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なぜ?SNSをどれだけやっても満たされない心。その原因と向き合うべきこと

SNSで人気者になろうとしても満たされない……

SNSは、毎日コツコツ継続して発信していれば、数ヶ月でフォロワー1,000人程度なら達成できるとされています。1回の投稿で、自分の言葉が何百人、何千人もの目に留まると考えると、世界の広さを感じることができますよね。

ただ、SNSの発信をいくらやっても、いくら「いいね」やフォロワーが増えても、自分自身の心が満たされていないと満足することができません。結果的に「もっと!もっと!」と欲求が強まることにもなり、自分の首を絞めてしまうことも。

SNSで心が満たされないと感じる原因

なぜ、SNSを続けていても、反響が増えても、心が満たされないのでしょうか。その原因はひとつではなく、SNSならではの特徴が複数関係しています。

到底かなわない「上には上がいる」という事実

インターネットの世界は、無限大で「上には上がいる」という事実を突きつけられることがあります。「上には上がいる」という事実に愕然としてしまう理由は、SNSを「自分の心を満たすため」や「自分をもっと見てもらうため」にやっているせいかもしれません。

あなたは今、フォロワー50人程度で、拡散力も反応もほとんどないアカウントを運用しているとします。それから半年後、フォロワー1,000人を達成、さらに半年後フォロワー2,000人を達成したとしましょう。フォロワー50人の弱小アカウントだったころからすると、今のアカウントの世界は想像できないものになっています。反応してくれる人がたくさんつき、twitter経由で新しい仕事や人との交流ができ、友達も増えます。

しかしそこで「ふ~!これで満足満足!」と満ち足りた気持ちになると思いますか?

今度は、フォロワー5,000人~1万人以上のアカウントと比較して「まだまだ」「もっと」という気持ちが生まれてきます。明確なゴールや成功の定義がないSNSの世界では、最終的な達成感を感じにくく「上」を見すぎて苦しくなってしまうのです。

かりそめの世界で錯覚をしているから

SNSへの依存度が高くなればなるほど、バーチャルな世界を「現実」と錯覚しやすくなります。

SNSばかり見ていると、これが世の中の全てであると思い込みやすいのです。例えば、SNSでたくさんのいいねを獲得したり「すごい!」「素敵!」ともてはやされると、現実の世界でもちょっと有名で人気の人物になったような気がしてしまうことがあります。

逆に、SNSで炎上したり、フォロワーとの人間関係が悪くなったりしても、そのアカウントの外では昨日と何も変わらない日常が流れています。

「リア充」アピールをしてしまうのは承認欲求のせい

リア充アピールや、自分を素敵に、大きく見せたい理由は何だと思いますか?それは「本来の自分に自信を持てないから」という理由一択だといってもいいでしょう。

自分に自信を持てない・実生活に満足できていない→SNSでリア充アピール・華やかさや意識の高さをアピール→「誰でもいいから私をもっと評価して!」

このような心理状態になっている可能性が高いです。これは承認欲求という人間の基本的な欲求の中のひとつです。

SNSで満たされても現実は変化していないから

いくらSNSでたくさんのいいねをもらっても、フォロワーがどれだけ増えても、現実世界は何も変わりません。

SNS上での評価は、本当に一時的なもの。さらに「評価」といっても、見ている人からすると、いいねのボタンを何となくぽちっと押しただけ。現実の暮らしの中には、まったく影響しない評価です。結局この落差に「虚しさ」を感じることになります。SNSにアクセスすればたちまち同じように「評価」を得ようとしてしまい、悪循環を生みやすくなるというわけです。

フォロワーが数千人いても、外を歩いていればただの人です。フォロワーが3人しかいなくても、家族や身の回りの人と笑って食事ができていれば幸せな人。SNSに熱中すればするほど、この感覚を忘れてしまいます。

「本当に」心を満たすならSNSは不要?

心から自分の心を満足させるためには、SNSは不要ともいえます。もちろんSNSにはいい面もありますが、満たされない寂しい心を持っている人にとって、SNSは逆効果になることもあるのです。

SNSにいる人のほとんどが「満たされていない人」

SNS上で輝いて見える人たちは、とても幸せで満ち足りた人生を送っているように見えるでしょうか。

SNSの投稿だけをみて、その人がどのくらい幸福なのかを知ることはできません。しかし、外部に向かって個人的なアピールをしている人の多くは「自分を見てもらいたい」「褒められたい」という欲求を抱えているといっても過言ではないのです。

例えば、毎日美しい色合いの写真をとって日常を晒している人がいるとします。その人の頭の中にはおそらく「これも投稿できるかも?」「この写真じゃちょっと使えないかも……」「今日は何も投稿できない、どうしよう」

こんな風に、常に頭の中にSNSへの投稿のことがあり、もはや仕事と同じ。そこまでしてでも世間の賞賛が欲しいということは、心のどこかに「満たされたい」という無意識の願望があるはずなのです。

SNSを使うことで疲労やストレスが増している

SNSでは、1秒ごとに価値観や意見、写真、流行のもの、情報が流れています。タイムラインを見ていると、次々に情報が入ってきて、頭の中が情報過多になってしまいます。

さらに、特定の個人について「この人はこうだ」「この考えはおかしい」と、批判や噂が飛び交っているのも事実。わざわざ大事な時間を使ってここに参加する意味がどこにあるのでしょうか。見なければよかったと思う投稿があったり、いちいち気に障るような投稿をする人を無意識に追ってしまったり……。

やっている人がほとんどだから、という理由だけでSNSを続けるのは、少しリスクが大きいのではないでしょうか。

なくても本当は楽しく生きていける

SNSをやっていない人の方が珍しいといわれていますが、実際「一切使わない」人はたくさんいます。男女問わず「自分には必要ない」と断言して、まったく興味を示さな人もいます。個人的な見解ですが、SNSを使わない人は「他人の評価や意見に惑わされず、自分を強く持っている人」が多い傾向にあります。また、自由奔放で「人から批判されることを恐れない」といったタイプの人も。

SNSがなくても、楽しく生きていくことができます。むしろ、SNSに時間や心を奪われない方が自然体で生きていけることもあります。

SNSで満たされないあなたが向き合うべきこと

SNSは必須のツールではありません。しっかり自分をコントロールできる人や、明確な運用目的がある人でない限り、時間や労力をムダに消費してしまう可能性も高くなります。疲れたりストレスが溜まってしまうあなたが、今本当に考えるべきこととは?

自分の本質を見つめ直すこと

自分の本質、物事の本質とはどんな意味なのか、分かりやすい文を引用します。

「実は誰よりも頭がいいのに、人から誰よりも頭が悪いと思われる」のと「実は誰よりも頭が悪いのに、人から誰よりも頭がいいと思われる」のとでは、あなたはどちらがいいだろう?

(Think clearly  ロルフ・ドベリ/著 )

本質というのは「自分の中だけで、自分だけが納得できること」です。人の評価は全く関係ありません。

豪華なパッケージをしているけど、中身がスカスカのチョコレート。袋ばかり大きくて、中身が少ししか入ってないポテトチップ。こういうのって、その事実を知ったときとてもがっかりしませんか?むしろ、見た目は地味だけど、味が最高に美味しいお菓子の方がいい。誰も知らないけど、実は美味しいお店の方がなんだか貴重な感じがする。人間の価値とは、それと同じことなのではないでしょうか。

SNSを「他人と比較するためのツール」にしてはいけない

SNSでは、ランクや上下を考えてはいけません。あの人より自分は優れている。自分よりあの人の方が、力がある。このように、人と自分を比べていると、一生「納得できる基準」がわかりません。

最初の項目で「上には上がいる」というお話をしました。比較したって、この広い世界の中には数えきれない人が存在しています。SNSのアカウントでも同じです。比較しだしたらキリがないし、ランク付けで人を判断するような人になりたくはないですよね。

流行に流されるだけになっていないかどうか

SNSで話題のもの、みんなが飛びついているものって、本当に「素晴らしいもの」や「最高のもの」でしょうか?

流行っているものや、多くの人が賞賛していることの中には「お金」が絡んでいることも多いもの。ブームは、それに乗っかったりブームを巻き起こすことで作られる「ビジネス」でなのです。もちろんこのようなビジネスが生まれることで経済が成長したり、国の文化ができていったりする部分もあるため、流行にはいい面もあります。

でも、それを知らずに流されてしまう人が、世の中には多すぎます。自分がどうしたいか、自分はどう思うか、それを考える前に「SNSで話題だから」「みんなが可愛いと言っているから」という他人軸で動いてしまうのは、とても危険だしもったいない生き方です。

SNSをやっても心が満たされない時が成長のタイミング

SNSをやってみたけど、何だか意味を感じられない。いくら発信しても心が満たされない。そう気づいたときが、成長のタイミングです。幸せとは、気づくこと。いったい自分は何を欲しているのか。本当に自分にとって大切なことは何か。

まさに、今がそれを考えるときなのかもしれません。

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