webライターの仕事を始めたけど、書き方に自信がない方へ
webメディアやブログなど、様々な文章を書くwebライター。最初の慣れないうちは、何をどう書いていいか迷ったり、クライアントさんの要望に上手に応えることが難しいと感じることってありますよね。
今回は初心者の方に向けて、簡単ですぐ実践できる文章の書き方やコツをご紹介していきます。今後書き方につまづいた時や、修正依頼でショックを受けた時などに活用してみてください。
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導入文に迷った時の簡単なポイント
クラウドソーシングなどで仕事をしていると、「構成はこちらが用意します」と言われることも多いでしょう。その方が初心者のライターさんにとっては取り組みやすいですよね。
しかし、構成とはいわゆる「見出し」のこと。この記事で言うと上記の「導入文に迷ったら、~」の部分ですね。ライティングはまず上から順番に書くことが多いと思いますが、最初に迷ってしまうのが導入文!
多くの場合「導入文は読者さんを惹きつけるために大事なので、しっかり書いてください」なんて指示が飛ぶでしょう。導入は確かに大事なのですが、文章の始まり~まとめまでの流れを見た時に違和感のないよう、結ばれている必要があります。
文章はすっきり、短めを意識しておこう
簡単で伝わりやすい文章にするには、一文をなるべく短くすることです。クライアントさんも、今ではスマホファーストなこともあり改行やシンプルさを求める傾向があります。
たとえば、挨拶を書かなければいけないということにしましょう。相手に伝わりやすく、読みやすい文章を書くためには、短めにしながら余計なつなぎ言葉を使わないのがポイントです。
悪い例
少しwebライターの文章の書き方、というところから逸れたように思うかもしれませんが、基本は同じです。メディアでのライティングでも、一文を適度に切ってわかりやすくしていきましょう。
「短いことが物足りない」のではなく「整理されている」という印象になります。
「、」の位置に気をつけて書こう。
まだ文章を書きなれていない頃や、仕事にはしていないけど自由な日記や投稿はしたことがあるという方に多いのが、句読点の位置を間違えてしまうということです。
慣れているライターさんやブロガーさんでも、この点の位置を工夫されています。おそらく、修正依頼が入りやすい初心者さんの記事でもよく見られるちょっとしたミスですね。
「客観的に書く」って?ですます調のキレイな書き方
基本的なライティングは、「○○です。」「○○ます。」というですます調になるでしょう。そこにプラスして「客観的に書いてください」と言われることが多いのではないでしょうか。
特にwebメディアでは主観(私がどう思ったか、感じたかなど)で書く文章を嫌います。ここでは分かりやすく恋愛をテーマとして「客観的に書く」の例を出してみますね。
主観的な文章
「漢字のひらき」を適度に加えよう
webライターの仕事は、文章を読む人がスマホやパソコンで文字を見た時の印象を良くすることも含まれます。難しい漢字が立て続けに詰まっていると読みづらく、読む気が失せてしまうのです。
そこで、ライティングの際に一度「ひらがなに変えた方が見やすい、読みやすい」と思う漢字を探してみましょう。この工夫のことを「漢字のひらき」と言います。
これでも構わないですが…
「自分が読者だったら」と考える力が書く力になる
すぐにできる書き方のコツなどを見てきましたが、文章において大事なのはここです。
webライターとして仕事をし始めると、「読者想定」「ニーズに応える」なんて言葉も耳にすると思います。どんなジャンルの記事で、どんな人に向かって書くかにもよりますが、自分が読者ならどういう記事が読みたいかを考えること。
たとえば心が苦しいのをなんとかしたくて検索をかけたのに、上から目線できつく正論を叩きつけられても、読みたくないと思うのではないでしょうか。逆にはっきりと購入したいものがあって情報を知りたいのに、関係ない雑談など読む気になりません。
このように、少し難しいかもしれませんが、読み手が納得してくれる文章の書き方を掴んでいきましょう。そのためには、なによりも想像力を働かせ、情報収集をきっちりすることです。
どんなライターでも、最初はうまくいきません。書きながら、少しずつ読者のニーズに応える書き方をマスターしていけばいいですよ。多少不器用でも、誠実にまじめに記事と向き合う姿勢こそ、クライアントの評価につながります。
まだまだ需要のあるwebライター。書き方を覚えていい記事を書こう!
この記事では「構成なし」で「書き方だけ知りたい」という初心者さんに向けて書かせていただきました。
最後に大事なことを振り返りましょう。
- 導入に迷ったら、型にはめて書いても大丈夫。
- 文章の一文はなるべく短めにしてすっきりとまとめよう。
- 「、」を打ちすぎず自然な流れを作ろう。
- webライティングの基本は「客観的」な「ですます調」
- むずかしい漢字はほどよく開いて読みやすさアップ!
- 読み手の気持ちを読み取ることで書き方が身についてきます。
webライターの仕事は慣れればスムーズに書けるようになっていくので、安心してくださいね。最初のうちは修正依頼もたくさん来て落ち込むかもしれません。でも、必ず技術は向上します。ライターを目指す人や始めたばかりの方が、少しでも「頑張ってみよう!」と思えるひとかけらになれたなら嬉しいです。/kandouya編集部
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