なんか、今日は会う人会う人みんな病んでるなぁ……?
twitterのタイムラインが、病んでるオーラでいっぱい。
なんか最近病んでる人からの相談がやたら多いな……
自分の周りの人を見て、ふと「なんか、みんな病んでる?」って思うこと、ありませんか?
筆者自身、よく相談や愚痴を聞いて欲しいという内容のメールやLINEが一気にきたり、たまたま会った人がみんな疲れたような、げっそりしたような顔をしていたり、やたらと周囲の人の「病んでる感」を感じ取ることがあります。
ただの偶然なのかな? 自分がネガティブになってるせい? などといろいろ考えたのですが、これって単純に私やあなたが人を受け入れやすく、異変に敏感な性質だからなのではないでしょうか。
気圧や星の巡りなどの影響で、みんなが病んでいる可能性がある

気象の影響で、病んでる人が増える?
低気圧や気温の急変、台風などの気象は、人の自律神経に大きく影響を与えるとされています。
特に低気圧の影響を受ける人は少なくありません。悪天候の日や季節の変わり目はもちろんのこと、曇りや晴れでも気圧だけが急下降していて、心身の調子が悪くなっていることがあります。
心と体は繋がっていてひとつですから、体に負担がかかると脳や心にも影響が出て「病んでいる」という状態になることもけっして不思議なことではありません。特に自律神経はメンタルに直結していますからね。
「なんでかわからないけど、みんな病んでるなぁ……」と感じるときは、こういった自然の影響で多くの人の体調やメンタルに異変が出ているのかも。
月の満ち欠けのせいで、みんな病んでるのかも?
星の巡りや月の満ち欠けも関係しているかもしれません。
特に、月の満ち欠けによって体調や心の調子が左右される人はかなり多いです。
- 新月は緊張を感じやすい
- 上弦の月は、気分の浮き沈みが出る
- 満月は感情的になる
- 下弦の月はストレスを強く感じる
このように、月の満ち欠けの状況によって人の感情に影響が出るともいわれています。自然のバイオリズムに従って行動や生活を工夫している人って、正直ほんの数パーセントしかいません。みんな知らずに、自然界のエネルギーに振り回されて病んでいるのかもしれない……というわけですね。
星の巡りも、メンタルに影響する?
最近、占い師で作家の「しいたけ」さんの星占いがブームになり、注目を集めていますよね。
筆者もしいたけさんのファンなのですが、星占いって本当に的確に当てはまることが多いんですね。占星術というのは超魔術でもオカルトでもインチキでもなくて、古くからある統計学です。
なので、星の巡りによって「心が病みやすい時期」「ひたすら眠い時期」「イライラしやすい時期」「引きこもりたくなる時期」というように、人の病んでいる部分が変わったり、わかりやすくなったりもします。
このような考えを取り入れるか否かはわかれるところですが、人間は自然や宇宙の一部にすぎませんから、星の影響なんかもあるのではないかと考えます。
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「みんな、病んでるな」と察知しやすい人の特徴は?

個人的な考察なんですが「病んでいる人」の波長を察知できる能力が高い人っているんですよね。例えば、いつもとちょっと顔色が違うなとか、会話のテンポがおかしいなとか、そういう普通の人は気付かないけど、わかる人にはわかっちゃうような小さな異変ってありますよね。
そういう小さな変化を、あなたは敏感に感じ取っているのではないでしょうか。
相手が「あなたには素顔を漏らしてしまう」
実際に顔を合わせる人たちの集まりで「みんな病んでる?」と思うのも、あなたの感覚が実に敏感で「いつもと違う」「みんな今日つらいのかも?」という仮説を立てるのが上手なんですね。
もしくは、相手が「この人にはちょっと気を張らないで、素の状態で接してもいい」という微妙な気のゆるみが出ていて、それをあなたが感じ取っていることもあるでしょう。「なんかテンションが低いな」とか「いつもより疲れてそう」と感じる時は、相手があなたに「受け入れてくれそうな器」を感じているからこそ、あなた自身がそれを微妙な差異として認識しているのかもしれませんね。
単純に優しいので、相談や愚痴の話相手にも選ばれやすい
最近、なんだか相談を受けたり愚痴を聞く機会が多いな……。
それはおそらくあなたが、人の話を聞き出すスキルや、気持ちに共感する能力の高い人なのではないでしょうか。相談する人は「自分が話して心地よくなる人」にしか相談しませんから、相談役に選ばれるというのはあなたの一種の才能でもあるわけですね。
ふーん、へぇ。といって流さない。ちゃんと相手を受け入れることができたり、批判的なことを言ったり話の腰を折ったりしないんだと思います。それに加えて「それって〇〇ってこと?」「じゃぁ、〇〇な場合はどうなの?」といったように、より深い質問をして、話を広げたりすることもあります。
相手からすると、こうやってカウンセラーのごとく深堀りして話を聞いてくれる人はまれなので、とても頼りやすい存在になっていきます。
確かにこれは一つの素質なんですが「病んでるからってみんな私にばかり相談しないで……」という状況になることもよくあるので、気をつけてくださいね。
SNSでも「みんな病んでる?」と気付きやすい」
微妙な異変に気づきやすい人、敏感に変化をキャッチする人は、SNSなどのタイムラインを見ていても「なんか今日、みんな病んでるなぁ」というのを感じることがあると思います。
トゲトゲした言葉を使っている人が多かったり「元気ない」「凹んでる」という旨の投稿が多かったり、出没しない人の数が多くてタイムラインが閑散としていたりすることにも気づきます。
でも「あ、みんな病んでるな」と気付けるのはけっこういい客観性をもっている証拠です。みんなのネガティブなものを敏感に受け取るのに「自分のせいかも?」「自分だけなんか浮いてるかも?」といように「自分を下げるセンサー」として使ってしまうことも多いんですよね。他者の影響を受けて、乗っ取られてしまうんです。
「自分が変なのではなくて、みんなが病んでいるんだ」というメタ認知ができるのはいいことです。
「みんな病んでる」これって当たり前のこと

病んでいる人が周りにいると「自分はどうしてあげたらいいのだろう?」「自分だけ能天気なのも変だよね?」という感じて、動き方や発言を迷ってしまうこともあります。
それに、病んでる人の周りにいると自分まで病んでしまう……という怖さみたいなものもありますよね。
でも「病んでる」ことって、そんなに特別なことではありません。最初にもお話したように、自然の影響によって多くの人が心や体の不調期に入っていることも少なくありません。
どんな人でも、心の中に闇やストレス、歪んだ思考をもっています。
でもその「病み」って、誰かからみたら「共感」であり「愛おしさ」です。また他の誰かからみると「うざい」「痛い」もの。
見る人によって、いいも悪いも変わりますし、価値も変わります。「なんかみんな病んでるな、でも人間誰しもそういうときってあるよね」と思えると、そういう敏感さともうまく付き合っていけます。
人がもっている病んだ部分、偏っていて歪んだ部分こそが「人間らしさ」「持ち味」なんです。メンタルの病気だって、レベルがちょっと深くなりすぎただけで根本的にはその人らしさでしかありません。人生の汚点でもなければ、欠点でもないと私は考えています。
「私はいつも幸せだし、誰のことも嫌いだと思わないし、何にも腹を立てず、何かに依存したり妬んだりすることもなく常に正直で潔白に生きています」という人を見ても、私は絶対に嘘だと思うし、全然おもしろくないのでとくべつその人に魅力を感じませんね。
でも、そういう人に今まで一度も会ったことはないし、みんな心のどこかの摩擦を隠しながら生きているんだなと思わされるようなことばかりです。
「なんかみんな病んでるぁ~」と思ったらそっとひとりになって自分を守ってもいいし、助けてあげたい人のことは助けてもいいと思います。世の中はそういうリズムみたいなものがあっても全然おかしくないし、それを察知できるあなたはとっても優れた感受性をもっているので、変に気にしすぎずうまく交わしていけるといいですね。/Kandouya編集部