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「いじられキャラ」嫌なのに笑ってない?疲れると感じたら読みたいアドバイス

いじられキャラの自分がもう嫌、疲れる、演じてるだけ……そんな気持ちを抱えているのに、無理して笑って流していませんか?

「いじられキャラ」というキャラづけによって、その人の性格やポジションを決めつけ、本当の気持ちやツライ部分をないがしろにしている人は、現実的にたくさんいますよね。

それに厄介なのは、いじられキャラになっている方の人がなかなか嫌でも言えない世界がそこに出来上がってしまうこと。いつしか本当は嫌でも笑うことが癖になっていったりします。

この記事ではいじられキャラになっていて疲れ、つらい、嫌だと感じたときに読んで欲しいアドバイスと、愛されてるのかバカにされてるのかの線引きについても触れていこうと思います。

なぜ?いじられキャラが嫌!疲れる原因とは

自分のことを「いじられキャラである」と自覚している人にとって、最初はよくてもそれが負担になってくる要因はたくさんあります。自分も周りの人も、だんだんあなたがいじられキャラであることが当たり前になり、あなたにとって「いじられキャラでいること」が義務のようになってしまうことも…。

ここではいじられキャラでいて疲れて嫌になってしまう原因について深く考えていきます。

いじられキャラの人は、すごく頭がいい

いじられキャラの人にもタイプがいくつかあります。

  • 面白く周囲を笑わせるいじられキャラ
  • 自虐(自分を悪く言う)するタイプのいじられキャラ
  • 個性をいじられるタイプ(デブキャラ、インテリ、オタク、天然など)

といった風に、あなたが周囲の人とは違う何らかの特徴や、魅力を持っていることによってよく構われたり、ちょっかいをかけられたりして、それがのちに「いじられキャラ」として定着していくんですね。

ここで意外に理解されていないのが、いじられキャラの人はすごく頭がいいということなのです。それはなぜかというと、場の空気を壊さないようにふるまい、周囲の人が飽きないように楽しいリアクションを考え、瞬時に「何を求められているか」を把握する能力があるからです。

「ここはこう言った方が、喜ばせられるだろう」「自分が何も言わなかったら、周りがしらけるかも」と、いじられることに対してプレッシャーさえも感じています。中には「もっと面白くなりたい」とまるで芸人さんのように考えたり、頑張ってしまう人もいるくらいです。

このいじられキャラに隠された「頭の良さ」は、本人は伝えないので誰も知らないことも多々あるでしょう。だから「ただのおバカさん」といった表面的な見方をされるために疲れるのです。

「演じている」ということに周りが気づいていない

いじられキャラになる人は、最初こそ嬉しかった人もいるかもしれませんが、だんだん「いじられキャラ」を演じるようにもなっていきます。「自分はこういう役割だから」というような空気感を壊せないのですね。

しかも、周囲の人は「この人はいじられキャラを演じている」とか「場の空気を乱さないように演じてくれてる」なんて気づかないことがほとんど。その無神経さや、深く考えずに構ってくる周囲に対して疲れます。

いじられキャラを失くすことを怖がっている

いじられキャラに慣れすぎると、その「キャラ」をやめたときに自分から人が離れてしまうのではないか?と恐れにも似た気持ちになることもあります。

この「○○キャラ」という言葉が当たり前になってきた頃から、人とのコミュニケーションのために本来の自分を出せずに自らキャラを作ったり、そのキャラにとらわれてしまう人が増えているのです。

こういった事態の根底にあるのはやはり「自信がない」「嫌われたくない」「1人になりたくない」といった不安な思いでしょう。もう嫌だ、つらい、とは思いながらも抜け出せない。そのジレンマの中にいるから、疲れるのです。

まじめに語ることを許されない雰囲気

いじられキャラが定着している人が、何か真剣に語ろうとすることを認められない雰囲気、というのは暗黙の了解としてあるのではないでしょうか。

本当は語らせれば誰よりもきちんと人の事を考えていたり、たくさん見えていることもあるのに、それをキャラ的に言わせてもらえないような謎の縛り…。これもいじられてしんどくなる原因のひとつでしょう。

本当の自分とのギャップが激しい

本当のあなたは、家に帰ったり部屋に1人でいると全然テンションも高くないし、すごく落ち着いている人。ということはありませんか?スイッチをオフにして素に戻ると、実はいじられキャラでもなんでもない人というパターンがあります。

また、今の環境では「いじられキャラ」だけれど、もっと昔からあなたのことを知る友達からは「え?いじられキャラなんてありえない」と驚かれることも。その本当の素のあなたと、頑張って作っている「キャラ」との間のギャップが大きければ大きいほど、しんどくなるのは当然かもしれません。

いじられキャラはバカにされてる?愛されるいじられキャラとの違い

愛されるいじられキャラとは、ムードメーカーのこと

愛される、愛されているがゆえの「いじられキャラ」は、どこに行っても場の空気をプラスに変える「空気清浄機」のような人のことです。それを本人ではなく周囲の人がわかっていて、そこにはきちんと人としての礼儀、線引きや、敬意の気持ちがあります。

バカにされてるいじられキャラとは、マウントされていること

バカにされているいじられキャラは、何かと比較される対象を受け入れてしまっていたり、マウントしやすい性格(気が弱い、優しい、お人好し、強く言えない、自己評価が低いなど)をしている場合に、いじりがエスカレートして形を変えている状態です。

悪い意味で「引き立て役」にされてませんか

人間は自分よりどこか一部でも劣っている人を探したい生き物。容姿や苦手なこと、特徴的な話し方や声、異性関係、仕事など、あなたが悪い意味で「この子はできないよね~」と遠回しに言われているなら、よくないいじられ方です。

それはあなたが悪いわけではなく、あなたをいじってくるその相手に問題があるのです。自分に自信がなく、誰かを引き合いに出すことで自分の良さを確かめていたい、そうでないと安心できないのでしょう。

自虐で場を和ませることが多い人は、注意が必要

自分のことを自分で卑下したり、あえて悪く行ったりして場の空気を盛り上げるクセはありませんか?これは、繰り返すと「自虐キャラ」として嫌な時でもいじられキャラにされやすい危険があります。

また、自分で自分の欠点を探すことが癖づいてしまったり、自己否定を繰り返すことは、本当は違ったとしても良いこととは言えません。「何を言ってもこの子は平気」と思われてしまうので、過剰に自虐するのはやめましょう。

いじられキャラが嫌でつらい!言われっぱなしはやめよう

いじられキャラに疲れる、もう嫌だと思うようになってきたら、そのままというわけにはいきません。もちろんすぐに別人のようにキャラを変える事なんてできませんが、それでも徐々に今の状態から抜け出していくことが大切です。

本気で言われたくない話に対して「笑わない」

たとえばキャラがどうの以前の問題で、あなたには1人の人間として言われたら傷つくこと、嫌な事、悲しい気持ちになることがあるはずです。そのとき、いつもの流れでニコニコ笑って済ませるのはもうやめましょう。

相手も、あなたが笑顔でいることによって余計に何も気づかないのです。怒る必要はありません。ただ、本気で嫌なときには「笑わない」ようにしてください。笑わずに「うーん」と流してしまうことも必要です。

それを何度か繰り返すうちに、少しずつ相手にも伝わっていくようになります。何もしなければ、あなたは誰も知らないところで疲労感を抱え、ストレスを感じるだけです。

無理して強がらない《自己否定しない》

自己否定の言葉やリアクションは、本当に自己肯定感を下げてしまいます。たとえば誰かが凹んでいるからと言って「私なんかもっと○○だし~」なんて自分を下に言うことで慰めるのもダメですよ。

自分の事をいじられキャラの中でしか生きることができない存在、という風にしてはいけません。強がらずに、弱いところを見せられる人には見せてもいいし、マウントされていると薄々分かっているのに平気なふりをすることもしないでいいのです。

ひとつの友達グループに属さない

いじられキャラがどうしても拭えない状態のときは、そのグループだけに属さないこともおすすめします。たとえばですが、その場ではいじられキャラだとしても、別の友達やグループでいるときは全く違う、というように、あなたの周辺の人間関係の幅を広げるという手があります。

趣味の友達は完全なる趣味の友達。幼なじみは幼なじみ。こっちではいじられキャラ、こっちではしっかり者。恋人や家族の前では素の自分。と、区切りをつけて関係を考えるのもありかもしれません。

そうすることであなたは「いじられキャラ」というだけの人ではなくなりますので、別の場所で自分をちゃんと認めてあげたり、いじりといじめの線引きがわかっている人とも付き合っていけるので楽になりますよ。

違う一面もしっかりと見せること

あなたがどのようないじられキャラかはわかりませんが、あなたのことを「いじりやすい」と思っている人に対して、それだけではないあなたの特技や、新しい一面も見せていくといいでしょう。

できれば相手が「すごい」と思うようなことがあればいいです。勉強なら得意分野、趣味なら絵やスポーツ、音楽でもいいですね。「あの人はいじられキャラだけど、実はすごい」と思わせられれば最高です。

周囲の人の態度は、こうした「尊敬の気持ち」によって変わってきやすいからです。

いじられキャラを「いじめだ」と思った場合、それはいじめです

いじられキャラと、いじめの線引き。ここにも最後に触れておかなければなりません。

「イジリ」と「いじめ」は境目が曖昧になりがちです。イジリの延長線上にいじめがあると言っても過言ではありません。現状、あなたが「これはイジリではなく、バカにされてる、半分いじめなんじゃないか」と思うのなら、それはいじめに他なりません。

そうではなく、いじられすぎて時々傷つく、という時も、それ以上無理に受け入れることはないのです。あなたはいじられキャラに疲れているし、嫌になってきている。それは心の助けてのサインではないでしょうか。

できるなら思い切って「いじりがひどい」という環境から逃げるのもいいと思うんです。勇気があるなら、はっきりと「それは傷つくんだよ」「それは言われたくないんだ」とNOを示すことが大切です。

あなたが我慢する理由など、どこにもないのですよ/kandouya編集部

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