ずっと言葉を書き続けるのは、かなり大変な作業

webライターと言われてもピンとこない人はまだまだいるでありましょう。
筆者は田舎者ですが、どこへ行っても「うぇ?うぇぶらいたー?は?ほえ?」と言われます。
それはいいにしても、家でも仕事ができて、パソコンをカチャカチャしているだけで仕事できるなんて楽そう!というイメージを持つ人もまだまだ少なくないはずです。いやー、悲しいですねえ。実際は全然楽ではないですから…
(いや、一部の凄い人だと、今日も書けるぜweeeeeeeeeeeiiiii!となる人もいます。すごい)
今回はwebライターさん向けて、病んだらこれを読んでくれよい!と思うことを書いてみます!
ココが辛いよ!webライター: 「書きたくねえええ」の波

「これだからフリーランスは甘いぜ!」とでも言われてしまいそうですが、違うんです。本当に辛いのです。本当は頑張りたいし、ぽんぽんぽんぽん記事を書いて納品したいし、クライアントさんの信頼だって守りたい!
でもできないときはマジで書けない……..
わかってるのよう!わかってるのよう!それでも「で・き・な・い・の~~!」
こんなときってありませんか?笑
ちょっとアドバイス
ちゃんと寝てますか?肩と首、ガチガチに凝ってませんか?まずは健康管理を見直して(すごい普通のこと言う)。クリエイターは睡眠がとても大事です。寝ていないとうまく頭は回りませんし、メンタルにきます。
そして行き詰まった時は、とりあえず200文字書くこと。ブログでも他の記事でもなんでもいいので、200文字書いてみて下さい。
案外200文字ほど書いてみるとその先が浮かんでくるものです。そして100%を目指さずに30%でもいいので書いてみる。
それができたら、一息ついて、はい、ごはん食べる。コーヒー飲む。夕方には一本できているはずです。焦らない焦らない。大丈夫です。それでもパソコンに座っただけで「チーン….」となるなら、今日は眠り倒すかお休みしましょう。
いやいや、明日締め切りやねんって人
なにやってんだよおおおお!笑 こればかりはどうしようもないですね。
ただどうしても無理そうなら、事前に言っておくことは本当に大切です。なんとかしようと頑張って結果むりだったとき、あなたがどんなに必死だったとしても、クライアントさんは「言ってくれよ~」と思うのですね。
意外となんとかなると頑張っていて、事前に伝えられずに気まずい思いをする人って多いんじゃないかと思います。
理由は簡単!「webライターのくせに納期守らないとか大したことねえヤツだな!ケッ!」と思われるのが怖いからです。
でもね、確かにその通りかもしれませんが、体調不良は誰にでもあります。
ですので前もって正直に嘘を言わないという姿勢を見せることで、納期を数日ずらしたり少し待ってもらったりできます。クライアントさんにとってはきちんと言ってくれるかどうか、ここが大事ですからね。
ココが辛いよ!webライター:校正・編集さんがこわすぎる

※ちょっとオーバーに書いていますがご了承ください。↑
文章を校正してくれる人、検品してくれる人、編集してくれる人、ライターにとって必要不可欠な存在です。
しかし、時々はそのやりとりで思いきり凹まされたり、何度修正してもOKがもらえなくて心が折れてしまう方もいると思います。
わかっていても自分を責めすぎたり、どう伝えればいいのか、そもそも伝わるのかと考えてしまうのではないでしょうか?
その恐怖のループに入り込むと、何をやっても自信がなくなってしまい、執筆そのもの、納品することが怖くなってしまいますよね。
ちょっとアドバイス
筆者はライターですが、編集や校正もしているのでどちらの気持ちも分かるのです。
まず文章だけのやりとりは、どんな人としていても普通の3倍きつく見えることを常に頭にいれておきましょう。
少しの言葉のやりとりでも高圧的に見えたり、サバサバしている人だと余計に怖く見えるというのは普通のことだと言えるレベルなんですね。
そのうえで、あまりにもキツイ言葉使いをしている方がいるなら、それは「その人の性格」です。
つまりライターだけが悪いのではないということ。チェックする側の人や手を加える側の人は、優しいだけでは務まりません。
ですが、言い過ぎはNGだと私は思います。
結果的にそのライターさんのやる気を削いでしまい、良いところを引き出せないのは、添削側の責任でもあるのでは?と感じます。
しかし編集側はとても大変な仕事!
正直ですが、編集や校正、検品の仕事はとても大変です。責任感としても、そこで公開できるレベルに確実に持って行かなくてはならないというのもありますので。
できればライターさんには一定のクオリティのところまでは到達した上で納品して欲しい…という思いもあります。一つ一つ書き直していたらキリがないんですね。
「なんのために執筆の依頼してるかわからへんyan!」みたいな心境にもなるのだと思います。
しかし、その日の多忙具合、イライラ具合によって「できていないライターさんが余計目につく」というのもあると思うんですね。これはライターのせいでしょうか?違うと思います。
確かに膨大な数を検品したりするのは、骨の折れる作業でもあります。「早く終わらせたい」と思うのは当然です。
究極に追い込まれると、マジでピリピリしてしまうこともあるでしょう。そういった編集側の大変さも、ライターがわかっておくともっといいのではと思いますが、どうしても意見の食い違いがあるなら、落ち着いて仕事があっているか見直すのもいいかも。
あ、うち来ます?なんちゃって。
これを読んでくださっている編集・校正者さま。ライター(特に新人さん)は、あなたたちのことを基本的に「自分より上の人」と思い、尊敬しているのです。だからこそあまりに強く言われるとかなり凹みます。どうか忙しいとは思いますが、言葉やわらかく伝えてあげてもらえたらと思います。
ココが辛いよ!webライター:家事、育児との両立

昨今ではママをしながらwebライターをしている人はたくさんいます。むしろその方が多かったりするんじゃないの?と思えてしまうくらいです。
育児サイトで活躍中のママさんもいますし、ママでさらにパート+副業ライターなんて人も!
言葉では簡単にそう言っても、現実はすごく大変なことなんですよね。「常に何かに追われている」「追い込まれている」というプレッシャーは計り知れません…
だから時々は病んだりするし、子供は可愛いけれど「お~!早く寝てちょんまげ!」と心では泣いていたりします。
ちょっとアドバイス:あなたは偉い!
先に一言だけ言わせてください。あなたは偉いです。「どうしてうまくスケジュール管理できないんだろう」「私って要領が悪い…」なんて思っていませんか?
いやいや、そんな簡単にはできませんよ。心からそう思います。ママの仕事は絶え間なく続いているからです。朝食を用意して洗い物をし、子供を送り旦那さんを見送り、掃除してパートに行って、買い物をして帰ってきて洗濯して、ライティングしているんですよ?
そのあとは夕食を作り片付けをし、子供の準備を手伝い、お風呂にゆっくり入ってもいないのでは?
それで「あなたは要領が悪いからライティングが進まない」なんて誰が言えました?笑
お子さんのためにも、自分を労わってくださいね
頑張り過ぎは絶対にだめです。体を壊します。そしてライティングもしんどくなるんです。
「ちょっとでも収入の足しに」と頑張るお母さん、その気持ちはすごく分かります。でも、頑張り過ぎはだめですよ。
心が落ち着けば、少しの隙間にでもライティングはできるものなのです。しかし、自分を追い込みすぎてしまうから、できるものもできないし、気づけばもうこんな時間なのー!?ということの繰り返しになってしまうのですね。
たいしたアドバイスでもなんでもありませんが、今のままでもあなたは偉い、それを忘れないでくださいね。
webライター、辛いことも多いけど一人じゃないよ!

ちょっと暴走気味にwebライターのつらみを書いてみました。
ライター、校正、編集、運営….しんどいことは、どの分野にもある、それは当たり前の話ですよね。プロなんだったら、当たり前にクオリティを出せ、効率よく仕事しろ、名前で売れるぐらいになれ。そんな正論は、分かっているのだと思います。
しかし!いくらネット上のやりとりとはいえ、人と人。その向こうにいるのは人間同士のやりとりです。
お互い気持ちよく仕事がしたい、ポテンシャルの高い人が志半ばで嫌になってやめてしまうのを防ぎたい、時には不調なときがあっても認め合える環境があればと切実に感じる日々です。
私もまだまだ偉そうに言えるほどの人間ではありませんが、少しでも気が楽になってくれたらいいなと思いながら締めたいと思います。お互い頑張りましょうね!