
「そこに、温度がある人たち。」part3の第6回は、webライターのさおりさんをご紹介していきたい。
「HSP」であると自認されているさおりさん。ひとまず、さおりさんが繊細で感受性が高い人なのは大・大・大納得である。彼女が綴るnoteには、そんな繊細さも当然ながらあり、ナチュラルな姿が映し出されていたように思う。
上の画像の笑顔も、ツイートににじみ出るぬくもりも、書いた言葉に生きている温度も、さおりさんがそこにいるからそうなっているのだなとあたたかい存在感を持っている。
「先輩からもらったカフェラテ」https://note.com/sao_ri/n/n9ab31392f5ab
泣きながら、差し出されたカフェラテを飲むと温かくて、少し苦くて甘かった。
本当にわたしは情けなかった。
だけど、この会社や優しい先輩のためにがんばりたい…!そう決意した。
このときのカフェラテの味は、多分一生忘れない。
先輩からもらったカフェオレhttps://note.com/sao_ri/n/n9ab31392f5ab
色々なnoteや文章の中で、こういう「○○にしてもらった○○を忘れない」というフレーズは度々見かけるものだ。でも私が思ったのは、「ああ、この人は本当に忘れないんだろうな」ということ。
”言うだけ言って実は忘れちゃう”っていう人はたくさんいると思うけど、”マジのマジで忘れてなくて、いつだって思い出せて、思い出せば涙がにじんできちゃう”という感じの人は、少ないと思っていて。
さおりさんは、「多分」なんて言ってるけれど忘れないんだろうなあって。
noteを読んでいたら、その理由がわかると思う。自分が泣いてつらくて、きっとこの時のさおりさんは相当に胸が苦しかっただろうに。それでもその時、そばにいた人たちの些細な言葉や感情の動きまで、しっかりと読み取って忘れずにいて。それをこうして書き残している。
HSPとかいうより、「そういう人」なんだと思うと、こみ上げるものがあった。
「自分はどうしたいか?」と問いかけることで幸せは近づくhttps://note.com/sao_ri/n/n34961f521242
「自分と関わった人はみんな幸せになる」
という生き方が、わたしの最終的な目標。
死ぬ間際にこの目標が叶っていて、人生の中で出会った色々な人の笑顔や感謝の言葉が浮かんでこの世を去れたら本当に幸せだろうなぁ…と心底思うのだ。
「自分はどうしたいか?」と問いかけることで幸せは近づくhttps://note.com/sao_ri/n/n34961f521242
さおりさんって、本当に柔らかくて優しくてなんだか包み込むような言葉を書く人だなと思う。読めば読むほどつくづく思い、もう一回読むとやっぱりそうなので間違いなさそうだ。笑
読み切ったあと、春先に窓をちょっと開けてみたときの風が、思ったより「吹き抜けたぞ!」ってなるあの瞬間を感じる。夜よりも朝。午後よりも午前中に読んでいたい、そんなnoteを届けてくれる人である。
”「自分と関わった人はみんな幸せになる」という生き方が、わたしの最終的な目標。”
この言葉に違和感がないや。
”大丈夫だよ” ”誰だってすごくないよ” そんな安心感を、スーっと心の奥へ運んでくれる。特別飾り立てもせず、さおりさんがありのままで書いている言葉が、とても心地よい。
「本当は違うのかも?」と思うことの大切さ」https://note.com/sao_ri/n/n37f31ba8dcc3
人は誰しも、無意識に「自分が正しい」と思ってしまう。そんな自分の愚かさや、弱さや怖さを知っている。
「本当は違うのかも?」と思うことの大切さ」https://note.com/sao_ri/n/n37f31ba8dcc3
「自分を信じること」と同じくらい、「自分を疑うってこと」も大切にして、冷静な視点で人や自分を見るようにしたい。
思考して、整理して、自分の弱さも受け止めて。それでもまた、失敗したり、悩んだり、葛藤したりがあって。そのすべてを人間らしく見ている。さおりさんの持つ温度とは、人をほっとゆるめてくれる「お風呂に浮かんだみかん」の温度かもしれない。
ちなみに「お風呂に浮かんだみかん」というのは、kandouyaでいう「人を褒める極意」という意味。人を本当に褒めたり喜ばせたかったら、まるでお風呂に浮かんだみかんのような気持ちにさせるんだ!!……とかなんとか、そんな感じ。
だから~そのぉ~ね~…
とにかく「さおりさんは、お風呂」ってこと(?)
みかんのように爽やかであったか~い露天風呂!!!!もう足湯でもいい。とにかく「湯」。
(グダグダになっちゃったよ……)
さおりさん、ほっとする優しいnoteを読ませていただきありがとうございました。みんなもぜひ、読んでみてね。とくに凹んだ日、疲れた日、安心したい日、なんてことない朝。読んでみて。
さおりprofile:自分の好きを活かしてゆるりと暮らすWEBライター&カラーセラピスト|山口県在住|3歳の男の子を育児中|子ども、妻、母として…本当の心の内。誰にも言うことのなかったあの日あのときの想い。繊細な感情のうつり変わりを言葉にしてエッセイを書いてます。
kandouya編集部/森花