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【episode3】まるで手紙のような言葉を書くひと、野やぎさんはずるくてやっぱりずるかった。

野やぎさん/「ふつうの会社員」

「そこに、温度がある人たち。」2月の第三回は、野やぎさんのnoteをご紹介していく。

ふんふん、野やぎさん。えーっとプロフィールをあらためて確認。ふんふん、ふつうの会社員。ふん、ふつうの会社員。ふつうの会社員だったけ!?!?

文章が本業で食べてるひとかなって思っちゃってた。びっくりしました、どうも、森花と申します。

なんせ、私は読み始めてそうそうに「野やぎワールド」に引き込まれていったからである。そうそう、一応言っておくけど、イギリスで幽霊を左折させた話。もちゃんと読んだんだよ。でも怖いからそっとここにおいときます。笑

ユウレイコワイヨオーマイガー…。違う意味でも引き込まれちゃいそうになったよ。

さて、気を取り直して、さっそく私が個人的に好きな、野やぎさんのnoteを並べていきたい。

クジラの涙を誰も知らない。https://note.com/noyagi/n/nbe88157e8b78

そのときにはじめて実感したんだと思う。

涙が止まらなかった。泣いて、泣いて、泣いて、もうこれ以上涙が出ないってくらい泣き切った。それから戻ると、お坊さんのお経が終わって、みんなが移動するところだった。

クジラの涙を誰も知らない。https://note.com/noyagi/n/nbe88157e8b78

「クジラの涙を誰も知らない。」

野やぎさんの文章の何がいいかって、「細部にある言葉の美しさ」だと思った。どのnoteもそうだけど、さらっと書いているように見える(そんなにうなってまで書いてないように思える)のに、雑な雰囲気のないひとつひとつの記事。

表現のひとつひとつが、きれいで優しかったなあ。

これは内面が出ているのか、野やぎさんって、何者なのか。

もしかして昔、音楽でもやって歌詞でも書いていたんじゃないかなって思うような、繊細で想像力のある言葉づかいがとても好きだ。たぶん一方通行で物事見てないよね。なんていうか、ひとつの出来事から色々な背景を見ることができる人なんだろうなっていうのが私の正直な感想です。

この空気感、持っているモノ、ちょっとずるいよな。(え

え~野やぎさんずるい~いいな~、って思ったんだ。それにさ、ライターさんだとは特に名乗ってないんだよ。(ですよね?)

え~、いいな~。笑

写真はイメージです。

傘みたいな母に傘を贈った話。https://note.com/noyagi/n/n34f57052c2d3

なんで傘にしたかというと、
漢字をボーっと見てたら、雨を防いで、縁の下を支えて、たくさん人が中にいて。

守って、支えて、すごいなと思ったから。
傘って、母みたいだなと思ったから。

傘みたいな母に傘を贈った話。https://note.com/noyagi/n/n34f57052c2d3

すごい素敵なんですけど。やっぱ野やぎさんは、なんかずるい。

この記事を読んで、「本当にこの人は、noteを手紙のように綴るひとなんだなあ」と思った。今の時代で、手紙なんてめったに書かないしもらうこともなくなってしまった。

でも、だからこそふと手がきの年賀状とかもらったときに感じるあの独特の「温度」。

野やぎさんの持っている「温度」とは、ふとポストをあけると入っていた手紙の温度である。おおげさでもなく、飛び上がるようなものでもなく、ただ頬が少し緩んで、ちょっとニヤっとしながら引き出しにしまいたくなる、そんな言葉を書く人だ。

わたくしごとですが、私もこどもに「傘みたいな母ちゃん」だって言われたいなー。そんなことを思いました。いや、思わせてもらった、だ。

「いつまでもくだらない話がしたい。」https://note.com/noyagi/n/ncbcb7f58f040

もしも記憶に順位をつけて、話すと一位から消えていくとしたら。爆笑エピソードとか、人生を変えた出来事はどんどんなくなっていって、最後の最後に残るのは強度のあるくだらない話な気がする。終わりの一瞬。走馬灯のラストラン。すぐに忘れちゃうような、思い出さない思い出。最下位にくるのはなんだろう。それこそ、真にくだらない話なのかもしれない。

「いつまでもくだらない話がしたい。」https://note.com/noyagi/n/ncbcb7f58f040

「いつまでもくだらない話がしたい。」を選んだのは、こういうこと言う人ってすごくいいと思ったから。「くだらない話がしたい。あーほんとう、どうでもいい話がしたいわ」って思う時、ある。でも、意外と「くだらない話ができる相手」ってたくさんいなくてさ。

「自分のくだらない話」を同じ感覚で「くだらねえ」って笑ってくれる人って、実はそんなに見つからなくて。

それって大事なことだけど、最近忘れてたんだ。

野やぎさんのこのnoteを読んで、そのことを思い出した。

「くだらない」という言葉の意味。よく考えると「下らない」とも言えて「大切だ」とも言える。なにより「くだらない話」というところに価値を見出してる野やぎさんの感性が、愛おしいと感じた。

なんだか私は今、とてつもなく癒やされている。

「ああ、読んでよかった。」「また読みたい。」それが答えだ。野やぎさんは手紙だから、やっぱりずるいわ。

野やぎさんのnoteはこちら→https://note.com/noyagi

野やぎprofile:ふつうの会社員|お父さん3年目|息子くんは毎日世界ふしぎ発見中⭐|東京都の最南端八丈島生まれ|日々思ったことを書いています。|月に2本くらいのペースで更新します。|#磨け感情解像度 コンテスト佳作入賞|freee #給付金をきっかけに コンテスト PowerToスモールビジネス賞

kandouya編集部/森花

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