのあとから言葉が付いてくるような男性は、言っていることとやっていることの辻褄がしっかりと合っているので、不審な点が見つかりにくいのではないでしょうか。
言葉が先に出る人は、行動が伴っていないことも多く「〇〇って言っていたのに、どうして?」とあなたが悩むことも増えます。逆に行動が先にある人は、あとから言葉の愛情表現がついてくることで、事実の「裏付け」をしていることになるのです。
時々言う「愛してる」の重みが違う
普段、愛情表現の少ない人がたまに発する「愛してる」の言葉には、とても重みがあります。
愛情表現は、食べ物にも例えることができます。
毎日毎日甘いケーキを当たり前のように食べていると、その美味しさも特別さも感じることができません。しかし、普段体重コントロールのために甘いものを我慢して、たまのご褒美としてケーキを食べたときの感動は、格別です。
つまり、毎日毎日言葉で愛情表現をすることが「いいこと」「正しいこと」ではないということになりますね。
行動派なので、嘘をつかない
「行動と言葉にズレがない」というこ先にお話したことに通じるように、行動が先にくる男性は嘘がありません。人は先に言葉を発すると、行動のハードルが上がります。言ったことに対して、行動を伴わせ辻褄を合わせなければならないためです。
もしも言ったことに対して行動が伴わなかった場合、更にその穴を埋めるために言葉をかけます。こうして、行動できないことを嘘や方便で塗り固めようとすることがあるのです。
元々言葉が少ない人は、このような自分の矛盾を正当化するような事態には陥りません。
先に行動や態度があり、その裏付けとしいて「好き」「愛している」」という言葉がくるので、とても真っ当な生き方や人間関係を築くことができるのです。
愛情表現は言葉だけではない!行動で見せてくれる彼氏を信じよう
愛情表現の仕方と、心の中にある愛情の深さは決して比例しません。そして、口下手な男性はあなたが思っている以上に、男性として、人としての魅力があります。
言葉で示してくれると安心します。でも、そんな表面的な部分だけではなく、彼のことを丸ごとよく見てあげてください。言葉がなくて不安なときは、彼の行動や心を見れば、彼の愛情の深さはすぐにわかるはずですよ。/kandouya編集部
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